クアナの宴1 Pシリーズ3
Pシリーズの第3弾は、クァナの話。
でも、このキンドル版のPシリーズは、お話の基本になる長編である「夢の果て」が入ってないんですよねぇ。
あっちを先に読んでから読むと、ものすごく「おおそうだったのか!」というのが感じられてよいのです。もちろん、これはこれで、単品で楽しめるようにはなっているのですけどね。
キンドルにPシリーズの全部が集まってくるかと期待していたのですが、無理かなぁ…。
好きなマンガ家のタイプは、2種類あって、本当にストーリーやマンガそのものに感心してしまうタイプと雰囲気が好きなタイプがあるのだと思います。
まあ、たまにというか、作品によっては、それが両立しているものもあるのですが。
で、北原文野は、どっちかというと、ストーリーに感心するというよりも、雰囲気が好きなタイプだと思います。
実際、このマンガ自体も、たいしたエピソードがあったり、盛り上がったりするわけではありません。
でも、わたし的には好きだし、おもしろいし、続いてほしいなぁと思います。
このあたりは、「Pシリーズ」が、いろいろな雑誌を転々としながらも、ずっと続いているシリーズだという魅力もあるのかも。
あと、この人、題名つけるのが、うまい。
今回の「瞳に映るは銀の月」も、いい題名だと思います。
「月は銀の帆船(ふね)」とか、「夜は歌うさざなみ」とか、思わず手に取りたくなります。