図解 吸血鬼 F-Files6
「BLOOD+」を現在読んでおりますが、これ、元になる「BLOOD」というのがあったようですねぇ。
吸血鬼は、けっこういろんな所で活躍していますねぇ。復活能力というか、死なない(もう死んでるともいいますが)というのが、やっぱりかなりボスキャラに相応しいのだと思います。
これは、「美夕」まで載ってて、楽しめました。半村良とかは、載せてもよかったのに…まあ、なにを削っても、こういう風にはいわれてしまうんでしょうけどね。
いや、このタイトルは、いろんな意味でおこられるかも。
えーと、ハジ、コミックの「BLOOD+」の方では、眠たそうな人ですが、けっこうアクションしていて、「男」な感じしますよ。まあ、眠たそうなのは変わってないかも……。
「BLOOD+」の外伝で、沖縄でサヤとハジが出会う直前ぐらいのお話の様です。
しかし、これを読んでも、ハジが、どうやって生活したり、旅の資金を工面していたのかは、さっぱりわかりません(笑)
もしかすると、「食事」さえちゃんとしてたら、シュバリエもほとんど不老不死な状態なんでしょうか?
今回、シュバリエも、ちゃんと吸血鬼なんだということが判明しました。
普段は、どうやって生活しているんでしょう?
いよいよ、小夜の正体と過去があきらかに。
わりと、今までの吸血鬼ヒーローものって、本人の生い立ちについては、あんまり陰惨な感じをさせない路線が多かったと思うのですが、なかなかに、酷い過去です。
小夜とハジの関係とかは、これはもう、もろに「吸血姫美夕」あたりをどうしても、イメージしてしまうのですが。
しかし、サヤとディーヴァ。
多分、本質的な違いというのはなくて、育ち方が違っただけという感じなんでしょうね。
ましてや、ハジが、小夜にひと目ぼれしたのなら、もしディーヴァに先にあっていたら……とか思ってしまいます。
そのあたりのやり切れなさは、今までの吸血鬼ヒーローものとは、ちょっと違ったものになっています。
この物語が、この生すらも肯定して終われたとしたら、ものすごい名作になるかもしれません。