降魔伝手天童子4
ということで、如月さんのところの1人娘登場(笑)
いやぁ、愛ちゃんというのか。ふさわしい名だ。
あの人は、「愛の戦士」だから。
なんか、こういうところが、いい感じに永井豪っぽいです。
まあ、若干、角生えてるのが気になりますが……。
ということで、如月さんのところの1人娘登場(笑)
いやぁ、愛ちゃんというのか。ふさわしい名だ。
あの人は、「愛の戦士」だから。
なんか、こういうところが、いい感じに永井豪っぽいです。
まあ、若干、角生えてるのが気になりますが……。
好きなマンガ家のタイプは、2種類あって、本当にストーリーやマンガそのものに感心してしまうタイプと雰囲気が好きなタイプがあるのだと思います。
まあ、たまにというか、作品によっては、それが両立しているものもあるのですが。
で、北原文野は、どっちかというと、ストーリーに感心するというよりも、雰囲気が好きなタイプだと思います。
実際、このマンガ自体も、たいしたエピソードがあったり、盛り上がったりするわけではありません。
でも、わたし的には好きだし、おもしろいし、続いてほしいなぁと思います。
このあたりは、「Pシリーズ」が、いろいろな雑誌を転々としながらも、ずっと続いているシリーズだという魅力もあるのかも。
あと、この人、題名つけるのが、うまい。
今回の「瞳に映るは銀の月」も、いい題名だと思います。
「月は銀の帆船(ふね)」とか、「夜は歌うさざなみ」とか、思わず手に取りたくなります。
いやあ、いろんなバトルがあるなぁと。
本当に、少女マンガかい!
百人一首をネタにしてバトルには、爆笑してしまいました。
強さ=ワガママさ
この公式は、けっこう正しいかも。
「現にここには、お前と俺がいる」
「いると錯覚しているのかもしれない」
なんか、最後に哲学的になってきました。
でも、こうやってここに収束させていくことによって、この「魔獣戦線」だけではなくて、「ゲッターロボ」シリーズや、「虚無戦記」など、過剰な暴力と進化が描かれ続けてきた石川賢作品そのものの結論が出た気がします。
というか、なんとなく「虚無戦記」に、繋がっちゃったかなという印象をうけたのですが。
で、やっぱり、テーマ自体の結論が出ても、ストーリー自体の結論は出ずに、もう、盛り上がったところでぶちギレ(笑)
いや、
「もう、まんぞくじゃ~」
という声が、聞こえてきそうな感じです。
うーむ。でも、やっぱり、広がっていくときのおもしろさが、石川マンガのすごさなので、この終わり方は、正解なのかもしれない。
なんか、ストーリーで結論を出すと、どうしても、小さくきれいにまとまった感じになってしまうと思います。