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むかし・あけぼの 上 小説枕草子

「鬼の女房」でも書かれていた清少納言と則光。やっぱり、いいわぁ。
そして、「清少納言と申します」のなぎ子とも重なります。それは、この清少納言の圧倒的な陽性ですねぇ。
いや、イヤなところはないとか、理想の人とかではないんですよ。でも、この人といれぱ、絶対に楽しいわという感じがあって好きです。
則光との関係も、まあ、そのへんのおっちゃんとおばちゃんといってしまえばそうなのですが、それが大層、愛おしく感じます。
まあ、宮中のいろいろなできごとよりも、こっちの話の方が好きかな。

私は草子に、則光の「かわいげ」を書きとどめるだろう。
と思った直後の
書いてやるもんか!
までの一連の流れとかは、もう本当に落語としか思えない。爆笑しました。それでいて、そうよねぇとも思うし、そして、嫌味でないのです。

なんだろうな、この気持ちよさは。
まあ、世相というか、時代の趨勢は移り変わっていって、だんだん悲しいことが起きてくるのですが、それでも、まっすぐ前を見ている感じがあります。

源氏物語はなよなよっと男も女も一向にすっくりしないところに情緒があっておもしろいのですが、清少納言の物語は、あっさり、そして、すっきり、くっきりといろんなものを見せてくれるところがあるのだと思います。

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清少納言と申します9

おもしろいので、8巻終わってから一気に9巻も読んでしまいました。
最後、こうきたのは、ちょっと予想外でしたが……まあ、でも確かにそのルートは示されてた。でもでも、定子さまが〇〇〇になるという話は、メチャクチャ痺れた。

それは、アリ(笑)

全然、見てないのですが、ちょっとねぇさんの見ている「光君へ」が切れ切れに聞こえてきて、

「定子さまに、闇などありません」

という清少納言の言葉が聞こえてきて、もしかしたら、定子の光を書いたのが「枕草子」だったとしたら、定子の闇を書いたのが「源氏物語」だったのかもと、桐壷更衣=定子説を思いついて、興奮しておりました。
けっこう、ない説でもないみたいですねぇ(それでも、珍説みたいですが)。

文系の勉強が役に立つかどうかが時々論争になったりしているのですが、このおもしろさだけで、アリだと思いませんか。
その説が正しかろうが正しくなかろうが、こんな面白く素敵な娯楽が、世の中からなくなってしまうのは、やっぱり、損失だと思います。

まあ、陰謀論的ないいがかりとも言えるのかもしれないけれどね。でも、そういうミームをまき散らしていくのは、なんとも楽しいです。

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清少納言と申します8

ラストに向かって怒濤の展開です。
あと1巻。

めちゃくゃ面白くて、2024年のベストといってもいいかもしれない。
いや、このマンガ読んでこの感想書いたときは、まだ、2024年だったのですよ。

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清少納言と申します7

読み始めたとき、もう完結しているマンガだとばかり思っていましたが、割と最近完結したのですね。
そして、全9巻で終わるようです。

うーん、このお話に悲劇は似合わないのだが、どうしたってこの先、悲劇になっていくよなぁと思ったり、光子さん好きと思ったり、とにかく先が気になって楽しいです。

そして、「むかし・あけぼの」も読むぞ。久しぶりに、その世界が、物語の外側に広がっていくのを楽しみにさせてくれるマンガです。
こういうのは、歴史物ならでは(あと、クトゥルー神話とか)ですねぇ。

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清少納言と申します6

いよいよ、なぎこも宮中で定子に仕えることに。ということで、「枕草子」らしくなってきました。

同じことが書かれていても、「はなとゆめ」の清少納言よりもこっちのなぎこの方が、ものすごくしっくりくるわと思ってしまう。

田辺聖子の「鬼の女房」の清少納言は、もうほんとうにかすかにしか覚えていないのですが、多分、こっちに近かった気がします。

今読んでいる荻原 規子の「宇治の結び」が終わったら、田辺 聖子の「むかし・あけぼの」を読む予定をしています。
楽しみ。