北原文野,読書オフィス漫,クアナの宴,北原 文野,,Pシリーズ

クアナの宴1 Pシリーズ3

Pシリーズの第3弾は、クァナの話。
でも、このキンドル版のPシリーズは、お話の基本になる長編である「夢の果て」が入ってないんですよねぇ。
あっちを先に読んでから読むと、ものすごく「おおそうだったのか!」というのが感じられてよいのです。もちろん、これはこれで、単品で楽しめるようにはなっているのですけどね。

キンドルにPシリーズの全部が集まってくるかと期待していたのですが、無理かなぁ…。

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あてどない夜 Pシリーズ2

Pシリーズ2巻目。
トゥリオとアリステアの四部作が全部入っています。

さくさくと、全PシリーズがKinddleに集まるのかと思っていたのですが、なかなかそうはいかない様です。

このシリーズって、ほんとうにいろいろなシリーズを読むことで、ジワジワきて、よく出来てるなぁと思うので、どこかで、まとまって出して欲しいです。

うーん、1番大事な「夢の果て」が、来てないですねぇ。

電子出版は、ハードル低い……わけでもないのかなぁ。

北原文野,読書オフィス漫,北原 文野,,L6,Pシリーズ

L6 外を夢見て Pシリーズ1

Pシリーズも、長いこと読んでいるなぁと思います。
多分、最初の「夢の果て」を読み始めは中学生か高校生ぐらいのときだと思います。

これ、どこかで同人誌分までふくめてまとめてくれないかなぁと思っているんですけどね。電子ブックで全部出ないかなぁ。

これのおもしろいところは、超能力ものといいながら、超能力あんまり役に立っていないところです。
派手なドンパチとかがない、なんというかひたすら地味なシリーズです。

でも、そこがいいのです。

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銀河鉄道の夜 コミック版

北原 文野版「銀河鉄道の夜」です。

こうやって、何回も、読んだり、いろいろな人のかきなおしを読むと、宮沢 賢治が、あえてかかなかったものや、時間がなくてかけなかったもの、かいてからけしていったものについて、いろいろ考えることがでてきます。

ものすごくストレートなメッセージを持っていて、でも、それを押しつけにならないように、ならないようにと、暗喩で包んでいく。
その過程が、少しずつ見えてくる気がするのです。

何回読んでも、不思議な話です。

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グッバイ万智子

昔、「風の名はアムネジア」とか、「インベーダーサマー」を読んだ時は、メチャクチャはまった記憶があります。

で、そのテイストを持ったお話。しかも、元々は、コバルト文庫(イラストは、めるへんめーかー!!)に収録されていた物語ということで、かなり期待して読んだのですが……。

今まで読んだ菊地 秀行の物語のなかで、1番ひどい出来だと思ったのは、「夢幻戦記レダ」でした。
そこまで酷くはないのですが……なんか、のらない。

まあ、この本のイラスト描いている北原 文野は大好きです。でも、銃とか、自動車とかをこの人に描かすなよという気は少しします。(めるへんめーかーの銃とか、自動車というのも、ちょっとこわい気がしますが)
もちろん、イラストの問題だけではなくて、

「僕は君と呼んで下さい。」

というところとか、なんか、楽しめないんですよねぇ。

万智子の正体まではさすがにわからなかったけど、けっこう、少年の正体とか、万智子の力の理由とかが説明されていて、そのあたりもけっこう安易だなぁと思ったりしました。
けっこう、今までの作品だと匂わすだけで、ストレートには書かなかった思ったのだが…。

うーん、自分が年をとって、こういう話の展開について行けなくなっているのかなぁ。