未来冒険チャンネル5 3
3巻目、出たーーー!!
まあ、2015年に出てるんですけどね。
ほんとうは、2011年に出る予定だったんだから、よくでたなぁと思います。
まあすっかり、どんなストーリーだったのかは忘れてしまっているという問題はあるのですが。
えーと、コレって多分、グリーン編が終わっただけな感じですよねぇ。それでも、ちゃんと書き下ろして、キリのいいところまでかききったので、良し。
そのうち、読み返そう。
最終的には、星 光にすべてが集まっていく感じです。
その時に、闇をどう受け入れるのかというのが、テーマ的なものになっていくのかなぁ……。
ジャンとドクター高松がでてきました。でも、「南国少年パプワ」から、どうつながっているのかは、謎。
別キャラと思った方がよさそうな感じじゃないかなぁ。
ヒーロー戦隊の名前が、メンバーの名前をあわせただけ。すげぇセンスだ。一周して、ちょっと、かっこいいかも。
主人公メカなはずの宇宙船ノアが、めっちゃダサい。昆虫?
そして、重すぎるぐらい重い設定……。
いろいろあるんだけれど、熱くて、魅力的なお話なのは確かだと思います。なんか、途中で終わっていたのを今回、完結させるそうな……。かき下ろし??大丈夫か?
今、ウィキペディアを見てたら、「南国少年パプワくん」の続編とか…マジですか?そんな感じは、いっさいしないです。
「天の華・地の風」ラストです。
最後は、死せる孔明が生ける仲達をはしらせるところまで。
まあ、今まで散々してきたことを思えば……ふさわしいラストといえるでしょうねぇ。それが、誤解から来ているというのが、なんともこのお話の悲劇的なところではあります。
おまけとして、番外編が2つ。
「死者たちの昏き迷宮」は、まあ、おまけみたいな感じ。孔明の贖罪の物語なので、まあ、これがあるとそれなりにハッピーエンドなのかなぁ。でも、今までの話と一緒にして語れるものではないですね。
「桃始笑」は、この物語のはじまりのお話。
これは、本編の1番最初にもってきてほしかったなぁと思います。
まあ、これをかいた時点では、まったくこの先はなかったんだろうなぁと思いますが。だから、多少矛盾がありますが、お話全体として、そんな矛盾は、それほど気にならないと思うのです。
しかし、「三国志」の物語史上もっとも美しい孔明だったと思いますが、それがも、もっとも欠点のない完璧な孔明ではなくて、けっこう、本当にボロボロな孔明だったところが、このお話の良かったところだなぁと思います。
今でも不思議に思うのが、理科準備室の奥のホルマリン漬け。それから、剥製。
小学校、中学校、高校、それどころか、いろんな学校、どの学校にいってもあるのですが、アレ、利用されているところ見たことあるか?
少なくとも、わたしは、あれを使って授業を受けたことはないな。
それなのに、けっこう新築の学校の理科室にもあるんですよ。
金の無駄……というか、なんのためにあるのか謎だ。理科準備室、おもしろいものがいっぱいあるから、悪ガキが入り込まないように守り神としてあるんだろうか?
今回のお話は、そんな標本と小山田 いくのお得意のホラーがあわさったお話です。
主人公が、はじめの頃は、超常現象をあんまり信じていないのに、後半は、ちょっと信じているみたいで、そのへんにブレを感じました。