私たちは繁殖している14
彼氏は、ましになっているらしい。変えるたびに。
うんまあ、大事なものが、自分の見栄から子どもたちの生活に移ってきたからかなぁと。
ネズミ、怖い。
完全に、路線変更のような……と思ったら、本当にそうだったのね。
まあ、こっちの路線の方が、おもしろいか?
蝶自身が、いったいなんだったのかというのは、理屈ではなくて、よくわからないままでした。
コマコちゃんは、割とかわいく描かれているけど、実は夫の人の顔とそっくりとか、なんとなく悪意がいろいろ埋め込まれている作品ですよね。
蝶自身よりも、その作者の悪意の方が、こわかったりして。
二重人格っぽい話なのかなぁと思うのですが、ホラーってかいてあるから、そうでもないのかも。
内田 春菊の小説で、似たようなのがあった気がします。
マンガにならなかった小ネタ集みたいな小説ですね。
わたしは、女ではないので、これがリアルなのかどうかはわかりません。
ただ、ここでかかれている執着も、内田 春菊にとっては、さめちゃえば、どうでもいいような感情になってしまうんだろうなということは、なんとなく想像できる。
愛してるから尽くすのよ。それが、喜び。
↓
増長する。
↓
嫌悪。
という流れは、どうしても、わたしには見えてしまう。
まあ、これは、最近の偏見かもしれないけれど。
なんか、4巻だけが抜けていることが判明。購入しました。
子どもは、たくましいなと思います。
そして、母親に嫌われることは、本能的に避けている様子……。
そのあたりは、若干なぁ。
まあ、どこの子でも、そうか?