永遠への飛翔 グイン・サーガ94
謎がだいぶんとけてきたという感じですね。
うむ。やっぱりヒロイック・ファンタジーというのは、SFに向かっていくのか。
謎がだいぶんとけてきたという感じですね。
うむ。やっぱりヒロイック・ファンタジーというのは、SFに向かっていくのか。
これが、アシモフの未来史のなかで人類が宇宙に広がるきっかけになったのかなぁと思います。
ところで、今回の「ミクロの決死圏」は、前作と比べると、ちょっと「うーむ」なところがあります。
それは、あんまりミクロになる意味がなかったような気が……。
まあ、はじめっから、医療目的で体に潜ったわけではないので、シャピーロフがああなっちゃったのは、しかたないと思います。
でも、ストーリーをすすめるための原動力も、全部、シャピーロフとは、結局関係なくて、実は、ミクロ化して体内に入らなくても結果的にはよかったものばっかりだった気がします。
まあ、科学の発展というのは、えてしてそういうものかもしれませんが、ちょっと騙されたような気がします。
まあ、最後のオチは、けっこう好きで、クスッと笑ってしまいましたか。
翻訳の題名だけではなくて、ちゃっと原題も前と同じだったのですね。
でも、これ作品、原題と訳題が、ちょっとかけはなれすぎてないかい?
米ソの対立がなくなってしまった現在ですが、やっぱりおもしろいですね。
パロディは、元ネタをしらないと、やっぱりおもしろくないと思います。
その意味で、わたしは、このマンガは語る資格がないかも。
この巻の登場人物は、なんと4人!!
しかも、むさいおっさんばかりでした。
あっ、オバケもいちおう登場していることになるのかな。