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王国の鍵6

「王国の鍵」最終巻です。
前巻で、折り返し地点かなと思ったら、一気に最終巻、一気に展開してビックリです。

最後は、怪獣大決戦に(笑)

少しの悲しみや、苦みをかかえながらの終幕というのは、「指輪物語」から続くファンタジーの王道です。

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指輪物語5 王の帰還 上

とうとう、第3部まで来ました。
1巻を読み終えたのが去年の8月ですから、結局1年以上かかって、ここまでたどり着いたということですねぇ。

この巻は、派手なシーンも多くて、大好きな、「王様の手は癒しの手」のエピソードもあって(ロードにクラスチェンジですねぇ)、楽しめました。

さて、いよいよフィナーレ。
最終巻は、今年中に読み終えられるのでしょうか?

……あっ、別冊があった?

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キングアーサー

「アーサー王伝説」ですよ。あなた!
ということで、「キングアーサー」見に行きました。

「アーサー王伝説」というのは、今の騎士の出てくる中世ファンタジーの原型になったようなお話です。

聖剣エクスカリバーや、騎士ランスロット、魔法使いのマーリンなんていう名前は、ファンタジー好きでなくても、きっとどこかで、聞いたことがあるはずです。

イングランドの物語で、もとはいくつもあった短い伝承をいろいろと寄せ集めてつくったものなのだとそうです。

とても、魅力的な話ですので、たくさんの作家が、このアーサー王伝説をベースにした小説を書いています。

マリオン・ジマー・ブラットリーの「アヴァロンの霧」シリーズも、そんなアーサー王伝説に材を取った作品の1つです。
わたしは、大学時代に、このシリーズを読んで、大変、ショックをうけてしまって、それ以来、アーサー王伝説と聞くと、ちょっと気になる人になってしまったのです。

ただし、この「アヴァロンの霧」は、とても長いお話で(全4巻です。「異教の女王」、「宗主の妃」、「牡鹿王」、「円卓の騎士」)、しかも、元の伝説からすると、かなり独自の解釈のされているものでした。

最初に、独特の解釈をしている、しかも強烈におもしろい話を読むとどうなるか?
なんと、それが、どうしても自分にとっては、真実の物語になって、後から読む正式なお話は、その亜流にしか見えない(笑)

ということで、まあ、この「キング・アーサー」も、そんな亜流の1つかなということで、興味があったわけです。

「アヴァロンの霧」は、とても、ファンタジーよりのお話です。
近頃は、「指輪物語」……じゃなくて、「ロード・オブ・ザ・リング」なんてのも映画化されたりしていますので、あんまり知識なく、そんな感じなのかなぁと思って見に行きました。

ポスターには、二刀流のランスロットや、弓をもつグネヴィア。うーむ。
「アーサー王伝説」では、グネヴィアは、アーサーのお妃で、騎士のなかの騎士ランスロットとの道ならぬ恋に悩む人です。
イメージとしては、ヘナヘナっていう感じの女の人です。
わたしのなかでは、なにかショックなことがあると、ヒュー、バッタンてな音を立てて気絶しているような人です。
それが、弓矢?

まあ、ランスロットの二刀流はなんとなくわかる気がしますが、グネヴィアの弓矢は、ちょっと、危険な香りがします(笑)

ということで、心配しながら見だした映画ですが、すごく楽しかったです。

ファンタジー色は、すごく少なくて、その部分、それを期待していったわたしにとっては、ちょっと違ったおもしろさでした。

伝説になる前の真実のアーサー王は、きっとこんな感じだったのだろうなぁと思わせるものがありました。

ローマ教会の命令で、アーサー王と円卓の騎士たちは、辺境の最前線の砦を守っています。
でも、その兵役の期間も、いよいよ終了。
騎士たちは、それぞれの故郷に戻って、自由な暮らしをはじめようとしています。

でも、その期待で胸をふくらませている彼らに、「最後のミッション」として、ローマ教会から、非情な命令がくだります。
自らの古い信仰をすてない彼らなど、ローマ教会にとっては、しょせん便利な「異教徒」にすぎなかったわけです。

こう、ローマからの最後の命令をみんなに伝えなければならなかったときのアーサーの苦悩とか、なんだかんだ言いながら、アーサーを見捨ててはいけない騎士たちとか、そういうところは、すごくかっこいいです。

「騎士たちよ(ナイツ)!」

困難に立ち向かうときに、司令官(まだ、王様じゃない)アーサーは、苦痛と、誇りと、信頼とをひっくるめたように、そう呼びかけます。

アーサーの敵は、その地に元々住んでいる蛮族です。
なんと、この蛮族の族長が、マーリンという設定です。はじめ、蛮族の人たち、戦化粧をしていて、すごく顔色がわるいので、てっきり、ゾンビだと思ってしまいました(笑)

そして、北から大進行をかけてくる サクソン人たち。

また、腐ったローマ教会も、味方とは言えません。
「最後のミッション」として行った先の村では、人々は、教会の搾取に苦しみ、異教徒である蛮族は、拷問にかけられていました。
そして、そこで、アーサーは、蛮族の美しい娘を救います。

なんと、それが、グネヴィア。

なんと、グネヴィアは、いいところのお姫様ではなくて、蛮族のお姫様だったのです。

で、脱出。グネヴィアの折られた指を治してあげるアーサー。
蛮族の人たちは、蛮族語をしゃべっていたはずなのに、なぜか、グネヴィアは、アーサーたちと同じ言葉がはなせるという……。

そう、このグネヴィアは、たくましいのです。
折れた指も、次の日ぐらいには、すっかりと直って、ビュンビュン弓を引いています。
かっこいい!!

マーリンは、アーサーのことを敵ながら天晴れと思っていたようです。
ということで、サクソン人たちと、一緒に戦って欲しいと願い出ます。

さて、なんとか、最後のミッションをクリアして、砦に戻った騎士たち。
ローマは、サクソン人の大群が攻めてくると言うことで、砦をすてることを主張します。騎士たちも、もう自由の身です。
あとは、逃げるだけ。

でも、この砦をすててしまったら、今まで、この砦を守るために命をおとしていった多くの騎士たちはうかばれるのか?

この地こそ、我が故郷!
アーサーは、たった1人で、サクソン人の大群と戦うのでありました。

と、以下、すっごいネタバレだと思いますので、映画を見てから読むことをオススメします。

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第7回「ゆうもあゲーム会・大阪」が、2月29日に開催されました。
1月分である第6回が2月のはじめにずれ込んでいたので、気持ち的には、なんだか、遊んでばっかりという感じですね。いい感じだ(笑)
その分、レポートの方が大変なことになっております。
特に、記憶が~。
同じゲームをしているときは、ほかの時の記憶と混ざってしまっているときもあるかもしれませんが、そのあたりは、ゆるゆると読んでください。

2月29日は、めずらしく雨でした。
雨が降ると、みんな家から出にくくなって、お客さんが減っちゃうのかなぁと思えば、全然そんなこともなく、この日はなんと、午前中からけっこうたくさんの人がきてくださっていました。

カード・ラビリンス

今回最初に遊んだゲームは、かるーく「カード・ラビリンス」です。
これは、最近、お気に入りのゲームで、よく遊んでいます。

この前、近くの小学2年生の子どもたちに、「ジュニア・ラビリンス」を教えようと思っていたのですが、1回動かしてみないと動かした後の状態って、なかなかわからないようでした。
だから、もしかしたら、「ジュニアラ・ビリンス」よりも、「カード・ラビリンス」の方が簡単かもしれません。
年齢表示を見ると、「ジュニア・ラビリンス」が5歳から、「カード・ラビリンス」が7歳からになっていて、「カード・ラビリンス」の方が若干難しいということみたいですが……。

まあ、このあたりの年齢表示というのは、けっこう感覚的なものもあるのかなぁと思います。
たしかに、ルール的には、角だけが接するカードができちゃう場合、とってはいけないという例外が発生する「カード・ラビリンス」は、他のラビリンスに比べると若干ルールがシンプルでないといえるかもしれません。
もちろん、子どもたちのこれまでのゲームの経験というのも、けっこう大きな差にもなってきます。
ゲームが作られて、よく遊ばれているドイツと、テレビゲーム大国・日本では、また、経験差というものも、大きいと思います。
あくまで、めやすです。

えーと、今回は、お母さんと、中学年ぐらいの子と、わたしの3人で遊んで、それなりにウケがよかったという記憶があります。
たしか、お母さんからのリクエストで、遊んだんだな。
遊んだ後、

「中学年ぐらいの子どもさんなら、普通の『ラビリンス』も楽しいですよ」

と言うと、

「えっ。これが、ラビリンスとちがうの?」

真の目的は、「ラビリンス」を遊ぶ事だったようです。
ということで、次のゲームは、「マスターラビリンス」でした。1

マスターラビリンス

今度は、お父さんも混ざっての「マスターラビリンス」
わたしも、ちょっと入りたかったのですが、今回はお客さんが多いので、入ってしまうとちょっと他から声がかかったら困るということで断念しました。

最近は、「ラビリンス:指輪物語」なんていうシリーズも出ているようですが、これも、「マスターラビリンス」を元にしているような感じですね。

さて、「マスターラビリンス」ですが、やっぱり、難しそうだなぁというのが、感想ですね。

強い人は、なんだか、自分のコマから宝物までの道が、光って見えてるみたいです。
ある意味、「ハイパーロボット」の道さがしと、けっこう似ているところがあるかもしれません。
訓練もあると思うのですが、わかる人にはわかる。わからない人は、解法を教えられても、「???」となっちゃう気がします。

今回は、お父さんがメチャクチャ道が見える人でした。
そして、道が見えるということは、自分の道をつなげながら、相手の道を妨害できちゃうということみたいです。

圧倒的にお父さんが強かったので、ゲームは、サクサク進んでいきました。

でも、お母さんと子どもは、ちょっと騙されたというか、納得いかない気分だったかも。
難しいという印象をもたれたような気がします。

  1. 普通の「ラビリンス」は、この日の大阪にはなかったようです []

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指輪物語4 二つの塔 下

えーと、だいぶん前に読み終えていたのですが、本が行方不明になっておりました(爆)

以前、学生時代に「指輪物語」を読んだときは、このゴクリの話のあたりが、1番つらかったのを覚えています。
映画で見ると、戦争ばっかりの第2部より、このエピソードがはいる第3部の方が、おもしろく感じました。
二重人格的なゴクリの性格を映画を見るまで理解できていなかったからだと思います。
なんか、独り言をいうシーンとか見ても、ワザとサムに聞かせているのかなぁと思っていたわけですね。

きっと「王の帰還」を読み始めるのは、今年の8月あたりからではないかと思います。