結界師18
昔、1代目の結界師の頃とかは、秘密でもなんでもなかったことだとが時とともに失われてしまったのか、それとも、はじめから、結界師自体がなんらかの大きな組織の1部だったかの。
このあたりが、みえないところですね。じいさん、ばあさんが、いったいどれぐらいのことを知っているのか。彼らと夜行との関係とか。
ゲルダは、それなりにはかわいかったのですが、それでも、魅力は充分ではなく……まして、主人公3人ぐみは……。
「MAR」自体も、そんなに出来のいいお話ではなかったですが……これは、さらに評判を悪くしたな……。
「忘れたくない!」
シロに生まれたたった1つの欲望。
同じコトを繰り返しているようにみえて、人は螺旋の形で少しずつ成長していく。痛みを伴いながら。
「いいひと。」の高橋 しんは、そこにある「辛い現実」や、「きつさ」を知っていながら、主人公一人に全部それをおっかぶせて、読者にすらそれを見せないところがあった。
でも、「きみのカケラ」は、その痛みをできる限りみせようとしている。
そりゃ、青年誌の読者ですら耐えきれなかったこと、少年誌では無理だ……。そう思うけど、それでも、この物語を最後まで読んでいきたいと思わせるそういう物語です。
無事に完結して欲しい。
祈るように思っています。
うむ、元のMARに比べて、キャラの魅力が3割減は、やっぱりキツイか……。