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「おてばん」に、初参加です。

少し、仕事が落ち着いてきましたので、大人のゲーム会にも、積極的に参加できるうちに参加です。

遊んだゲームは、

「貴族の務め」
「サンファン(日本語版)」
「マジェラン」
「イモムシイモムシ」
「シュリレ・シュテレ」
「サンファン(日本語版)」
「ドメモ(ピラミッドカードゲーム)」

ということで、「サンファン(日本語版)」を2回も遊びました。ゲーム会で、こういうことも、めずらしいですね。
遊んでみたかった「貴族の務め」も遊べたし、ギミックの楽しい「ヒットチャート」も遊べたし、「ドメモ」はやっぱり面白くて、なかなか、満足度の高い1日でした。

そして、楽しくおしゃべりをして帰ってきたら、もう次の日になっていたのは、内緒(笑)

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コヨーテ

ということで、「コヨーテ」のお話からいたします。

前々から、遊びたいと思っていたゲームです。
しかし、残念ながら、遊ぶ機会が全然なかったんですよねぇ。

ある人は、

「もう、ものゲームがあれば『ブラフ』はいらない」

とまで、言っておられます。

「ブラフ」は、わたしのなかでは、「そっとおやすみ」、「クク」とならんで、ベストゲームの1つですからねぇ。
それは、なかなか聞き捨てならねぇ。
遊ばねば(笑)

いや、ただ単に、まわりでこのゲームが遊ばれていたり、実物をよく見たにもかかわらず、ずっと遊べなかったので、遊びたかっただけという話ですが。

えーと、「コヨーテ」はダイスは使いません(笑)
カードゲームです。

正確に書くと、カードとハチマキが必要。
ハチマキに、カードをさして他のプレーヤーからは自分の札が見えるけど、自分にだけは自分のカードがわからないという、いわゆるインディアンなカードゲームです。

りんが遊んだことがあるインディアンなゲームは、「ピラミッドカード」や、「ラミー」のカードを使って遊んだ「ドメモ」です。
あれは、ドキドキするよいゲームです。
あと、インディアン「クク」というのもあるよと噂では聞いていますが、まだ、実際に遊んだことはないです。

プレーヤーは、全員自分のハチマキにカードを1枚さします。
カードがさせたら、プレー開始です。

カードには、基本的には「数字」が書いてあります。この数字は、ネイティブの人たちの隠れいる数なのだそうです。じっと、イラストを見ると、「5」のカードには、本当に5人隠れているのがわかります。

プレーヤーは、カードの数値すべてを合計して、全部で何人のネイティブが隠れているのかを宣言しなければなりません。ただし、実際にいる数よりも越えてしまってはいけません。

自分のカードは見えません。だから、多少は勘も必要です。
手番のプレーヤーは、宣言の数を釣り上げていくか、前のプレーヤーの宣言を疑って、実際に全員の合計を確かめてみるかのどちらかを選択します。
疑ったプレーヤーがいたら、そのラウンドは終わりで、実際にカードをはずして、計算します。

数が宣言以上だった場合は、宣言したプレーヤーが勝利します。数が宣言より少ない場合は、疑ったプレーヤーが勝ちとなります。

このあたりは、「ブラフ」と同じルールですね。

「ブラフ!」とか「チャレンジ!!」

のかけ声が、

「コヨーテ!」

にかわっただけという感じです。
次は、負けたプレーヤーが、スタートプレーヤーとなってゲームを続けていきます。

えーと、自分のカードが見えなくても、最初のプレーヤーは、見えているプレーヤー全員の合計値を宣言しておけば安全ですって?
いえいえ、そんなに甘くはないのがこのゲームです。

まず、数字のカードですが、プラスのカードだけではありません。「0」はもちろんのこと、なかには「マイナス10」なんてカードも入っています。
またまた、プラスのカードも一筋縄ではいきません。「20」や、「2倍」なんていうとんでもないカードも入っています。

だから、ギリギリ宣言してたつもりが、いきなり数がオーバーしていることもありますし、となりのプレーヤーが、いきなり思いもしないほど大きな数を宣言してきて、

「ええっ、俺の頭の前のカードは、いったいなんだ???」

となっちゃうこともあります。

実際に遊んだ感じでは、たしかに「ブラフ」のドキドキ感、それから、自分のカードが見られないというドキドキ感があって、かなりおもしろいです。

「マイナス10」や、「マイナスMax」などの特殊なカードは、どうしてああも、同じ人ばかりに固まって配られるのでしょうか(笑)
みんなの注目をうけて、

「えー、また俺~」

本来のルールは負け抜けなのだそうですが、今回は、抜けずにそのままプレーしていきました。
その感じでは、「ブラフ」と同じく、けっこう堅いプレーが強そうな感じです。いや、堅いプレーと思わせておいて、要所要所で、ブラフをかけていくのがポイントかな。
ポーカーフェイスも大切ですが、相手を見て、ワザと笑ってみるのも有効かも。
なんと、めずらしいことに、わたしは今回負け知らずでした。

負け抜けルールは遊んだ人によると、1対1になったとき間抜けだそうです。
たしかに、1対1だと、相手のカードしか見るモノがなければ、宣言するのも苦しそうです。というか、勘だけのゲームになってしまいますね。

確かに、「ブラフ」よりも手軽に、同じ様な楽しさを味わうことができると思います。こっちの方が、確率を考えなければならない「ブラフ」よりも、お手軽というところもあります。
小学生の中学年ぐらいなら、充分に遊ぶことができそうな感じです。

ただ、今回遊んでみての唯一の不満点は、

「振りなおしのルールがない。」

でした。
だって、前の人がピッタリに宣言してきたら、もう次の人は、手がなくなっちゃうんですねぇ。
「ブラフ」の場合は、そんなときに自分のカップのなかからダイスをいくつかぬいて振りなおすことができるというルールがあります。

そのあたりを話していると、

「そのあたりも、ちゃんと追加ルールがありまして、チップを使うことで、カードを頭に2枚さしたりできるんですよ」

とのことでした。
今回は、基本ルールだけで遊んだわけです。
なるほど。
次は、追加ルールも入れて遊んでみたいなぁと思います。

そうですねぇ。「コヨーテ」の場合は、どんなに極端な宣言をした場合でも、いつでも失点は1です。「ブラフ」みたいに、

「一気にここで相手を落としてやるぞ」

という大勝負にでられないという部分もありますので((ここがイヤという意見もあって、だから「コヨーテ」の方がいいという意見もあるかな))、よく似ているけど、やつぱり楽しみ方はちょっと違うかな。
両方、いいゲームです。

「2倍」カードとかぬいたら、2年生ぐらいでもできるかな。

遊んでみるか?

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ドメモ(ダミー)

もう1こなんか遊んだ気が……。

思い出しました。
思い出したというよりも、今、妹とキャラメ経由で教えてもらいました。

「ドメモ」です。「ドメモ」をしてました。それも、「ダミー」のカードを使って。

ということで、今日は、書く予定ではなかったのですが、書きますね。

「ダミー」のカードですから、当然、「3」からしかありません。
ということで、「3」を3枚、「4」を4枚、「5」を5枚、「6」を6枚、「7」を7枚の合計25枚で遊びます。

4人で遊ぶので、1人6枚。1枚をふせたカードにします。

手札は、自分から見えないように頭の前に表向けに置いて、自分の手札にあると思ったカードを宣言します。もしそのカードがあれば、まわりの人がそのカードをぬいてくれます。
はやく、カードがなくなった人が勝ちです。

兄貴からスタートして、妹の婚約者、妹、わたしという順番。

これ、あとの方が情報量多くて得なんですよねー。

この前やったときは、わたしこのゲーム、すごい得意だと思ったのですが、今回は、緊張のあまりか、疲れていたのか、なぜか1枚も取れずにアウトになってしまいました。

1周まわって、兄貴のカードがなくなって、終了。

もうちょっと、何回かしたかったのですが、ご飯の時間になったので、終わりました。

実は、このメンバーだと、緊張感あって、むりに盛りあがる必要のないこういうゲームの方がむいていたかもしれないという。

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ドメモ(ピラミッド・カードゲーム)

これは、今回のお気に入りゲームでした。
「ピラミットカードゲーム」というカードゲームを使って遊びましたが、これは、もともと「ドメモ」用に開発されたカードではなく、「大富豪」のようなゲームということでした。
ただこのカートの「1の札」が1枚、「2の札」が2枚と増えていくところが、今回の「ドメモ」にピッタリということで、使用されたようです。

「ドメモ」は、もともとはカードでするゲームではなくて、タイルを使って遊ぶゲームなのだそうです。
このタイルは立つようになっていて、自分から見えないように立てて遊ぶということです。見たことないのでわからないのですが、マージャン牌みたいな感じなのかなぁ。

今回は、この本物の「ドメモ」がないから、ピラミットカードゲームで代用というわけです。

カードを全員に同数ずつ配ります。
カードの構成は、さっき書いたように、「1の札」が1枚、「2の札」が2枚……といふうに数字と同じ数だけの枚数のカードがあります。
何枚かのカードは余りますので、ふせておきます。
すいません。このあたり何枚カード使うかは、定かでありません。なんか、

「てきとー」

とかいう言葉も聞いたような気がします。
例えば、5人で5枚ずつのカードを持って遊ぶとすると

1から7までのカード、

1+2+3+4+5+6+7で

28枚のカードを使うわけです。
それをそれぞれ5枚ずつ配って、3枚余ったカードは、だれも見ずに裏向けにしておきます。

さて、配られたカードですが、普通のゲームとは逆で、自分のカードだけは見てはいけません。ちょうど、インディアンポーカーみたいな(知ってる?)感じです。
自分からは見えないように、自分のおでこのところに表向けに持ちます。

これで、自分のカードは見えないけども、他のプレーヤーのカードは全員分わかることになります。

さて、どうやってゲームするかというと、これ、ちやくちゃ簡単です。
みんなのカードを見て、自分の持っているカードを予想します。
自分の手番がくれば、その予想したカードを宣言します。
もしあっていれば、周りのプレーヤーが、自分のカードからその数字のカードを取ってくれます。

こうして、どんどんカードが減っていって、1番最初にカードがなくなった人が勝ちです。

たったこれだけのゲームなのですが、これが、とってもおもしろいです。
えーと、まわりの人の手札を見れば、見えない自分の手札にあるカードは、ほぼわかるはずです。
全員がそうですから、1回、2回のミスがけっこう命取りです。

数の多いカードが、自分の手の中に入っている可能性も多いので、比較的楽なのですが、「1」とか「2」とかの数の少ないカードが、あんまり見えてなかったら、ドキドキものです。

「自分のところにあるのかなぁ?それとも、あまり札の中か?」

下手に、「1」とか言って間違えてしまうと、

「あいつが『1』と言ったということは、『1』は見えていない。だから、オレのところにはない」

という感じで、推理されてしまいます。

でも、いくら相手のところに少ないからといって「7」を連続で4回ぐらい言わないといけないのも、けっこうドキドキしますよ~。

ゲームが進むと、裏向けでおでこの前にカードが3枚ぐらいあるにもかかわらず、なんか透けて見えてくるときがあるんですよ。
その時は、

「見切った!!」

という感じて、すごい快感です。
でも、他の人に先にあがられたりして(笑)

かなり後半にやったゲームです。
ちょっと、頭がおねむちゃんになっていて、自分のカードをしっかり表向けて見てしまって、みんなから、

「オイオイ!なにやってんねん」

とツッコミが入ったのは、お約束。

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キング・ルイ

今回は、カードゲームをとってもたくさんしました。
ボードゲームの方が、最初「ニューエントデッカー」、「ウサギとハリネズミ」とわりと時間がかかるゲームばっかりだったということもあるかもしれません。

「6ニムト」から始まって、ボードゲームが3つ入って、「シタデル」から後は、「右へ左へ」、「コロレット」、今回の「キング・ルイ」、「パパラッツォ」、「ドメモ」、「リミット」、「クク」まで、あと紹介するゲームも、すべてカードゲームばっかりです。

「キング・ルイ」は、その中でも、軽いほうに入るゲームです。

飽食の王様、キング・ルイのお食事会が行われています。
テーブルには、たくさんの料理。
プレーヤーたちは、お食事会に招待されたお客です。テーブルから料理の皿を選んでとっていきます。
残った料理は、すべて王様がお食べになります。
お客のたしなみとして、同じメニューの料理を王様よりたくさん食べるわけにはいきません。はしたない食べすぎは、王様のご不興を買ってしまうのです。
また、王様はゆっくり優雅にお食事をお食べになります。また、とっても慈悲深い王様のこと、ときには、かわいいペットのドラゴンにご自分のお料理をあげられたりなされます。
そうすると当然、王様のお食べになるお料理が減ってしまうので、お客たちは注意が必要です。

というような感じのゲームです。
これも、「コロレット」と同じくアバクスシュピーレのゲームです。
おやでも、アバクスのいつものカードゲームの裏とデザインが違ったような気がします。

えーと、表のカードのデザインは、色遣いといい、描かれいるものが食べ物のところといい、ちょっと「マンマミーア」を思い出させる感じです。まぁ、あちらは、材料の絵で、こちらはもう料理されたメニューの絵の違いはあるのですが。

料理は、7種類ぐらいあります。
最初、プレーヤーの人数×2 枚のお料理のカードが表を向けてならべられます。

手番のプレーヤーにできることは、次の3つです。

  1. その中から1種類の料理を選んで、自分の手元に引き取ります。複数枚同じカードがあるときは、すべて引き取ります。
  2. 山札から1枚お料理のカードを引いて、人に見られないように手札に加える。
  3. お料理カードのなかにドラゴンのカードがあれば、ドラゴンを1枚取って、王様のお料理のカード2枚を取り除く。

すべてのプレーヤーが1周この手番をすませたら、残ったお料理は、すべて王様のものになって、ラウンド終了です。

ラウンド開始時に、必要な数のカードを場に配れなくなったらゲーム終了です。

王様のところにある料理と自分の料理を種類別に分けて数を比べてみます。

王様よりたくさん食べてしまったお料理。王様は、ご不興です。0点です。その種類のカードは、すべて捨ててしまわなければなりません。

王様より、少ないお料理は、点数になります。
そして、王様は、ご自分が好きなお料理ほど、たくさんの点数をくださいます。
カード1枚あたり、王様の食べた料理の枚数分の点数が入ります。
つまり各種類の料理ごとに、

(自分のカードの枚数)×(王様のカードの枚数)
ただし、(自分のカードの枚数)<(王様のカードの枚数)

という計算をして、それをすべて足していくわけです。

すっごく、簡単なゲームです。
でも、最後の点数計算が、かけ算と足し算が入り組んで、ちょっと電卓が欲しくなったのは、わたしだけでないはず。

えーと、みんなが取っていって、残りが配置されるというのは、なんか、はじめの方にやっていた「パリス」みたいな感じです。
でも、今回は、数をカウントするだけだから、考えやすい感じがします。

なかなか、うまくできています。王様のところに同じ種類の料理がならべは、その料理は高得点になるわけです。
でも、その料理をたくさん集めるためには、場に表に向けられたそのカードを取ってしまうわけにはいきません。

また、誰が何を集めているのか?というのを見極めることも大事です。
ギリギリの線を集めている人は、高得点になりそうです。そんなときは、ドラゴンに、王様の料理を食べてもらうと、一気にそのカードは0点に転落してしまいます。

なかなかに、考えさせられる良いゲームです。
ドラゴンが食事すると、誰かが悲鳴をあげるところあたりも、盛りあがる要素です。

1回取ると手札が固定してしまう、ドラゴンが2枚ともでてしまうと、先が読みやすくなってしまうなど、ちょっと、単調かなと思えるところもあるのですが、短い時間で、サクッと遊べます。

ちょっと、点数計算は子どもには難しいかなぁと思ったのですが、みんなでワイワイとジレンマを楽しめるよいゲームでした。

と、前回と同じ結論を出して、今回は終わりです。