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熱砂の放浪者 グイン・サーガ93

この巻の登場人物は、なんと4人!!
しかも、むさいおっさんばかりでした。
あっ、オバケもいちおう登場していることになるのかな。

栗本薫,読書アルド・ナリスの事件簿,グイン・サーガ,グイン・サーガ外伝,ハヤカワ文庫,早川書房,栗本 薫,消えた女官

消えた女官 グイン・サーガ外伝18 アルド・ナリスの事件簿1

なんか、外伝の外伝みたいなお話です。
おもしろくないとはいいませんが、やっぱり、この主人公嫌いだなぁ。
この頃のデューンは、とってもかわいらしいと思いますが。

「とてもひとくせもある、とても人を呪ったりうらわんだりする心の強い、ねじけた心をもったむすめに育ってしまった」

あんたにだけは、そんなセリフ言われたくないやい。

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復活の朝 グイン・サーガ92

題名が「復活の朝」。
ナリス復活とかならヤダっとちょっと思ったりして。さすがにそれはないか。
↑ 次の外伝でちゃっかり復活(?)していました。

なにが復活するのかなぁと思って読んでたので、表紙のイラストは、最初、レムスだと思っていました。
それにしては、元気そうだなぁと。
でも、よく見るとアンクとかかけてるし、きっと、ヨナですね。

ヨナとイシュトというのは、グイン・サーガのなかでも、特に大好きな2人組です。
人にグイン・サーガを勧めるときは、かならず「ヴァラキアの少年」を読ませています。
だから、今回の展開は(というか、パロで再開してからの2人は)、ちょっと悲しいなぁ。
まあ、今回はまともに会話ができたので、よしとするか。
今回のエピソードを読んで、やっばり、2人の会話はなかなかによいなぁと思ったのでした。

ヨナみたいなやつが、いつも、イシュトについていればなぁと思います。

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魔宮の攻防 グイン・サーガ91

だいぶ謎がとけてきて、グイン・サーガは、ファンタジーというより、SFになっていくのだなぁと。

もともと、ヒロイック・ファンタジーは、SFという説もありますが。

栗本薫,読書グイン・サーガ,ハヤカワ文庫,恐怖の霧,早川書房,栗本 薫,魔女

恐怖の霧 グイン・サーガ90

グイン・サーがも、もう90巻ですね。すごい。

ヴァレリウス。わたしは、ナリスとくっつく前の「陰気な剽軽者」の彼が好きです。いい人なのは、相変わらずですが。元気になることはあるのでしょうか。

グイン。グイン・サーガの主な登場人物のなかで、この主人公だけが、あんまりおもしろい人間ではないんです。でも、今回みたいに、シルヴィアとのことがあると、この人もけっこうおもしろいかな。
でも、どうも、この人がシルヴィアと一緒にいるのは、義務感という気がしてなりません。モラルも高いから。
切り捨てるときは、さっさと切り捨てそう(「7人の魔導師」では、浮気してたしねぇ)。

ケイロニアの人たちが、「夢の回廊」の術をかけられて、みんな頭まで筋肉だったので、とってもいい気分になっていたのには、笑いました。
わたしゃ、ケイロニアには住みたくないねぇ。