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「アングーラ」を持っていきました。
実は、「ゆうもあゲーム会・大阪」は、けっこう参加している子どもたちの年齢が高くて、おもちゃがなくても、ゲームだけで充分遊べます。
まあ、今回は、せっかく買ったので自慢ということで(笑)
いや、

「持ってきて欲しい」

というリクエストがあったような気がします。

これは、でも、なんにも考えずに組み立てていくだけで、けっこう、きれいな形になるので、小学生にもウケておりました。
そして、もちろん、考えて積めば、想像もつかなかったような作品ができるということで、一部大人にも、ウケておりました。

子どもは、作っては、惜しげもなく壊すを繰り返していました。
壊れるとき、けっこう背が高いので、大きく派手な音がでるところも、ポイントたかいかもしれません。

これは、いつもの遊び場でも、なかなか使えるアイテムです。けっこう、気に入ってくれている子も多いです。

「ゆうもあゲーム会・大阪」のすごいところは、常連の子どもたちがすっかりスタッフみたいな動きをしてくれるようになったことですね。
遊んだゲームは、各テーブルごとにメモして残しておくようにしているのですが、スタッフに代わって、そこにゲームの名前とか、プレーヤーの名前を書いてくれている子どもが出てきていました。
1年間の積み上げというヤツですね。

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キング・ルイ

「キング・ルイ」を遊んでみたいとのリクエストがあって、小学生とお母さんにインスト。
ただし、インストしたのは、ベテラン・スタッフでした(笑)
ほら、まだ1回しか遊んだことないから。

ということで、親子と、ベテラン・スタッフとヘタレ・スタッフの4名でプレイ。
以前プレイしたときは、会社が同じ、食べ物を扱っているということで、ちょっと「マンマミーア」と似ているなぁなんて思っていたのですが、今回遊んでみて、それほど似てなかったです。

似ていると感じたのは、

かけ算のけっこうめんどくさい点数の出し方は、なんか「トール」に似ているよなぁ……。
1列全部引き取らなければならないルールは、同じ時期に出た「コロレット」に似てるよなぁ……。

という2点です。
このあたりが、ゲーマーの人に、

「『コロレット』があれば、『キング・ルイ』はいらないかな」

と言われている理由かもしれません。

でも、その分、けっこうルール的には、子どもに理解しやすくなっているのではないかと思います。

「王様よりもたくさん食べたら、失礼ですから0点にかなります」

という説明とか、そういう物語的なところ、題材では、こっちの方がとっつきやすいです。
あと、プレイする人数によって、「マンマミーア」のようにカードの数を調節しないところも、なかなかいいところだと思います。
セットアップに時間がかかるゲームって、なかなか、子どもだけで遊んだりできないんですよね。

問題は、最後の点数計算のかけ算と足し算だけです。
このあたりはもう、計算の練習をするか、電卓を使うぐらいしか、解決の方法がないかもしれませんが。

人に、自分のカードを渡して点数計算してもらって、

「はい。きみの負け~」

とか言われるのは、ちょっと抵抗があるかも。その意味で、かけ算ができる年齢以上の子どもにオススメのゲームといえるかもしれません。

キャントストップ

最後は、小学校高学年の子とそのお父さんと遊びました。
小学校高学年の子ということで、難しいのも遊べそうということで、久方ぶりの「キャントストップ」をしました。

4つのサイコロを2つずつの組にして、その和を考えるというのは、1年生ぐらいの計算ができていればできそうです。
でも、実は4つのサイコロを見て、どんな組み合わせがあるのかを思いつくのは、けっこう大人でも慣れるまで難しかったりします。

4つとも違う数字が出たとして、3種類の組み合わせがあるのかな。
例えば、「1」、「2」、「3」、「4」の目が出たとして、

  • 「1」と「2」で3。「3」と「4」で7。
  • 「1」と「3」で4。「2」と「4」で6。
  • 「1」と「4」で5。「2」と「3」で5。

の3種類。
多分、難しいのは、3種類以上あるんじゃないかと思って、さがしてしまうからなのかもしれません。

まあ、時間をかけてゆっくりやれば、低学年の子でも遊べるゲームなのですが、そうすると今度は、他のプレーヤーがプレーしているときの待ち時間がちょっと気になるゲームでもあります。
落ち着いて、相手のプレイを見守るという技能が必要になってきますね。

このあたり、高学年になると、かなりスラスラと計算ができるようになります。だから、このゲームも、それなりに楽しめたのではないかと思います。

性格でます。
バーストするまでサイコロを振り続けたり、もう、少し進むとキャンプしたり。人の登っている山にはできる限り登らない作戦とか、「7」に必ず1コマおいて進むとか。

最終的には、サイコロの目しだいですから、どっちが優れた作戦とはいえません。それでも、「行くべきか?止まるべきか?」と考えてしまうところが、このゲームの楽しいところですね。

慎重に遊んでいると、他のプレーヤー達が山の妖精になって、

「行け!キミは、もっと上を目指せる人間や!」

とか、耳元で甘い言葉を囁いてきます。
このあたりも、淡々と遊んでいると、なんかソロゲームをみんなで遊んでいるだけみたいになるので、積極的に入れていきたいところだなぁと思っていました。

このゲームで、12月の「ゆうもあゲーム会・大阪」は、終了でした。

キャントストップ


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イヌイット

このゲームは、けっこうすごいです。
2003年11月の「ゆうもあゲーム会・京都」で初お目見えになったこのゲームですが、もはや、定番ゲームの貫禄充分です。

多少、得意な子と苦手な子の差が出ちゃうところはあるのですが、「ザップゼラップ」で、5回ぐらいスタートにもどされちゃうストレスに比べると、チップが減っていくというのは、抵抗感が少なそうです。
チップは、賭けていくときに自分で調節できるというのも、なかなかいいところなのかもしれません。
なにより、失敗が「自分のミス」で、「人のイジワル」ではないというところが、子どもなりになっとくしやすいのかもしれません。
まぁ、大人になってくると「イジワル」も楽しめるようになりますし、わたしは、「ザップゼラップ」も大好きですけどね。

なぜか、今のところ、子どもの方が大人よりも勝率がいいです。
今回も、子どもが圧勝しておりました。

わたしは、「2」とか「3」、「12」など、端っこの数のときには、燃えます(笑)

イヌイット


ねことねずみの大レース

これも、文句なしの定番ゲームとなりました。
わたしの家の近くのおもちゃ屋さん「ころぽっくるの家」では、発売されてしばらくたった今でも、仕入れては即完売という状態が続いています。

今回は、4人の方にインストということで、ネコの役。ちょっと、不満だにゃ(笑)

はじめての時は、2回ぐらい続けて遊ぶのが、このゲームのオススメです。
子どもたちも、1回目をふまえて、2回目作戦を考えてきますし、ネコの動きも、1回目と2回目で、極端に違っていたりします。
サクッと終わるゲームなので、

「もう1回!」

って言われても、大人が、それほどつらくないところもいいなぁと思います。

まぁ、最近、ゆうもあのスタッフは……というかわたしは、このゲームを何回も繰り返してインストしていますので、そろそろ、ヤバくなってきたかも……。

その分、インストは、流れるようにわかりやすくなったでしょ(笑)もともと、そんなに難しいゲームではないですか?

でも、1回ぐらいはやらないとさびしいゲームでもあります。

ねことねずみの大レース / Viva Topo!

(2007-12-27)


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今年はじめての「ゆうもあゲーム会・大阪」に参加してきました。
周りにどれぐらい人が参加したのかわからないぐらい、今回は、ゲームに没頭しておりました。
むむ。スタッフとして……。いや、子どもと遊んでいたんだから良しとしよう。

遊んだゲームは、

「カード・ラビリンス」
「マスターラビリンス」
「ラミィキューブ」
「カタン」
「カラバンデ」
「バルーン・カップ」
「ボーナンザ」
「九路盤囲碁」
「オバケだぞ~」
「アンダーカバー」

などなどでした。
1回、遊びたかった「バルーン・カップ」が遊べてよかったです。
あと、「アンダーカバー」は、時間がなかったので1回しかできませんでしたが、もう1回遊びたかったかな。
お母さん達のウケもけっこうよかったです。

わたし的には、「オバケだぞ~」が、めっちゃ楽しい。
早く、日本で売り出して欲しいです。

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モンテローラ

セレクタの新しいゲームも、いくつか遊んできました。
その1つ目が、「モンテローラ」です。

これは、なかなかに斬新なアイデアのスゴロクです。

なんとボードが、山のかたちの傾斜になっています。
その山の形のボードを、ビー玉のコマを動かしていくスゴロクです。
坂道になったところを、ビー玉が動いていくのですから、なかなかにコロコロと大変なことになります。

自分のビー玉のコマは、2つずつあります。
サイコロをふって、出た目の数だけコマを動かせたり、「6」が出るともう1度サイコロがふれたりするのは、ごく自然なルールです。
ビー玉を2個ともゴールさせた人が勝ちます。

さて、このゲーム、ボードが坂になっていますので、ビー玉のコマがとまるマスの部分は、溝になっています。
「安全地帯」という2つコマが入る大きな溝以外には、ビー玉のコマは、1つずつしか入りません。

それから、ゲームボード上には、「川」が流れています。
この「川」は、ものすごく大きな溝です。この「川」の部分にも、マス目の部分があります。このマス目の部分は、「川」の川岸の部分にちょっとビー玉がかろうじて止まるぐらいの切れ込みが入っているだけです。

さて、こんなボードですから、同じマスにコマが止まると、困ってしまいます。
ということで、誰かが同じマスに入ったら、前にそのマスにいたビー玉のコマは、1番近い川に落とされてしまいます。

「川」は、一種のワープゾーンです。
落とされると、一気に戻ってしまったり、ゴールに近づいたりします。
そして、落とされていく道筋で、川岸に止まっている他のビー玉を巻き込んで落としていってしまったりと派手に動きます。
もちろん、巻き添えをくったコマも、もどったり、進んだりするわけです。

さて、実際に遊んでみると、子ども用ゲームなのですが、ちょっと川岸の部分の切れ込みが微妙すぎて止まらなかったり、ちょっと坂が急すぎて、川を流れたビー玉が、そのままボードから飛び出していったりと、けっこうゲーム以外のところで大変でした(笑)

もうちょっと、坂を緩やかにした方が、楽しめると思います。

ゲームは、この「川」での移動がすごく大きいので、けっこう大味なスゴロクになっていました。
スタート直後は、だれも全然進めなくて、スタートまで戻ってばっかりです。そして、その山を越えると、一転して一気に進めてしまいます。

ゴール付近は、どっちかというと、後戻りの方が盛りあがると思うのですが、なぜか、一気にゴール近くまで飛んでいってしまうという……。

うーむ。大人にとっては、見た目ほどおもしろいゲームではないような感じです。
アイデアで、子どもたちは、1回は遊びたがると思いますが……。

自分のコマが後に戻っていくというのが、あんまり続いたために、ゲーム中にちょっと泣いてしまっている子もいました。
↑ こまあたりは、「ザップゼラップ」の追い越しルールと同じく、ちょっと子どもにはストレスかもしれませんねぇ。

ベンガベンガ

さて、セレクタのかわった新しいゲームをもう1つ。
「ベンガベンガ」。
動物たちをつかまえて、獣医さんに診察してもらうゲームです。

獣医さんに見てもらうのですから、プレーヤーはそれぞれ、問診票なんてものを持っています。問診票には、6種類の動物が描いてあって、つかまえた動物は、そこにチェックするわけです。
6種類のうち、4種類を速くつかまえた人が勝ちです。

問診票に、チェック。ここがポイントです。
動物コマに、秘密があります。
なんと、動物コマですが、シッポの部分がぬけるようになっています。そして、ぬいたその先が、スタンプになっているのですよ。

だから、問診票にチェックは、鉛筆で×をかくとか、そんなつまらないものではなくって、つかまえた動物のシッポのスタンプで、ポチッとおすわけです。

すごい、卑怯ともいえるギミックですな(笑)

ゲーム自体は、サイコロを2つ振って、動物と自分の動かすという単純なものです。
サイコロは、動物の絵のかいたサイコロと普通のサイコロがあります。
まずは、動物を動かします。動物の絵のかいたサイコロは、動物移動用のサイコロです。出た目の動物だけを動かすことができます。動物は、それぞれに色がきまっていて、その色のマスにしか移動できません。
それから、自分のコマを動かします。自分のコマは、もう1つのサイコロの出た目と同じだけ動かすことが出来ます。

自分のコマが、動物コマに追いつくと、問診できたということで、問診票にスタンプをポチッと押します。
スタンプを押された動物は、おしたプレーヤーが、その動物の色のマスの好きなところにおくことが出来ます。

えーと、動物同士が、お互いに飛び越えて進めなかったり、自分のコマも動物を飛び交えることが出来なかったりするので、移動はけっこう窮屈です。
見えているのに、牛が邪魔で進めないとかいうのは、けっこうあります。
また、自分がスタンプを押した後、好きなところにとばせるので、人の邪魔になるところに飛ばしたりということもできます。

バランス的には、そんなによいゲームではないと思いましたが、普通に遊べることが出来たらもうそれだけで、あとは、スタンプ、ポチッの魅力爆発です(笑)
けっこう、小さい子でも、楽しんで遊んでいました。

もちろん、ゲームが終わったあとは、押せなかった動物のスタンプも、全部問診票に押して、集めて、大喜びです。

問題点があるとすれば、問診票とスタンプのインクが、消耗品だということですね。

インクの方は普通のスタンプ台でなんとかなりそうですが、あのかっこいい問診票は……別売り1??

さて、そのあたりをクリアーして、定番ゲームになるかな。

  1. 問診票は、バインタータイプで、新しい紙を挟み込めば、OKというです。 []