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おもちゃの王様

ということで、第1回の「ゆうもあゲーム会・草津」の日に待ち合わせした「ぱふ・草津店」で購入した相沢さんの新刊です。

イラスト+説明で、いろいろなおもちゃが紹介されています。
「好きッ!」や、「まだ好き…」を読んでいたら、お馴染みのものすごくオーソドックスなおもちゃが多いのですが、なんかもう、見てるだけでうれしくなります。

おもちゃの様子や、それを使って遊んでいる様子のほとんどが、写真じゃなくて絵なんですね。
そのあたりにも、秘密がありそうな気がします。
白黒の写真よりも、絵の方が魅力を伝える力があるのかも。

「ゲームとパズル」という一節もありまして、また、ゆうもあゲーム会・草津で遊ぶおもちゃの参考にしたいと思っています。

おもちゃの王様―世界中で愛され続ける定番ベストガイド

相沢 康夫 / PHP研究所(2003/11)


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いよいよ、12月6日(土)の「ゆうもあゲーム会・草津」当日です。

駅まで一足ありますので、JRを使われるスタッフは、森田さんが自動車で拾ってくださることに。
スタートは、12時30分。わたしはゲームを積んだ自分の自動車で12時ぐらいに会場に向かう予定。
なぜか、森田さんたちの集合時間は、10時(笑)。なんと、「はふ草津店」開店とともに訪問されて、それから、昼ご飯を食べて会場に来てくださる予定だとか。

ず、ずるい。
実は、これまでに、2、3回「ぱふ草津店」にはおじゃましているのですが、店長さんがどの方かとかも、全然わかってないんですよねぇ。
顔を通すチャンスだ。

ということで、わたしも一足遅れですが、11時少し前ぐらいに「ぱふ草津店」に。

さすがに、1時間遅れの時間では、誰もいないかも……。
若い親子連れでにぎわう店内は、子連れじゃない「ゆうもあ」の男ばかりのゆうもあスタッフには、ちょっと居づらい場所のはず……。

と、店内を覗くと、一番奥のボードゲーム、カードゲームの棚の前に、異様な一団が(笑)
1時間ぐらいでは、話は尽きないということで、お店の方としゃべっている「ゆうもあ」のスタッフでした。

対応してくださっていたお店の女性が店長さんということで、ごあいさつ。

「どうも。初めまして」

「京都ではお世話になりました」

はい。あいさつがかみ合っていません。
京都?「ぱふ宇治店」かな?

「京都では、一緒に遊ばせていただいて…」

すいません。人の顔を覚えるのは、メチャクチャ苦手です。
でも、その特徴のある声は思い出しました。
2回も会ってる人の顔を覚えろよ(笑)

「ぱふ草津店」の店長さんは、「ぱふ宇治店」にはじめていったときしゃべりかけてくださった定員さんで、「ゆうもあゲーム会・京都」にも来てくださって、一緒に遊んだ方でした。

すいません。りんは、こういうヤツですので、初対面でないのに、「はじめまして」とか、わけわからんこといっても、ゆるしてやってください。
↑ このあたりのいい加減さが、地域の責任者の1人としてとっても不安です。森田さん、奥山さん、ご迷惑をかけますが、お願いいたします

で、わたしも加わって、ゆうもあスタッフ男4人と店長さんで、またまた、長話を。
志を同じにするものということで、楽しい時間を過ごせました。

なんとお店には、メビウス訳の「ヒューゴ」なんてのも置いてありました。
今まで、「ぱふ」で、メビウス訳のゲームがおいてあるのは見たことがなかったので、これには、ビックリ。
お話を聞いていると、どうやら、「ゆうもあゲーム会・京都」で遊ばれて、その後、このゲームや、「おしゃれパーティ」を入荷されたのだそうです。

メビウスさんなどで扱っておられるゲームの中でも、とてもよい子ども用のゲームは、「ぱふ」さんなど木のおもちゃ屋でも扱ってほしいなぁと常々考えていたので、これは、とってもうれしいことでした。
と同時に、楽しさをキッチリと伝えられるようにならないといけないなぁと強く思いました。インスト、遊んでいるときの様子ひとつで、やっぱりゲームの印象というのは、かわってきます。

「ぱふ草津店」は、おもちゃ屋さんなのですが、絵本や子育ての本なんかも売っています。絵本の数や、子育ての本の数、種類は、店舗の大きさが違うこともあり「ぱふ宇治店」ほどはありません。というか、「ぱふ宇治店」の絵本・児童書の数は半端ではありません。下手な本屋を量質ともに軽く越えています。
でも、「ぱふ草津店」にも、良質な本がそろえられています。

子育て本に分類されるのですが、「おもちゃ」をあつかった本も置いてあります。
この「おもちゃ」の本を書かれる方で、わたしには2人のアイドルがいます。
1人は、「ぱふ」の代表の岩城敏之さんです。この方は、「おもちゃ」だけでなく、広く保育のことを講演されたりしておられます。
もう1人は、「百町森」というおもちゃ屋さんに勤務されているマンガ家にして、おもちゃデザイナーの相沢康夫さんです。
今回、この相沢康夫さんが、新刊を出されたということで、紹介してもらいました。

さっそく購入するみんな(笑)

「あれ、買わないの?」

「もう、持ってるから(笑)」

そんな人、ばっかりです。
もちろん、りんも購入。アイドルですから。
しかも、阿部ヤヱさんの「遠野のわらべ唄」の本が、いつの間にか1冊増えているという。いいお客さんでしょう。

あと、指人形とか、気になるモノはいっぱいあったのですが、そろそろ、お昼を食べないといけない時間なので、お店においとまして、お昼ご飯に。
時間もあんまりないということで、「ぱふ草津店」の前のカレー屋さんで昼食。

「次回の会場のこととか、考えてるの?」

「いやあ、本当にせまいんですよ。だから、今回やってみて、人数的にいけそうだったら、予約しよう。
 とりあえず、今回、部屋の使い勝手を見てみようと思っているんですよ」

「何人ぐらい来てくれるんだろうね」

「いやぁ。少ないよりも、多い方がこわいんですよ」

「チラシの減り方見ると、けっこう来てくれるんじゃない」

「最悪、会場定まらずで、滋賀県中を点々といどうしていくこともあるかもしれないなぁと思っているんです」

てな話を。
わたしはひたすら、自分が取った会場のことが不安で不安で。

あと、ゲームデザイナーのサイン入りの「ポップンミュージック カードゲーム」なんかが食事のテーブルに出てくるあたりは、さすがに「ゆうもあ」という感じでした。

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名称も決定して、「ゆうもあゲーム会・草津」。
「ゆうもあ」のWebでも、告知。ということで、ちょうど1カ月前から、本格的に動き始めました。

わたしは、会場を予約しておさえただけで1、その後のチラシ、名札などの諸準備は、すべて森田さんにお任せしてしまいました。

森田さんの作ってくださったチラシは、新しく出来た「ぱふ草津店」に置かれたり、りんの仕事場に掲示されたり、奥山さんのボランティアの仲間を通じていろいろなところにながれたりしました。

ということで、奥山さん、りんも、どんな感じでチラシがおかれているのか、別々に「ぱふ・草津店」に偵察に(笑)
いや、絶対、そういう理由がなくても行っていると思いますが。

でも、見つかりません。
わたしのところに遊びに来ている子どもも、「ぱふ」に行ったらしいのですが、その子の話では、

「チラシ見たよ」

ということでした。
うーむ。どういうことでしょう。まあ、2年生の子なので、どのちらしが「ゆうもあ」のチラシなのかわかっていない可能性もありますが……。
もう1つの可能性は……

ものすごい勢いで、チラシがなくなってる??

これは、もう1回、「ぱふ草津店」に行ったときに判明しました。
ちょうどその1、2日前ぐらいに森田さんが、再び「ぱふ草津店」にチラシの補充をしてくださっていました。

ちゃんとチラシの棚に「ゆうもあゲーム会・草津」のチラシも残り5枚ほどおいてあります。

「帰りしなに1枚もらって帰ろう」

てなことを考えて、店内をブラブラ。お客さまは、就学前の子どもたちとその若いパパ、ママという感じですから、まあ、かなり浮きまくってはいるのですけどね。
今回の「ゆうもあゲーム会・草津」は、ここにチラシを置かせていただいているので、ここのお客さんの子どもたちにあうような「ゲーム」や、ゲームから離れた「おもちゃ」も必要かなぁと思って店内を歩いていたわけです。
「プラステン」というおもちゃを買いました。
ゲームだけならまだしも、とうとう、小さい子用のおもちゃまでかって、大丈夫か?まあ、なやまないことはないのですが、このおもちゃがわたしを呼んでいたわけです(笑)

で、購入して、チラシをもらって、店内を出ようとしたところ……

「チラシがない」

1時間もいなかったのですが、見事にチラシが1枚もなくなっていました。
これは、すごく関心が高いのでは……。

そして、わたしの元には、近くの児童館から「親子活動」の一環として、「ゆうもあゲーム会・草津」に参加したいのですがという問い合わせが。
どうやら、「ぱふ草津店」のチラシを手にとっていただいて、考えられたそうです。

「参加人数は?」

と聞くと、

「多くても、8人ぐらいだといます」

とのこと。
8人。かなりの人数です。
人がいなくて、さびしいという状態はさけられそうです。

問題は、多すぎたとき、どうなるか……。

  1. まあ、この予約がちゃんと出来るかどうかというのが、3日でわかるという話だったのに1週間以上かかってしまって、ハラハラしたということなどいろいろありました。 []

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京都のお楽しみは、終わった後にもあります。
これが、京都の他の会場にはない最大の素晴らしい点ですな。

それは、「ゲーム会が終わった後も、スタッフは残ってその部屋を使うことができる」というものです。

「うつぼゲーム会」のときは、そんな感じもあって、うつぼ会館で続いてミーティングしたりしていたのですが、「大阪」、「草津」ともに、会場の使用時間が決まっていて、ミーティングには、場所をかえなければなりません。
でも、「京都」は、場所をかえずにそのままそこで遊べちゃうわけですね。

そして、今回は、エッセン後ということで、エッセンに取材旅行に行っていたゆうもあスタッフが、エッセンでの最新ゲームを持ってきてくれました。

ということで、「あ・そ・ぼ」ではめずらしい、最新ゲームの最速レポートです。
と思いましたが、レポートを書いているうちに、全部国内でも発売されてしまいました。アララ……

インガ

エッセン新作といいながら、いきなり「インガ」がくるあたりからして、大嘘つきです。ごめんなさい。

「インガ」は、今日本で、一番元気にボードゲームを作っているグランバックジャパンのゲーム、エアロノートシリーズです。

今までは、けっこうスポーツ系のゲームが多いエアロノートなのですが、このゲームのテーマは、ヴァンパイア。
うーむ。ダークな雰囲気です。ちょっと、子どもとは遊べなさそうですが、大人と遊ぶのにはいい感じです。

ルールを読んでいる感じでは、ちょっと、TRPGっぽいゲームのようで、どんな感じなのか期待がふくらんでいました。

購入してから、まだ遊べていないゲームがありまして、「インガ」と「ドラゴン島」は、そのなかでも、やってみたい候補として上位に位置しています。

ということで、今回は、その思いがかなっての初プレーです。

このゲーム自分は、実体のない精神寄生生物みたいな感じです。
で、自分ら実体がないから、3人のキャラクターを操って、「ライフ」を集めています。
「ライフ」を10個集めれば、ゲームに勝利できるわけですが、最初に各自がもってい「ライフ」の数は5個ずつです。よって、お互いを攻撃しあう熾烈な争いが起こるわけです。

自分が操ることができるキャラクターは、総計50名。すべてカードになっていて、それぞれのキャラクターによって特殊能力を持っています。
種族は、人間とヴァンパイアにわけられます。人間はひ弱だけど活動時間が長く、ヴァンパイアは強力だけど夜の時間帯しか活動できないという感じです。
もちろん、カードそれぞれに「白魔術師」なんて感じで名前がついていて、「白魔術師」は、人間には無力だけどヴァンパイアには強い。そして、特殊能力として「蘇生」の力をもっているなんてもっともらしい能力がかいてあります。
なかには、「疾風の忍者」とか、「合気道師範」なんていうオリエンタルな方々もおられます。
カード見ているだけでも、けっこうドキドキします。

さて、各プレーヤーは、山札から2枚ずつキャラクターカードをとって、ゲームスタートです。

ゲームボードは、スゴロクというより将棋みたいな感じで、ボード上のどこにどこへでも移動できるタイプです。ただし、それぞれのプレーヤーのコマは1つだけで、スタート地点は、みんな離れた場所からになります。
移動にはサイコロを使いません。1マス(特殊能力を持っていれば2マス)となりのマスに移動することができます。
マスには、キャラクターカードを引けるマスや、気絶しているキャラクターを復活させることができるマスなど、色々特殊なマスがあります。

移動して、マスの指示に従って、近くに敵がいれば攻撃してという感じで、ゲームは進んでいきます。
全員の手番が終わって1周すると、時間が少しずつ動いていきます。

まずは、やることもないので、キャラクターカードを引ける街に移動しよう……。

「じゃあ、ぼく、攻撃します」

いきなり、攻撃的なプレーヤーが(笑)
その人の持っているキャラクターは、「狂気の独裁者」。ヴァンパイアに対しては攻撃力がないのですが、人間に対しては射程4しかも全体攻撃、攻撃力5という絶大な影響力をもったキャラクターです。

射程4ってあんた、ボード上のほぼ半分以上を覆ってしまいます。つまり、他のプレーヤーが3人とも攻撃されます。

攻撃側は、「攻撃力」にサイコロを振って出た目を足します。
防御側には、「防御力」という力があって、この数が「攻撃力」を下まわるとダメージを受けてしまいます。
攻撃が成功すると、キャラクターによる「攻撃効果」を喰らうことになります。

さて、この防御なのですが、ゲームが始まった時点では、時間は朝です。ということで、ヴァンパイアは行動できませんので、人間が防御することになります。

人間の防御力ですが、「命知らずの傭兵」で防御力7です。

つまり、「狂気の独裁者」は、サイコロで3以上の数字を出せば、つまり2/3の確率で攻撃が成功してしまうわけです。

そして、攻撃効果は「徴税」。「防御者から生命力1個を奪う」です。

コロコロ。

「足して攻撃力9」

そんな攻撃に耐えられる人間はいません。

「では、みんなから生命力を1個ずつもらいます」

この人、一気にライフが8つになっています。

「これって……」

さて、1周りして「昼」になりました。

「これって、もう……」

またまた、「狂気の独裁者」がみんなを攻撃する時間がやってきました(笑)

「これって、もう、ぼくの番で終わってしまわへん?」

攻撃力5に耐えきれる人間はいません。そして、射程4から逃れられるプレーヤーコマもありません。

「では、3人に攻撃」

終わりました。2周目で。

「……」

「……」

「……」

「……」

「いやぁ、終わった終わった」

周りの人から、

「すわったと思ったら、すぐに立ったし、どうしたんかと思った」

と言われてしまいました。

許すまじ独裁者。

インガ

/ グラパックジャパン(2003/09/26)


  

イヌイット

原題が「Iglu Pop」というゲームです。
どうやら、「イヌイット」という日本語名がついたようです。

これは、なかなか、盛りあがるゲームでした。そして、子どもでも簡単にできるゲームです。

イヌイットの小屋の中には、2個から13個のビーズが入っています。何個はいっているかの答えは、小屋の裏にシールではってあります。
そして、これを振って、なかに何個のビーズが入っているのかを当てます。

あっと思った方おられませんか。
そう、「ザップゼラップ」ととってもよく似ています。
それもそのはず、このゲームは、「ザップゼラップ」を作ったツォッホのゲームなのですから。

「ザップゼラップ」は、けっこうシビアなスゴロクゲームでしたが、こっちはもっとお手軽なチップの奪い合いのゲームです。ボードゲームというよりも、カードゲームかな。

カードを9枚めくります。カードには、数字がかいてあります。この数字と同じ数のビーズの入っている小屋を見つけるわけです。

プレーヤーは、一斉に小屋を振って、これだと思う小屋を見つければ、チップを小屋にはさんでカードの上に載せていきます。
早いもん順です。このあたりは、「ゼップゼラップ」と同じ様な楽しさがあります。

プレーヤーはチップのある限りいくつでも小屋を選んでかまいませんし、また、1枚のカードの上に複数の小屋がのってもかまいません。

全員が小屋をのせ終わると、小屋を裏返して正解しているかどうか調べます。正解していれば、そのカードがもらえます。また、正解していて、そのカードの上に他のプレーヤーののせた小屋があった場合は、その間違ったプレーヤーのチップももらうことができます。

でも、カードには、3つ数字がかいてあるカードもあれば、1つしか数字のかいていないカードもあります。
3つのカードは、当てるのが簡単そうです。1つのカードは、ピンポイントで当てなければいけないので難しそうです。
カードには、イヌイットの子どもたちの絵がかかれています。難しいカードにはたくさんの子どもたちの絵が、簡単なカードには少しの子どもの絵がかいてあります。
ゲーム終了時に、チップの数だけでなく、この子どもたちの絵の数も点数になりますので、簡単なカードばっかり選んでいるわけにもいきません。

カチャカチャと振って、中を想像するのは、やっぱり盛りあがるし楽しいです。
また、「ザップゼラップ」と比べるとスピーディにゲームが進んで、1回終わっても、

「もう1回!!」

と言いたくなる気楽さがあります。
まさに、「ザップゼラップ」のいいとこ取りのようなゲームです。

「ザップゼラップ」が、「ツァップ・ツェラップ」という題名で、子どものおもちゃ屋さんで流通していますので、こっちのゲームも、子どものおもちゃ屋で扱ってくれるとうれしいですねぇ。

イヌイット

/ Zoch


王位継承

「王位継承」は、「Viva il Re!」という原題のゲームです。

これも、スゴイ簡単でおもしろいゲームでした。
わたしは、自分の正体を隠してコマを動かしていくところなんか、ちょっと「アンダーカバー」を思い出しました。
でも、これも「アンダーカバー」のようなスゴロクゲームではないんですよ。

まず、プレーヤーは、内緒の「目的カード」というのを他のプレーヤーにわからないようにもらいます。
「目的カード」は、今回のラウンドでプレーヤーが点数を得ることができる王位継承者がかいてあります。プレーヤーの目的は、このキャラクターを出来るだけ上の地位につかせて、点数を得ることです。
でも、自分のキャラクターを悟られてしまうと妨害にあってしまいますので、上手に動かしていかなければなりません。

地位は、「国王」を頂点に、「僧侶」、「兵士」、「商人」、「職人」そして、「奴隷」となります。

まずは、13人の王位継承者のうちから1人を選んで、「僧侶」、「兵士」、「商人」、「職人」のどこかにおいていきます。これが、その王位継承者のスタート位置になります。

自分の秘密カードにかかれている王位継承者を上の地位につけておくか、それとも、関係ない者を下の地位からスタートさせるか、それとも、そんな素直にいかずにフェイクをかけるか。
ここからもう、騙し合いがスタートしています。

全ての王位継承者のスタート位置がきまったら、手番のプレーヤーは、王位継承者のうち1人を選んで、1つだけ地位を上げることができます。
ただし、1つの地位には4人の王位継承者しか着くことができません。だから、上の地位が4人いるとあげることが出来ません。
また、「国王」になる場合は、プレーヤー全員の投票で、全会一致で賛成されなければなりません。
「国王」に信任されなかった王位継承者は、そのラウンドは、ゲームから除外されます。だから、自分にとって邪魔なキャラクターを「国王」に推薦して、ゲームから除外するということもできるわけです。

ただし、このとき、「賛成カード」は何回でも使い回しが出来るのですが、「反対カード」は使い切りで使うとなくなってしまいます。
これが、けっこう微妙で、

「誰かが『反対カード』を出すだろう」

と思っていると、みんなそう考えて、「賛成カード」を出しているなんてことも起こり得ます。

誰かが、「国王」の座についたら、そのラウンドは終了です。
「目的カード」を明らかにして、そこに書かれた王位継承者の地位に応じて、点数を得ることが出来ます。

やってみると、けっこう難しいです。
特に、「国王」。
今回は、けっこうあっさりと信任されていました。

と思って、自分の王位継承者を推薦すると、不思議に邪魔されてしまいます。

うーむ。
もしかして、表情よまれているかな?

そういえば、「ババンク」にも、ちょっと似ているような気がします。
わたしは、弱いです。

でも、これも、簡単に終わって、

「もう1回!」

と言いたくなるような、よいゲームです。

ということで、いつものように京都の夜はふけていきました。

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本日、第1回の「ゆうもあゲーム会・草津」が、滋賀県草津市の草津市立図書館2階の会議室で開催されました。

第1回目、そして、告知の期間が11月13日からと1カ月もなかったですので、お部屋もこぢんまり、参加もこぢんまり、という感じをイメージしていたのですが……。

11月21日にオープンした「ぱふ草津店」にチラシをおいていただいたのが大きかったようです。
「ぱふ」では、80枚ぐらいのチラシが、飛ぶようになくなっていたようです。
以前から、草津の保育園や、幼稚園では、ぱふの代表の岩城さんが、保護者の方や、保育者を対象に、講演などをされていたようで、そういうゲームに対する興味は、他地区に比べると高かったようです。
↑ だから、「ぱふ草津店」もできたのかもしれませんねぇ。

近所ということで、「あ・そ・ぼ」の子どもたちも数名参加してくれました(本当は、保護者連れじゃないといけないといっていたのですが……子どもだけで参加。まあ、家から5分、いつも1人できている図書館ですので……)。

それから、近くの保育園では、チラシを掲示板に貼ってくださっていたとのことでした。

あと、「ぱふ草津店」においたチラシを手にされた近くの児童館からの参加もありました。

なんと、最終的には、スタッフを入れて、50人以上の人に参加していただくことができました。

会場は、20人~3人程度の会議室。少しせまくて息苦しいところもあったかもしれませんねぇ。

「次回も、あるんですか?」

「次回は、いつですか?」

今回は、会場の使い勝手などを見てみようということで、次回の場所、期日などは決まっていなかったのです。

でも、今回利用させていただいて、となりの視聴覚室も一緒に借りて使えば、かなりの人数を収容できることがわかりました。
そして、即、予約。

次回の「ゆうもあゲーム会・草津」は、2月1日(日)12時30分から4時30分までに決定しました。

やる前は、会場が点々とかわる放浪のゲーム会になるのではないかと思っていたのですが、なんとか、長く続けられる会場を見つけることができたようです。

今回、貸していただいた会議室は、少し狭くて暗かったのですが、視聴覚室の方は、明るく、広いので、次回はより快適に遊べると思います。

参加した子どもたちは、3歳~5歳ぐらいの就学前のお子さんが多かったような印象をうけました。

「クーゲルバーン」、「組み立てクーゲルバーン」、「ネフスピール」、「プラステン」など、ゲーム以外のおもちゃ類も、なかなかに遊ばれておりました。

遊んだゲームは、

「ダミー」
「こぶたのレース」
「蜂の巣ゲーム」
「ミッドナイトパーティ」
「ハンカチ落とし」
「クラウン」

などなどです。

インストしたゲームは、

「ねことねずみの大レース」

とかですね。

たくさんの参加者があることは判明しましたので、近隣のスタッフを集めないといけませんねぇ。