退屈する旗本

栗本薫,読書

元禄無頼 上之巻

ルビー文庫ということで、もう何にも制御しない感じの栗本 薫です(笑)
美少年とか、美男とかが、ひどい目にあうのが好きだな、本当に。

いや、退屈する旗本がかっこいいかといわれると、まあ、いつものやっかみも入っているけど、ボンボン甘えんなという感じなんですよねぇ。いや、中学生ぐらいなら、格好いいと思ったかなぁ。いやぁ、その頃から、憧れはトチローだったからなぁ。
同性キャラには、どうしても厳しくなるな。まあそれは、作者も同じなので、そういう目で見てあげないといけないと。
そう考える、まあ、オタクって、男も女も同じ様なものだと思うのだが、けっこう対立は深い……いや、今でも深いのかな。

まあでも、着地点がわからなくてちょっとハラハラするというのはあって、そこはやっぱりおもしろいです。
放り投げられて終わるという心配もありますが。

下之巻に続く。