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ライオンと魔女 ナルニア国物語

映画が、けっこうよかったので、ファンタジーの原点(?)、「ナルニア国物語」を読み始めました。

訳が、「指輪物語」と同じで、瀬田 貞二です。
この人の訳、読みにくい訳ではないのですが……若干、古いです。
あとがき読んだら、1966年。まあ、古いわけです。

あれから、いろいろ西欧の文化も日本に入ってきたことだし、この訳は、バージョンアップしてもいいのになぁと思います。
わたしは、いろんな人の訳ででていて、選べる環境がいいと思います。まあ、それだけで、パイの取り合いになるので、難しいのだとは思いますが……。
巨人ごろごろ八郎太って、何ものよ……。

それでも、これだけ長きにわたって読み継がれてきただけのパワーは、ありますねぇ。
映画を見て、もっと、キリスト教を前面に押し出した、お説教くさい物語なのかと思っていましたが、決してそんなことはなかったです。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 下

後半も、凄い話です。

幸せの絶頂と不幸のどん底が、交互にハリーを襲います。そこにあるのは、「選ばれたる者の恍惚と不安」。

そして、ハリーの父親とスネイプの過去が少しだけあきらかになります。
まさか、こんな過去だとは思いませんでした。ローリングは、ものすごく残酷で、平等に人に描いていきます。

教師たちや、大臣も、理想的な人間ではあり得ない。ダンブルドアトですら情のために間違えを犯す。それを暴いていきます。

その平等な目は、ハリー自身にも注がれているのがわかります。

たしかに、彼は、いろいろな意味で特別扱いをされています。それが、はじめの「賢者の石」や、「秘密の部屋」のときは、鼻についてイヤだったのですが、今の彼は、たしかにその評価に値する人間に思えてきます。

もちろん、性格は、けっこうイヤなやつなんですけどね。でも、修羅場をくぐり抜けてきた分、貫禄がでてきた気がします。

あと、今回の話は、ミネルバが大活躍でした。今までも、わたしのまわりにはファンが多かったのですが、わたしも今回の活躍でファンになりましたねぇ。

思春期の葛藤が、これでもかとかかれている今回の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でした。
登場人物が、少年期から、確実に青年期に向かって成長している。成長が見える希有なシリーズです。
次回は、まだ葛藤を引きずるのか?それとも、青年期として自立していくのか?

楽しみです。

「ブクログ」のレビューは、ネタバレがいっぱいですので、読んだ後で見ることをオススメします。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上

「ハリー・ポッターと賢者の石」は、まるでおもしろいと思わなかったのです。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、このレベルの物語なら他にもあるよなぁという感じです。

でも、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」からは、水準以上のおもしろさです。
そして、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で、それは最高潮に達しました!!

ということで、次の巻を読むのが怖かった「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」です。
「炎のゴブレット」で、ほぼ伏線が出尽くした感じがあったので、この「不死鳥の騎士団」は、また1つずつ伏線を張り巡らせていく地味な巻になるんじゃないかなぁと思っていたのです。

が、なんのなんの。ジェットコースターのように物語の中に引き込んでくれます。

思春期のハリーたち。ダンブルドアに頼りながらも、独立していこうとしている姿や、コンプレックスに悩む姿は、今までになく、そして魅力的です。
すぐに、下巻にすすみたい!!

うわ、これ下巻にすすむ前に、ブックログでレビュー読んだら思いっきりネタバレだわ。レビューのリンクとばないことをオススメします。
下巻読んでから、どうぞ。

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魔女がいっぱい ロアルド・ダール コレクション 13

「ネズミの心臓」の章で語られる言葉。これは、本当に子どもにとっての真実だなぁと思いました。
これがあるから、ダールって、侮れない。

でも、全体的には、この異種族への理由のない憎悪には、同意できないわたしです。種族をひとくくりにして憎悪している感じがイヤ。

おばあちゃんも、てっきり、魔女なんだと思っていましたが、それは、予想はずれでした。

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ラヴクラフト全集7

1巻目を読んだのは、大学時代に郵便局でアルバイトしていたときという記憶があるので、少なくとも15年以上はたっているということです。
その間に、クトゥルー神話も、だいぶんメジャーな存在になってきたなぁと、ちょっと感慨深いです。

さて、恐怖ものというか、コズミックホラーから読み出したラヴクラフトですが、実は、わたしが1番、性にあったというかしっくりきたのは、実は、夢の国の物語群でした。

この7巻は、その夢の国の物語や、ホラーの習作という感じの作品が集まっています。
有名どころは訳し終わっていて、小粒な作品です。

ただ、夢の国の物語とホラーとを繋ぐような作品も、けっこう収録されていて、それなりに楽しめました。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト,Howard Phillips Lovecraft,
大瀧 啓裕
東京創元社
発売日:2005-01-22