大聖堂 下
「大聖堂」完結です。
すべてが、おさまるところにおさまっていく様の気持ちいいこと。
そして、それでも、これでもかこれでもかと続けていく力強さ。
まさに、小説。
物語の魔法が味わえます。
養老 孟司の解説以外、すべてが素晴らしいです。
「大聖堂」完結です。
すべてが、おさまるところにおさまっていく様の気持ちいいこと。
そして、それでも、これでもかこれでもかと続けていく力強さ。
まさに、小説。
物語の魔法が味わえます。
養老 孟司の解説以外、すべてが素晴らしいです。
「ダレン・シャン」完結です。
なかなか、うまいことまとめたなぁと。
ダレン・シャンは、一言でいうと成長しない物語でした。
まあ、主人公がバンパイアという成長しない死者だということもあるのですが、状況の変化はあるのですが、本質的なところが変わっていく物語ではないのです。
だから、ある意味、バンパイヤとバンパニーズの争いというのは、スポーツみたいなものだし、ゲームみたいなものです。
その部分に、のれるかのれないかが、この物語を楽しめるかどうかのポイントになってくると思います。
ある程度、子どもに受け入れられた理由も、この辺にあるんだろうなぁ。
結局、ミスター・タイニーってなんなのよとか、そのあたりはもう、ゲームマスターとしかいいようがないんじゃないかと。作者は、ダレンなんだけれど、実は、彼自身がミスター・タイニーなんだろうなぁと。
だから、読んだ後になにかが残るかというと、実はなんにも残りません。
読んでいるとき、今の物語なのです。
トム・ピルダーが……。
この展開は、けっこう怒濤の展開でした。
そして、物語と夢は次世代に引き継がれていきます。
ジャックが、アリエナに語った物語のように、物語の力があふれている、すごい物語です。
うーん、どうやら、映画3作目はないような感じですねぇ。
原作読みながら、この地味な話、どうやって映画にするんだろうと思っていたのですが。
今回は、船でひたすら東に向かうという、まあ、題名通りのお話でした。
聖書のエピソードのなんの話にあたるのかは、ちょっとわからないです。今までは、そういうモデルがあったようなので、今回もあるのではないかと思うのですが、わたしの知識では、今のところ見つからないです。
このあたりのバックボーンがわかると、また、お話の感じ方も変わってくるのかもしれませんが。
カスピアンとの再会と、まきこまれたユースチスの成長が、まあ、メインのストーリーです。C.S.ルイスのストーリーは、あまりにも、教科書的な感じが、してしまうのですが。
そして、瀬田訳は、今回も全開。微妙な訳だ。これ、だれも新しい訳にしようと思わないんだろうか?