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デセプション・ポイント 下

どうなるの……っていうジェットコースターに乗って読み切れます。
でも、2作品ダン・ブラウンを読んでいると、犯人とか自体は、わかっちゃうかも。

以下、ネタバレありで。

ケン・フォレット,戸田裕之,読書ken follett,ケン・フォレット,ソフトバンク クリエイティブ,ソフトバンク文庫,大聖堂,果てしなき世界

大聖堂 果てしなき世界 上

大聖堂の続編です。
今回も、不幸が「これでもか!」と連続で来る、ケン・フォレットの力業は健在です。

前作では、主人公たちを中心にしてのいろいろな対立と対比をかなり意識して書いていたと思うのですが、今回は、対立はあるのですが、前回ほど明快ではなくて、混沌としています。
修道院も、かなり腐敗していて、かつてのような理想に生きる人はいない感じです。

そんな中で、それでも、それぞれの思いや、欲望に振り回されながら、たくましく生きている感じが素敵です。

本の後ろのあらすじは、けっこう重要なことまで書いてあります。
特にこの時点で、下巻のあらすじを読んだのは、失敗だったかも……。

まあ、結果だけ知っても、過程がおもしろくない本ではないのでいいんですけどね。驚きは、減っちゃった。

ケン・フォレット,Ken Follett,
戸田 裕之
ソフトバンク クリエイティブ
発売日:2009-03-17
 

掛川恭子,読書,K.M.ペイトンK.M.Peyton,フランバーズ屋敷の人びと,学校,岩波少年文庫,岩波書店,雲のはて,K.M.ペイトン

フランバーズ屋敷の人びと2 雲のはて

フランバーズ屋敷の人びとの2巻目。
読んだのは、多分、中学時代。
1巻を小学校高学年で読んで、図書室で、新書の2巻、3巻を見つけて読んだはずです。

で、この巻の内容なのですが……まるで覚えてなかったりします。
というか、わたしの記憶の中では、2巻はじまった時点で、もう、ウィルは死んでいて、クリスチナは未亡人だったような気がしていたのですが……。
それ、多分、3巻目の内容ですねぇ。

ということで、ものすごく新鮮な気分で読んだ2巻です。

読んで、納得したのは、多分、この2巻に書かれていること、愛についての不安とかそういうことは、中学生の男子の頭の中には、残らなかったのだと思います。
そして、ところどころの飛行機を飛ばす描写は記憶に残っているのに、その時のクリスチナの恐怖はまったく記憶に残っていない。
きっと、当時は、ウィルとクリスチナの2人のうちのウィルにだけ共感していたんだろうなぁと想像できます。

自分に、そういう前しか見えてない時代があったんだということを感じさせる今回の読書というのは、なかなか、興味深かったです。

でも、今ぐらいの年になると、クリスチナの不安や、最大のライバル(飛行機)をこそ認めなければならないというクリスチナの矛盾、そういうことは、とても良くわかる。
好きな人が、自分以外の物をみているというのは、まあ、仕方ない部分はあるけれどさびしい感じもする物です。

ものすごく走り抜けた感じのある婚約期間の物語でした。
このまま、2人が結婚生活に入っていって、どんどん年老いていって、それでも巧くやっていけるのかどうかというのは、その当時は疑いもしなかったのですが、今読んでみると、けっこう危ういかもしれないとも思ったりします。

まぁ、お互いを認めて、いろんな事に慣れて、何事もなくすごせる可能性も、高いとは思うのですが、どこかで耐えられなくなっている可能性も否定できないと思います。
また、この「フランバース屋敷の人びと」という話自体が、人って、けっこうそんな完璧な存在ではないよということを突きつけてくる話でもあります。
そして、でも、ろくでもない人でも、どこか魅力があるんだよと、それを知らせてくれる話でもあります。マークとかな。

マークは、やっぱり、男は顔が大事なのか……とか思っていた記憶があります。自分の顔にコンプレックスがあったので(笑)今でも、まあ、あるけどねぇ。
まあ、わたしは次男なので、長男の圧力というのはいつもあったわけで、そういう意味で、やっぱり、次男坊のウィルには、共感しやすかっのかもしれません。

人生に、何度も何度も読み直して、その度に新しいことが見えてくる本というのがあるのだと思います。
読み捨てるなんて、もったいないです。

読み捨てられない。だから、例えば、携帯とかで読むのに抵抗があるんだろうなぁ。機種が変わったら、読めなくなるじゃないかと思ってしまう。
だから、わたしは、本の形をしたものが好きなんだろうなぁ…。

アガサ・クリスティー,田村隆一Agatha Christie,なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?,アガサ・クリスティー,クリスティー文庫,トミー&タペンス,ハヤカワ文庫,推理小説,早川書房

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? クリスティー文庫78

おぉ、けっこう騙された~。
途中、怪しいと思ったけど、はぐらかし方は巧いよなぁ。これは、何回か、クリスティーで経験しているのに、やっぱり引っかかっちゃう感じです。
推理小説としては、○ですね。

まぁ、主人公の2人が結局どうなるかとかのロマンス部分は、けっこうこれまで、クリスティーを読んでいる人には見えている展開でしたが。
でも、そこも、それなりにおもしろい。丁寧にかけています。キャラがたっている推理小説で、わたしにとっては、読みやすいです。
純粋に推理だけを楽しむというのは、無理な人なので。

この主人公の2人の感じって、トミー&タペンスの雰囲気があって好きなんでした。
ノンシリーズなのに人気なのは、そのあたりの華やかさもあるのかなぁと思います。

以下、ネタバレありです。

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神秘結社アルカーヌム

実は、もっといい加減で軽い感じを期待していたのですが、けっこう、真面目な感じのお遊びでした。
クトゥルー神話っぽいお話が中心になるのかと思っていたのですが、それも、けっこう薄味でした。敵も、けっこうちっちゃい感じが……。

まぁ、いきなりつかまって錯乱しているラヴクラフトには、噴きましたが……。

でも、ラヴクラフトの純真なアウトサイダーな感じ、フーディーニの常識人だけど危険に際してハイになるところとかが、よかったです。
マンガのようなキャラのかきわけ。魅力的でした。

そして、最後のドイルが格好良すぎです。