ダレン・シャン2
実は、クレプスリーがいい人ぽいです。
今回、ダレンが血を飲むまでの話です。この伏線の配置の仕方が、けっこうそつない。
どうも、作者は、オタクっぽい人だと思いました。
うん、ちょっと面白くなってきたかな。
実は、クレプスリーがいい人ぽいです。
今回、ダレンが血を飲むまでの話です。この伏線の配置の仕方が、けっこうそつない。
どうも、作者は、オタクっぽい人だと思いました。
うん、ちょっと面白くなってきたかな。
知り合いにものすごく本好きな小学生の子がいて、ハリー・ポッターとかも、話題になる少し前ぐらいに、その子から教えてもらいました。
で、ハリー・ポッターの1作目が映画になったあたりのころ、
「ハリー・ポッター、大人気やなぁ。最近、面白い本は?」
と聞いたら、
「ダレン・シャン。ハリーより面白い」
と答えてくれました。
「どんな内容?」
「悪いハリー・ポッター」
と一言。
あんまり、話すのが得意な子ではなかった。
「へー、また読んでみるわ」
その「悪いハリー・ポッター」という言葉は、ものすごく印象に残っていました。
そして、わたしは、彼の見立てをけっこう信用しています。
ということで、あれから5年以上たってしまいましたが、約束通りダレン・シャンを読んでいます。
読んだ感想は、えーと、
「悪いハリー・ポッター(爆)」
です。
あぁ、彼は正しかったと。
最初は学園物なのですが、優等生がいない感じです。いかにもワル餓鬼という感じの子どもたちが主人公です。
このあたりの子どもの書き方は、あんまり夢がない感じです。
吸血鬼物で、1巻目はまだプロローグという感じです。だから、ものすごくはまる感じはない。
でも、題材的にひかれている部分はあります。
突然、誰かが自分のことを「特別」といってくれて、退屈な世界から連れ出してくれる。
どこか、そんな感じもする物語です。
最近は、わたしは1巻目でおもしろさをつかめなくなってきているみたいですので、これからにちょっと期待しておこう。