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インフェクション30

最終巻。

いろんな選択の上でこの世界は成り立っている。
その中には、もちろん選択しないというのも、選択の1つ。

このマンガは、それぞれがそれぞれの選択をするという方法を選択した。うーん、この話の結論というか、落としどころとしてはそうとしかしようがないかなぁと思います。
もしくは、選択を保留するという選択かのどっちかしか取りようがない。

でも、実はそれは人間にとっては1番きつい厳しい選択だったような気もします。

だって、モータルとインモータルが、一緒に生きている世界ですからねぇ。けっこうな地獄だと思うのですが、どうでしょう。
しかも、それが自分の選択でそうなっちゃって、誰にも責任を押しつけることができないとしたら……。

あとから、やっぱり、やめたってできるのかな。
そして、2世、3世は、どうなっていくんでしょうか。成人したら、選択できるのかな。
まあ、やっぱりやめたができるのならば、それはそれで、どこまでも「保留」に近い選択ということになるのかもしれません。それでも、モータルとして生きようとして年取ってから、やっぱりヤダってなったらどうなるんだろうとか、いろいろ疑問はつきないですねぇ。

うーん。
まあ、ちょっと消化不良感も残るけれど、なんか、新しい地平を見せてくれた気もします。同時期に読んでいた「ドメスティックな彼女」よりは、こっちの方が好きでした。

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知らないと損する池上彰のお金の学校

うーん。
池上彰さんの話って、けっこうアップデートが早いジャンルの話が多いので、数年前の本を読むと、ちょっと話が古くなっているかもしれません。
けっこう円高のときのお話です。今は、空前の円安ですからねぇ。

税は財源なのかどうかというのは、けっこう最近、怪しくなってきた感じもあります。
ただ、それがわかっていて「財源だよ」ということで、流れをつくっているのではないかという気もします。
まあでも、それは、操作の仕方としては巧みかもしれないけれど人をバカにした方法だと思います。

「ヒトラーは、情報操作が上手かった。そのあたりをよく研究しないと」

とか、

「インフルエンサー、SNSを利用して、(世論の)情報操作を」

みたいのと同じ発想で、上手くいくかもしれないけれど、結局、そうして操作される人間が増えることって、日本や世界にとって、本当にいいことなのという思いはあります。

この手の知識のアップデートって、思った以上に個人にとっては難しいです。

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トラウマ映画館

映画に関する個人的な思いでみたいな感じがおもしろいです。
なにかを吸収していく時期というのは、名作とか、駄作とか、そういうこと関係なしに、なんでも取り入れる時期なんだなぁ思いました。

もしここで、「これは評価が高い」とか、「これは世間的に駄作」とか、そういうフィルターがかかっていたら、多分、今の作者はないのかも。

だから、今までのエッセイ以上に、作者の生の声がはいっている感じがしました。

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姉なるもの4

人への執着故にバグっている神様が、もう1人(柱)。
という感じで、なかなか、切ない話になってきた気がします。
そして、アダルト版の方と、ちょっと混ざってきている感じもします。

これも、惹かれているのは異類婚ものとして、なのかもしれません。

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魔界水滸伝17

ご一行は、いよいよ多一郎さんに再開。
なんか、わけはわからないけれども、正気を取り戻させる一言に対する多一郎さんの反応がせつない。

というか、そうなるわなぁと。

作者が、人間界と魔界を離したいのか混ぜ合わせたいのかが、どんどんわからなくなっていく感じがします。