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クジラの子らは砂上に歌う23

完結です。
圧倒的なエンドです。そして、魂形を完全に悪であるとせずに、人間に寄り添うものとして最後までえがききったのは、本当にこの作者のすごい物語の構成力です。

エピローグで語られているリコスのその後、チャクロのその後は、なんというか、あぁ、リアルな物語だなぁとわたしは感じました。
それは、人それぞれ、感じ方は違うかもしれませんが。

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双亡亭壊すべし7

ついに双亡亭を作った坂巻 泥努が登場。
しかし、予想を超えた異次元の展開を、全部1つの作品にぶっ込んでくるところが、あいかわらず藤田 和日郎は凄いです。

別々に発想があっても、普通は混ぜないだろうと思う。それが繋がっていところが凄い。

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メタモルフォーゼの縁側4

同人誌即売会にとうとう売り子として参加する4巻目。
まあ、東京の人と地方では、イベントに対する距離感も違うとは思うのですが。地方だと、買いに行くだけでも一大イベントですからねぇ。

でも、直前になって、心がくじけそうになってしまうというのも、アルアルだなぁと。なんでしょうね、あの新しいことを始めたりするときのワクワク感とともにある重さって。
でも、それを超えた人だけが味わえるものが確かにあるかもと思いながら読んでいます。

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本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 第五部 女神の化身3

トータル24巻目にして、第5部3巻目。嫁取りディッター編の後始末と、学園祭…ではなくて領地対抗戦です。

なんか、嫁取りディッターは、いろいろな視点で混乱していて(思惑が入り乱れていて)、まさかそこまで混沌としているとはとビックリしてしまいました。
そういう視点の違いによるゴチャコヂャは本当にうまいなぁと思います。1人称なのであんまりきにならないけれど、短編とかになるとそこが顕著になりますねぇ。

1人称のおもしろさと、難しさの両方を良くわかっている感じです。

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ヘルマン・ヘッセ全集5 車輪の下 物語集3 1906-1907

「物語集3」。
次は、「ゲルトルート」だと思っていたのですが、5巻、6巻は、物語集でした。
ということで、「車輪の下」から「ゲルトルート」までの間、同時期にかかれた短編集という感じです。

なんとなくですが、ヘッセ自身の書きたい物語と売れる物語の間で、ちょっとずつ調整をしているような様子も感じられるかな。
「ある文通」とか、「友人たち」は、それが綺麗に整理されて表現されている気がします。

自分のためだけにかいていたら、多分、ここまで愛される作家にはなってなかったんだろうなぁ。
そういうところも、実はヘッセの好きなところです。