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QあんどA 4

この1冊を読み忘れたとしても、多分、それほど困らない4巻。
そして、読めばそれなりにおもしろい4巻でした。

あだち 充クオリティ。

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じんべえ

おもしろいんだけど、やっぱり、こういうパターンの話になっちゃうわけですね。
うーん、最近は、このパターンは、あんまり好かないんですねぇ。なんか、男の都合の良い話という感じで。

渡辺 多恵子の「ファミリー」とかでもあったパターンで、昔は好きなパターンだったんですが…。

なんか、男の方がこのパターンを願って、悲惨なことになっていることもある気がして。
「Papa told me」の親子関係でも、そうなんですが、子どもや、女の子が「そう思う」のと、男の側、保護者の側が、「そう思う」のは、似ているように見えるけれど、ものすごい違いがあると、わたしの理性が告げています。
モラルの問題ですね。
でも、傍目には見分けつかないじゃないですか。男だって、恋愛モード(欲望モード?)に入っているときは、物語がバーーッと頭の中に出来ちゃっていて、自分でもわかんなくなっちゃってると思うんです。

たがら、「カリオストロの城」のルパン三世の様な理性は、とっても大事で、両方が願っていても、あえてそうじゃない選択もあると思います。
そう考えると、宮崎 駿、案外まともなのか?

しかし、これ10年以上前の作品ですが、全然、今と作風が変わっていないです。

もっとも、この後、じんべえが踏みとどまるのかどうかというのは、一切かかれてはいないので、もしかすると、そのあたりも、あだち 充の凄さかも。

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QあんどA 3

典型的な(?)あだち充節。
でも、こうやって安定している作品の方が、傑作になりやすい気がします。この人の場合は。
そこに、ちょっとだけ新しいものをつけたすのが、いいみたい。

けっこう、お京さんが好きです。

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QあんどA 2

2本同時連載で、大丈夫か?
とか思っていましたが、「クロスゲーム」が終わってしまって、まったくもって大丈夫でした。

うーん、お兄ちゃんが成仏する日が、最終回か?

まだ、家にいるんですパターンか?

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クロスゲーム17

あだち 充のムリのない名作だったなぁと思います。

そして、これぐらいちょっとずつ新しいことも試していくのがいいのかも。