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激マン!2

週刊誌連載3本とか、4本とか、ほんとうにすごいですよねぇ。
絵のクオリティが今の時代ほどもとめられていない時代とはいえ、むちゃくちゃなのは確かです。

しかも、そこから、傑作が生まれているという。
このパワフルさ。時代が生み出したものなんでしょうか?

ところで、「少年ヨンデー」に無茶言ったシーンは、上手にスルーしたな(笑)
これが、年齢と共に手に入れたテクニックか?

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デビルマン対ゲッターロボ

ゲッターロボは、今となっては、やっぱり石川 賢のものなかのなぁという気がちょっとする。

しかし、これ、大昔の東映まんがまつりかなにかのために、かかれたものかとおもっていましたが、2010年の作というのが、凄いな。
もしかすると、石川 賢への鎮魂歌としてかかれたものなのかな?

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激マン!1

永井 豪版、「男の星座」。

そういえば、「男の星座」って、漫画ゴラクだったような。「バイオレンスジャック」も、完結は、漫画ゴラクだったし。
漫画ゴラク、渋いな。

いきなり「デビルマン」からはじめていますが、それ以前のハレンチ大戦争あたりもかくことあるだろうとか、いろいろ思ったりします。
時代順ではなくて、作品別に物語が進んでいくのかな?

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新バイオレンスジャック 下

うーん、終わり方が若干未消化かなぁ。
これは、「バイオレンスジャック」に組み込まれる物語ではなくて、「バイオレンスジャック」の後に続いていく物語になるのかなぁ。

潮……ってだれだ?
ケルベロスにのっている美樹のイメージは、なんだろう、「魔王ダンテ」のイメージでそんなのがあったかな?

まあ、「デビルマン」、「バイオレンスジャック」ラインのファンですら、けっこうおいてけぼりを喰らっていますので、はじめてコレ見たことには、さっぱりわからんと思います。

でも、なんとなく、おもしろい……この世代のマンガ家の凄いところです。

永井 豪,ダイナミック・プロ
メディアファクトリー
発売日:2010-07-23
 

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新バイオレンスジャック 上

今のととのった絵よりも、昔の荒い絵の方が、あのナレーションにはあっているような気がするバイオレンスジャックです。

もう、1回終わっちゃっているお話ということで、キングの正体は……金髪だから……あの人ですね。とか、そのあたりの謎は、無いに等しいのですが、繰り返しのお話としても、とてもおもしろいです。

悪役に、ウルヴァリンとサイバートゥースのそっくりな人がいたり、蜀軍がいたり、笑わせてくれるわ。この節操のなさが、すごいなぁと思います。