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カサノバ

カサノバは、1~13までの数字のカードとダイス3つを使って遊ぶゲームです。

1~13までのカード……これって、トランプで代用できるやん!
その通りなんですが、水の都ベネチアの風物がかかれた専用のカードで、雰囲気たっぷりに楽しまれることをオススメします。

各プレーヤーは、1~13までのカードのセットとコインを受け取ります。

手番のプレーヤーは、まず自分がサイコロ1~3このうち、なんこ振るのかを宣言します。
各プレーヤーは、その手番プレーヤーの宣言を聞いて、チップを1枚と、カードを1枚裏向けにして出します。

全員がカードを出せば、手番のプレーヤーは、サイコロを振ります。カードは、このサイコロの数を予測して出さなければなりません。
だから、サイコロ1こなら1~6まで、サイコロ2こなら2~12まで、サイコロ3こなら3~18までの数字がでることになります。

サイコロをふって、それに1番近い数字のカードを出していた人が、勝ちになります。
ただし、サイコロの数よりも大きなカードを出した人は、自動的に負けになります。

他のプレーヤーに勝つためには、できるだけ大きな数字カードを出さなければなりませんし、サイコロの目を気にすれば、できるだけ小さな数字カードをださなければなりません。

さて、サイコロを振って、その出目を見た後で、手番のプレーヤーは、カードをオープンするか、さらにチップを上乗せするかを決めることができます。

手番プレーヤーがチップを上乗せした場合、残りのプレーヤーは、その勝負に乗るか、降りるかを決めなけれはせなりません。
勝負に乗る場合は、自分のチップをもう1枚を場に出します。

チップの上乗せは、1回のみです。全員が、乗るか降りるか決まったら、いよいよカードオープンです。
勝ちの判定をして、その人がチップを受け取ります。

このゲームのミソですが、「ハゲタカのえじき」のように、自分の数字のカードは、それぞれ1回だけしか使うことができません。
つまり、いつか、どこかで必ず「1」とか、「2」なんてカードを使い切ってしまわないといけないわけです。
ということで、全員13枚のカードがありますので、13回戦勝負すれば、終了になります。

簡単なルールで、ドキドキ感もあって、いいのですが、ちょっと、地味な印象をうけました。
それは、コインの賭け方で、1回しか上乗せが許されないところですね。
もっと、派手派手にブラフを効かせて、何枚でもつり上げられるようにしておけばよかったのに……。

わたしは、常にちょっと高めの数字カードを出してしまい、全然、勝てませんでした。

……でも、もっと、派手にブラフができればきっと……。
いや、カードの数字が大きすぎたら、はじめっから無理か……。

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カリブ

なかなか簡単なルールで、楽しむことができた「カリブ」です。
今回の「おてばん」では、この「カリブ」と「ウルランド」が、新鮮な楽しさがありました。「サンファン」は、安定した楽しさがありましたし、それぞれに、楽しいゲームだったのですけどね。

地中海、カリブの海で繰り広げられる海賊たちの熱い戦いですよ。

プレーヤーは、カリブの海に浮かぶ島の沿岸に、それぞれ隠れ家を持っています。

海の上には、6艘の海賊船が浮かんでいます。これは、どのプレーヤーの船というようにきまってはいません。だから、自分の都合のいい船を動かすのが、肝心です。

ゲームは、いろいろな都市で、宝物が発見されることからはじまります。
まずは、都市に、宝物のタイルがおかれます。
この宝物をできる限り、他のプレーヤーを出し抜いて、ゲットするのがゲームの目的です。
ただし、宝物は、それぞれ価値が違っていて、「小銭をチビチビとかせぐか?」、「一括千金を狙うか?」など、作戦を考えなければなりません。

さて、宝物をゲットするには、まず船を宝物のある港に隣接させなければなりません。そして、宝物を船にのせて、その船を自分の隠れ家まで、移動させてはじめて、プレーヤーは、宝物を手に入れたことになります。

さて、この船をあやつる部分が、このゲームのおもしろいところです。
なんせ、自分の船というのは決まっていませんから、全プレーヤーの思惑が、入り乱れることになります。

各プレーヤーは、「-1」から「5」までの7枚のタイルを持っています。
まずプレーヤーは、この7枚のタイルのうち6枚を、他のプレーヤーからわからないように6艘の船に振り分けます。

例えば、Aの船は「5」、Bの船は「4」、Cの船は「3」……という感じです。

全員が、振り分けることができたら、Aの船においたタイルから、全員一斉にオープンしていきます。
そして、Aの船を動かすことができるのは、なんと、このときに1番大きな数字のタイルを出した人だけなのです。船は、出した数字タイルの数だけ進めることができます。

だから、お宝をせっかく船にのせたのに、次のラウンドでは、別のプレーヤーがその船をあやつって、宝物を持って行っちゃうということも起こり得ます。
「-1」のタイルだけは、例外で、その船の動きを-1にしてしまいます。

だから、ピッタリ考えて、自分の隠れ家に戻れるぞと思っていても、「-1」を一杯おかれてしまって、微妙にとどかなかったりもします。

大事な船には、大きな数字を……。とがんばっても、数字の種類って限られていますので、けっこうバッティングしてしまいます。バッティングして、硬直しちゃうと、その船は動かすことができません。

もう1つおもしろいのは、このゲーム、船が隣どおしのマスに並ぶと、自動的に、その船の宝物を略奪したり、自分の宝物を贈与したり、自分と相手の宝物を交換したりできます。

だから、上手に船を動かす権利を掴めば、連続して、複数の船を連係プレーで一気に宝ものを自分のところに持ってきたりもできます。

このあたりの連係プレーをしたり、人が動かした船を妨害して、次に動かす船で一気に横から宝物をかっさらったりというのが、楽しいですよ~。

点数の高い宝物を持っている船は、やっぱり、みんなが動かしたがるんですね。
で、そこで、高い数字タイルを使ってしまって、お見合いをみる。
でも、自分だけ、高い点数をとなりの船につぎ込んで、宝ものを略奪。それだけでは、届かないので、中継して本拠津へ。

はまると、笑いが止まりません(笑)
そして、はまると、「おれ、宝物、積んでばっかりで、1こもゲットできない~」てなことになります(笑)まあ、積んだだけでも、ちょっとは点数が入るんですけどね。

後半になってくると、みんなも、いろいろ単純な作戦をとらなくなってきますからねぇ。
そうすると、単純なところに、高い点数をおくのが、有効になったりもします。

この読みあいの部分は、ちょっと、「ハゲタカのえじき」を想像したりしました。

今、調べてみましたが、お値段も、なかなかお手頃なゲームですねぇ。いいかも。

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子やぎのかくれんぼ

この日、2つ目のゲームは、「子やぎのかくれんぼ」
なんと、はぷさんなど、木のおもちゃ屋さんで売っている子ども用のゲームです。
すごく簡単なメモリーゲームで、ルールだけ聞くと、

「それっておもしろい?」

と思うようなゲームなのですが、やってみると、大人でも充分に楽しめます。
侮れないぞ。子ども用ゲーム(笑)

今、プレイスペース広島の紹介を見てきましたが、ゲームのテーマは、「オオカミと7ひきの子ヤギ」だったのですね(笑)

えーと、ふせられた6つの缶の下に、子ヤギのコマを各5つずつ入れます。
そして、サイコロを振って、指定された缶の下にいる子ヤギの数をあてるだけ。

「それ、おもしろいの?」

というか、

「缶の下の子ヤギの数は、5つに決まってるやん!!」

という声が聞こえてきそうですが、その通りです(笑)その通りなんかい!!

えーと、正解すると、その缶から1ぴき子ヤギを助けることが出来ますので、だんだん、缶の下の子ヤギの数は変わっていきます。

はやく7ひき子ヤギを集めた(助けた)プレーヤーが勝ちです。

これでも、まあ、注意深い大人なら、どこに何個入っているか、場所が6つぐらいなら覚えられそうです。

さて、ここからは、ルールブックに書かれていない「大人ルール」です。

えーと、誰かが、子ヤギを半分ぐらい集めたら、なんと、6つの缶の場所をシャッフルするのです。
缶は、6つとも色が違いますので、色と数の関係さえしっかり覚えていたら、場所が変わっても平気なはず……ですが、人間の記憶って不思議ですねぇ、こうすると、もう、どれが何個だったのかわからなくなっちゃいます。

嘘だと思うでしょう?試してみて下さい(笑)

えーと、まあ、わたしとかは、記憶力がないので、全然、缶を動かさない状態でも、ナチュラルに間違って、爆笑されたりしますけど……。

なんか、サイコロの目って、偏って出るんですよねぇ。前の人と同じ目を出すと、前の人が直前で開けた缶の中身を当てたらいいだけなので、とっても簡単で、ラッキーです。なぜか、連続して出る人には、この目が出る(笑)

しかーし、間違っているわたしたちを尻目に、ベテランゲーマーさんは、シャッフルにもめげずに、1回も間違えずに子ヤギを7ひき集めておられました。

あれはきっと、常人とは記憶の仕方が違うのですね。
多分、赤、青、赤、黄という感じで、サイコロで出た色を順番に全部覚えているんだと思います。

あぁ、そうすればいいだけか~~。

……、無理です。

子どもとやっても、大人とやっても、けっこう楽しめるゲームだと思います。

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11月の「おてばん」は、「京いきいきボランティアまつり」に参加していたため、残念ながら不参加になってしまいました。

ということで、12月11日(土)。2か月ぶりの「おてばん」参加です。

12月のこの週は、仕事が修羅場でした。そして、どうにかこうにか、土曜日には、仕事のメドがたってきたということで、なんとか、参加することが出来ました。
これ、参加しなければ、次はもう、2005年ですよ。

疲れているので、少し遅れて会場入り。重役出勤です(笑)最近、時間にちょっとルーズかも。

ババ抜き(アレンジバージョン)

ちょうど、ゲームが始まったばかりという雰囲気です。
うーむ。ちょっと、待たないといけませんねぇ、と思っていると、

「今から、ちょうどやりますから、入りますか?」

とお誘いをうける。
すいません、そのせいで、2回インストをしていただくことになったかも。

なんと、遊ぼうとされているゲームは、普通の「ババ抜き」。もちろん、カードも、普通のトランプです。
ただし、ただのトランプではなくて、「道中紀」1の紀道さんのオリジナルのルール、ちょっとだ変わっ「ババ抜き」です。

ジョーカーは、使いません。
↑ よく考えたら、ババ抜きじゃない?というか、はじめっから抜いてるから、それでいいのか?
ジジ抜き(ランダムに1枚カードを引いてするババ抜きですね)でもありません。

カードを配って、ペアのカードを捨てて、ジャンケンして最初のプレーヤーを決定。ここまでは、普通の「ババ抜き」と同じです。
ただし、ここからがちょっと違って、手番のプレーヤーは、自分の手札のなかから1枚いらないカードを選んで、好きな人に渡します。
そして、渡された人が次の手番になって、自分の手札から1枚いらないカードを渡していって……というように、プレーしていきます。
あとは、普通のババ抜きと一緒。ペアのカードがそろったら、どんどん捨てていきます。
そして、すべてのカードが最初になくなった人の勝ちです。

わたしは、まったく自分でルールを考えるということができない人(あたま堅すぎてルールを変えるというのも苦手です)ですので、こうやって、いろいろ自分でルールを考えられる人は、すごいなぁと思いますね。

さて、実際のプレーです。

まず、最初のプレーヤーが、誰かにカードを渡します。
このとき、考え方としては、

  • カードの残りの少ない人に渡せば、その人のカードがさらに少なくなる可能性があるので、ヤバイ。
  • カードの残りの多い人に渡せば、渡したカードがそろう確率が高い。

という2通りが考えられるのかな。
でも、ゲームとしては、前のプレーヤーが次のプレーヤーを決めることが出来ますから、あがりそうなところには、渡さなければいい。

ということで、カードが多い人のところに、カードを渡すというプレイになりました。
そうすると、はじめからカードが少ない人は、なかなか手番がまわってきません。

ゲームとしては、常にカードの枚数の多い人に手番が多くまわってきて、その人がカードを減らせる可能性が増えますので、なかなか、競り合った勝負になります。

……というか、ラスト2枚とかになって、あがりそうになっている人のところには、全員がそういう状態にならない限りほぼ絶対にまわってきません(笑)
確かに、かなり競り合った勝負になるのですが、でも、そうすると勝負所は、全員が2枚になったところからになっちゃいます。
わたしみたいに、どのカードを誰にまわしたかなんて、全然覚えていないプレーヤーにとっては特に(オイオイ)

ということで、ちょっと、改良の余地ありという結論でした。
でも、よくしっているゲームでも、ちょっとルールを変えるだけで、けっこう、雰囲気がかわっておもしろいんだなぁと思いました。
今度は、ぜひまた、改良したらどんなふうに変わったのか知りたいですね。

ということで、軽い感じでゲーム会スタートです。

  1. 現在、閉鎖 []

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11月はいけなかったので、2か月ぶりのおてばんでした。
今日は、広いお部屋でした。人数は、12、3人だったかな?こぢんまりとした感じで、落ち着いてゲームが出来ました。
落ち着きすぎて、2時から6時までぐらい、4時間ぐらい続くゲームをされていたテーブルがあったぐらいでした。

今日、遊んだゲームは、

「ババ抜き(アレンジ・ルール)」
「子やぎのかくれんぼ」
「カリブ」
「カサノバ」
「ウルランド」
「サンファン」
「6ニムト」
「アブ・ディ・ポスト」
「ロバは誰かな」
「そっとおやすみ」

などなどでした。
わたしは、軽いゲームばかりですよ~。
でも、楽しいです。

今は、重いゲームをする体調ではない(笑)