「失踪日記」までの日々
うつうつひでお日記
完璧主義者なんだなぁと思います。
オール・オア・ナッシングなんですね。
自分でそれはいけないと思いつつも……。
多分、以前と同じギャグでも、ちょっとみたくれをかえたりとかはすぐに出来ると思います。それ以上に、同じギャグでも、きっとそれを心地よいと思う読者は、「お約束」として受け入れるだろうし、そのなかで少しずつ練っていってもいい。また、同じ人間が見ているかどうかもわからないのだから、いろんな場所で、同じギャグをやるのは、決して間違えではないと思います。
でも、それが許せないようなんですねぇ。
「ポロン」とか、「ななこ」とかの文庫で書き下ろしがあったので、そういう状態からは抜け出しているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
それを見せないあたりは、すごいなぁ。
この天才が、そうやってくるしみながら、それでも生きて、マンガにしがみついてくれているのは、やっぱりファンとしてとてもうれしいです。
でも、「失踪日記」が売れたとたん、手のひら返すマスコミ。
今、前以上に鬱になっていないといいのですが……。
あと、ミャアちゃんが出てくると、なぜか、わたしは、この子にだけ、
「あ、ミャアちゃんだ!!」
と反応してしまうことに気がつきました。
「スクラップ学園」、再販されないかなぁ……。