アライブ5 最終進化的少年
なんというか、この悪意が周りを囲んで来るみたいな閉塞感がすごいなぁと思います。
そして、サバイバルしている彼らの周りで、日常生活がごく普通に続いているというのが、異常さを浮き立たせています。
チェザーレ・ボルジアというのが、なんとも素敵というか、山田 ミネコの趣味の良さよねぇと思います。
タイム・トラベルものをしていたら、けっこうこういう有名人を出してもいいと思うのだけれど、初期の作品以外は、案外とそういうのはないですね。
あとから付け足してかいた作品化と思ったのですが、そうでもないのかな?
レイクが日本人と間違えられるという凄い話し。
まぁ、見た目ではなくて声が似ていたということなのですが、日本語ペラペラってことなんだろうか?
ここまで、ほぼ小角の出番無しという。
いかに、影とレイクに人気があったかというのがよくわかります。
まあそれでも、主人公が出てくるとしっかりとお話をまとめてくれる感じはありますけどね。
そして、ここで雑誌が終わったみたいです。めっちゃ、途中。
ここから、雑誌連載ではなくて、スペシャル書き下ろし個人雑誌(ムック?)として続きか出たようです。
まあ、あれで終わっていたらみんな起こるよねぇ。
大都社版のコミックは、確かここで終わっていたんです。
でも、わたしは、アニメージュコミックス版を読んで、この後の結婚式のことをしっていました。そして、それがないので、ものすごく混乱したというか、
「これで終わり??」
って、パニックになった記憶があります。
これがないと、パトロールシリーズは、終わらないよねぇと思います。
大ハッピーエンドのエピソード。
まあ、その後いろいろあって、小角はどんどん孤独に暗くなっていくんですけどね。
でも、最近は、元気で嬉しいです。小角と永都は、やっぱりヒーローっていう感じで好きです。
メディアファクトリー
発売日 : 2001-12
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