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てぶくろてっちゃん2 藤子・F・不二雄大全集

最後は、読者に物語をつなげる美しい終わり方でした。
しかし、このてぶくろの由来は謎ですね。

でも、そんなことを言うのは野暮なんでしょう。子どもは、手袋ひとつあれば、すぐに変身できるものです。

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機巧童子ULTIMO8

巴の紋のように、陽の中に陰があり、陰の中に陽がある。
そして、物語の裏も見えてきて、盛り上がってきています。

ときどきでてくる、きっとわざとな危ないセリフも、楽しい。

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プリンセス・トヨトミ

途中、大阪全停止までの道のりが、長くて長くて。
そこにたどりつくまでは、イマイチなのかと思ったけれど、それ以降というか、イベントが始まってしまえば、いつもの万城目 学のスピード感で、安心の出来。
これは、一人称じゃ無かったのが影響しているかもしれません。
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」も、三人称だったけど、あれは語りが入ったりしていたからねぇ。

おとうちゃんの話で泣いて、対決で泣いて、お母ちゃんのどんでん返しで、また泣いた。
おおさかのおっちゃん、おばちゃん、ステキや。

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本当に恐ろしいクトゥルフ神話 オールカラー

「本当に恐ろしい」かどうかは別にして、なかなか読みやすくまとまった1冊でした。
コンビニ本、侮れないな~。

まぁ、いろんな総合クトゥルフ本の寄せ集めといえばそうなんですが、クトゥルー神話自体がそんなものかなぁ。

シャーロック・ホームズすら取り込んでいったように、日本のクトゥルーの展開には、ぜひ、ウルトラマンも飲み込んでいって欲しいですね。

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金魚屋古書店13

図書館にマンガ、けっこう入ってるみたいですね。

マンガ、あってもいいけど、なくってもいいかなぁ……。
どのマンガを購入する買っていう線引きってけっこうできないと思うんですよねぇ。厳選するか、選ばずにドンドン入れるか。で、ドンドン入れると、どうしようもなくなってるのが目に見えてる。

厳選するとしたら、うーん、わたしの図書館には「夢の夢」は、入らないかなぁ。
「トーマの心臓」は、入る。でも、「ポーの一族」は、名作だけれど入らない気がします。
「空の色ににている」と「草迷宮・草空間」は、入るな。
白倉 由美は、なんか1冊入れたい。うーん、「贖いの聖者」かな。でも、これを入れると自分の基準がぶれている気もする。

「金魚屋古書店」のこの巻のお話の中で、「草迷宮・草空間」の本ばかりを集めている人の不思議な話があったけれど、そんな狂気と背中あわせなマンガなら、図書館にあってもいいかも……。

基準が自分でも良くわからないけれど。健全な基準でないのは、確かですな。

少年マンガは、入らないかも…。