鉄腕アトム別巻 手塚治虫文庫全集
鉄腕アトムの変わり種ばかりを集めたもの……かな?
「鉄腕アトム 小学二年生版」なんかを読むと、手塚 治虫が子どもをとらえ切れていないのがよくわかる……。どうしても、子ども向けというと、展開がドタバタものになってしまうみたいです。
このあたりが、藤子・F・不二雄は、やっぱりすごかった。
というか、多分、この人に子ども向けを依頼すること自体が間違いだと思います。
鉄腕アトムの変わり種ばかりを集めたもの……かな?
「鉄腕アトム 小学二年生版」なんかを読むと、手塚 治虫が子どもをとらえ切れていないのがよくわかる……。どうしても、子ども向けというと、展開がドタバタものになってしまうみたいです。
このあたりが、藤子・F・不二雄は、やっぱりすごかった。
というか、多分、この人に子ども向けを依頼すること自体が間違いだと思います。
駆け足すぎるところが、若干きにならないことはないのですが、これいいです。
でも、その駆け足すぎるところが、物語の軽快さを生んでいるような気もしてくるぐらいです。
おりょうのツンデレよりも、大久保のツンデレに、グッときました(笑)陸奧もですねぇ。人たらしの本領発揮という感じで、素敵だ。
埋もれるのが、もったいないけれど、多分、あんまり話題にならずに埋もれてしまう名作。
オタクの世代論。
なんか、自分の世代ではないところは、やっぱり、よく見えていないみたいで、「それは、どうかなぁ」とか懐疑的に読んでいたのですが、「第2世代のオタクは……」みたいな自分の世代のところは、本当に良く当てはまるというかその通りだと思った。
確かにまぁ、わたしらは、「オタク」なんて名乗れるのは、エリートだと思っていたから、「わたしなんてとてもとても」みたいな謙遜はあったな。
まあ、オタクの一線(?)の人たちというのは、ホントに戦っているイメージが強い感じです。バーッと理論武装してね。今は、そうでもないのかなぁ。
で、その理論武装的なところが、けっこう好きです。
まぁ、基礎的な教養は、もっていて欲しいとは思います。
というか、オタクの矜持として、「それについて知らないことはない!」と、知らなくても言い切って、語って欲しいなぁ(笑)
まあでも、敷居がさがったのは、単純に悪いことでない気もします。
というか、昔のオタクは、こうやって、世界に浸透したり、認められたり、普通になっていくのを夢見ていた気がします。
そのために努力して、実現した世界が、実は、あんまり住みよい世界ではなかったというのは、まぁ、良くある話といえば、良くある話だな。
で、最近、岡田 斗司夫が書いた本の題名が「遺書」なのか……。
おもしろいらしいですけどね。
うーん、単純に、いつでも起きている世代交代という気もちょっとする。
そして、いつだって、旧世代が、駆逐されていくのかも。
絵本というか、詩というか。
ミニミニなちびねこの日々の冒険です。
このちびねこは、須和野ちびねことは、違うちびねこだと思っていたのですが、途中で、須和野さんという名前がでてきましたね。
でも、時夫の姿がないので、これは、やっぱり別の須和野さんのところの別のちびねこなんだと思います。
まあ、同じでもいいんですけどね。
「グーグーだって猫である」の擬人化していないネコたちと、ちびねこたちは、この人の中でどんな風につながっているんだろう?
どっても、リアルな世界としてとらえている気がします。
大島 弓子の目線って、すごい。希有な人です。
えーー!!
と、いうところで終わります。
衝撃的すぎて、続きを読むのが怖いのですが……。