杉浦日向子の江戸塾
これを読んでも、
「江戸って素敵!!」
とか、
「江戸に住んでみたい!!」
とかは、思いません。
わたしは、やっぱり、田舎ものですから。
でも、江戸の街が、他の街とは違って、ものすごく「変」で、雑多で、いろんな意味で、魅力的な街であることは、とっても伝わってきます。
だから、杉浦日向子は、江戸のことを研究するのに一生を捧げたんだなぁと……そっちの方が、感慨深いものがあります。
これを読んでも、
「江戸って素敵!!」
とか、
「江戸に住んでみたい!!」
とかは、思いません。
わたしは、やっぱり、田舎ものですから。
でも、江戸の街が、他の街とは違って、ものすごく「変」で、雑多で、いろんな意味で、魅力的な街であることは、とっても伝わってきます。
だから、杉浦日向子は、江戸のことを研究するのに一生を捧げたんだなぁと……そっちの方が、感慨深いものがあります。
「香水」みたいに、ちゃんとオチのある話以外は、どこか素人っぽい印象が残る短編集でした。
まあ、もちろん、素人にこれが書けるかというと……多分、全然、無理なんだと思いますが。
その素人っぽさが、作品のむずがゆいような「恋愛」似合っていて、いい雰囲気でもあります。
でてくる登場人物は、大人ぶって、どうしても人と距離をおいちゃう部分、すかしちゃう部分があるのですが、多分、それは、ナイーブさの裏返しなんだろうなぁと思えます。
同じ感じの菊地作品で、「風の名はアムネジア」とか、「インベーダーサマー」とかありました。ただ、あれほど素直に入ってはきませんでした。
なんでかなぁと思ったけど、あっちの方が受け入れやすく感じたのは、多分、あれがジュブナイルだったからだと思います。読んだのも、それがピッタリくる年齢だったし。
だとすると、わたしは、あんまりあれから成長してないのかもしれません。
角川書店
発売日 : 1991-11
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「その5」はいつあったかというと、2003年の3月でした(笑)
今年になってから、しばらくしていなかった子どもと30分ほど遊ぶのを再開しています。
「フォレロッテ」、「6ニムト」、「セット」、「ピット」、「ハンカチ落とし」などのカードゲームが中心です。
たまに、「ハイパーロボット」なんかもやっていますが。
まぁ、人数が、けっこう多くなったり少なくなったりということで、多くなったら、「セット」や、「ピット」や、「ハンカチ落とし」が活躍します。
「6ニムト」も、多人数でできるのですが、ちょっと、遊んでいる机がめちゃくちゃ小さいので、たくさんいる時は、避けている感じです。
↑ 机の上にカードを展開することはできるのですが、人が机のまわりにあつまりきれないので、カードをオープンした時、ざっと見渡すことが出来ないので。
で、人数が少ないときまの最近のお気に入りが、「マンマミーア」です。
最近は、はじめて遊ぶ子がいてもあんまりインストしないので(笑)30分で、ほぼ、ギリギリ3ラウンド目までフルで遊ぶことが出来ています。
インストは、1分くらいですませます。
「ピザの生地があると思ってください。
みんなで、いろんなトッピングをおいていきます。トッピングは、同じ種類だったら、何枚入れてもいいです。
材料が全部そろったと思ったら、自分の番に、材料と一緒に、ピザのカードも入れます」
だいたい、インストは、こんなものです。
はっきりいって、これぐらいのインストで、「理解できるわけがない!!」
いいんです。やればわかる。やればわかるから。
ゲーム会とかで、一期一会なゲームだと、そういうわけにはいかないですが。
何回も、何回も、繰り返して遊ぶつもりなら、それでもOKなんだと思います。
何回も遊んでいるうちに、ルールも、コツも覚えてきます。
やっていると、子どもなりの作戦というか、性格が見えてきて面白いです。
確実に数えて、できそうなレシピだけを入れていく子、なんでもかんでも豪快に入れていく子、自分のレシピに関係あるカードだけを1枚ずつ入れて、けっこう他力本願にピザを作っていこうとする子。
はじめは、慎重派の子のレシピがなかなか完成しなかったのですが、最近は、その子の勝率が、ぐっと上がってきたりしています。
というような書きかけのレポートを3月あたりに書いていました。
それから、まだだいぶん状況がかわってしまいました……が、子どもとは、遊び続けています。
もったいないので、ここのでアップしておきます。