奈津の蔵3
ということで、華やかな時代にかげりが見えてきたあたりで、戦争の影が。
そう思うと、今の日本よりも、バブル期の日本の方が、戦争を呼び込んでしまう可能性というのは大きかったような気もします。
ホンマに、アメリカについていく気なんでしょうか?
と、本とは何の関係もない思いを書いていますな。
ということで、華やかな時代にかげりが見えてきたあたりで、戦争の影が。
そう思うと、今の日本よりも、バブル期の日本の方が、戦争を呼び込んでしまう可能性というのは大きかったような気もします。
ホンマに、アメリカについていく気なんでしょうか?
と、本とは何の関係もない思いを書いていますな。
菊たけのリプレイは、すごいですねぇ。
まぁ、ベテランのプレーヤーがスゴすぎるというのはありますが(特に鈴吹太郎は、どのリプレイでも鬼のようだ)。
でも、いつも目一杯風呂敷を広げまくっていて好きです。
TRPGは、「モンスターメーカーRPG」と「ソード・ワールドRPG」、「真・女神転生2TRPG」と比較的地味なのしかしたことないんですよねぇ。
こういうシーン制のヤツも、1回遊んでみたいです。
でも、難しそう。物語のお約束をいっぱい知ってないといけませんからねぇ。
地蔵になったりして。
次に遊んだゲームは、来た方がその日に購入された<b>「七つの印」</b>でした。
はじめルールの説明を聞いているときは、なんか難しそうだと思っていたのですが、やってみるとごく普通のわかりやすいトリックテイキングでした。
トリックテイキングは、「ぐるぐる温泉」の「ナポレオン」をしてから好きになりました。
テレビゲームをしていたころというのは、遠い昔のように感じます。
今では、テレビすらほとんど見ない生活ですからねぇ。
「1」から「15」までのカードが5色あります。
プレーヤーは、最初に15枚のカードを配られます。
親からリードをはじめて、同じ色のカードをもっていれば、子はかならずそのカードを出さなければなりません。なければ、好きなカードを出します。
全員がカードを出し終わると、カードの強さを比べます。
実はこのゲーム「赤」がいつでも絶対に切り札になります。だから、まずは、「赤」のカードがでていないか。複数枚の赤があったら、数字の一番大きい数のカードが強いことになります。
つぎに強いのはリードされた色です。親が「黄色」を出していれば、「黄色」のカードで一番大きい数のカードが勝ちになります。
そのトリックを取った人が次の親になって、15回戦戦ってすべてのカードがなくなったら、ゲーム終了です。
うーむ。すごいオーソドックスだ。
でも、ゲームの勝敗は、たくさんのトリックを取ればいいとかいう単純なものではありません。
15枚のカードが配られた時点で、プレーヤーは、自分のカードをみて、何色で何トリック取れるかを予想しなければなりません。
「ナポレオン」とかだと、この予想をつり上げていって、予想の分以上取れればOKという感じなのですが、この「七つの印」の場合は、予想の数とピッタリあうようにトリックを取らなければならないのです。
このピッタリとるというのが、けっこうくせ者です。
プレーヤーは、順番に自分が取れると思ったトリックの「色」のチップを予想した「数」だけ取っていきます。
例えば、赤いチップ2枚と黄色いチップ1枚という具合にです。
そして、ゲームが始まって、予想通りその色でトリックを取ることができれば、1枚ずつチップを返していくことができます。
だから、ゲーム終了後に手元に残っているチップは、失点になります。1枚ごとにマイナス2点です。
みごと、チップが手元になくなれば、0点です。
それなら、少ない目にチップをとれば……。
でも、自分がトリックを取ったときに、手元に対応するチップがなければ、黒いチップを受け取らなければなりません。
この黒いチップは、1枚なんとマイナス3点です。
だから、予想以上に取れなかったときよりも、予想以上に取ってしまったときの方が、失点が多くなります。
チップには、白色のチップというのもありまして、これは、何色でとりつくを取ったときでも、すぐに返せるオールマイティなチップです。でも、ゲーム終了時に持っていると、1枚でマイナス4点になるというリスクの高いチップです。
あと、「妨害者」というチップを取らない役目の人もいて、これは、ペナルティが少ないかわりに、人に黒いチップを取らせるようなテクニカルなプレーをしなければなりません。
今回、遊んでからですが、この妨害者のペナルティがちょっと甘いんじゃないかということで、ヴァリアントルールが公開されているということが、「Table Games in the World」に載っていました。
今回は、ヴァリアントルールではなく普通のルールで遊びました。たしかに、この「妨害者」を何回も選んでおられた方が、強かったようです。
↑ ただし、「妨害者」って、どうプレーするのがいいのかは、イマイチ難しそうです。終わったとき、その方、疲労困憊されてました。
このゲーム、単純ななかにもけっこう考えるところがあって、気に入りました。
「ナポレオン」みたいに、トリックをたくさんとっていくゲームだと、どうしても強いカードを持っていると必然の流れみたいな物が出てくるのですが(そして、よくプレー中におこわれるという)、このカードの場合は、みんなの思惑が絡んでいい感じです。
ちょっとこれは、購入リストにいれておこう。
箱がなんだか、こんなに単純なゲームがはいってるとは思えないような箱なので、ここで遊ばなかったら、一生出会うこともなかったかも……。
感謝。
なんか、異質な絵を描く人発見。
セル画みたいなタッチの絵です。
マンガっぽい?
アメリカ人は、急に絵柄が変わっても、なんとも思わないんだろうか。
ジーンなんて、明らかに年齢が若返っている……ハッ、それが、フェニックスパワーか?
とりあえず、子どもと接する機会が多い大人は、優しい気持ちになれる本や、物語をいっぱい吸収しておく必要があると思います。
浅い読み方ですが、わたしのシュタイナー教育のとらえ方は、そんな感じです。
それでも、実際に目の前にある暴力を、優しい気持ちでなんとかできるのかどうかというのは、わからない。
ただ、自分がそれに巻き込まれて、激高するのは防げるか?
でも、そうして感情を抑えることが本当に正しいかと聞かれると、それもわからないというのが、正直なところです。
大村 祐子 / ほんの木(2000/02)
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