隣にいる人

森下裕美,読書

大阪ハムレット4

いつも、この人もマンガを(特に最近の)読んだときに感じる、安心感と、不思議な痛みは、なんなんだろうと思います。

わたしたちは、いろんなことをデータとして知っている。でも、いちいちそれに痛みなんか感じない。
だから、こうして物語として提示されて、はじめて想像力をめぐらすことができる。

そうして、データの向こう側に本当にいるはずの人について考えることは、とても大切なことだと思います。