若草物語
クロスゲーム1
あだち充の1巻目にしては、なかなか、快調な滑り出しだぞ~。けっこう名作の予感。
とか思って読んでました。
4人姉妹の物語で、長女しっかり者、次女優しい、三女男勝り、四女おてんばという感じ。
次女と三女の違いはありますが、これも、「若草物語」っぽいです。
で、性格のよい次女と主人公が、いい感じ。
でも、きっとストーリーが進んでいくと、主人公は三女か、四女あたりとひっつくようなパターンだなぁと思っていました。
今回、男のキャラクターも、いい味出しています(小学生にはならないけれど)。これは、ほんとに名作になりそうだぞ。
という感じで読み進めていったのですが、1巻の最後で、「ガーン」ときました。
以下、ネタバレありです。
いきなり、この次女が死んじゃうんですよ。
これは、「タッチ」のパターンなので、ありうるとは思っていたのですが、まさかまさか、1巻でいきなりこんなことになるとは思いませんでした。
そうきたかみたいな感じです。
ちょっと、ビックリしました。
そして、それぞれの思いを抱いて…。これから、そういう物語になっていくようです。
いい作品とダメな作品のギャップが大きなあだち充ですが、かなり楽しみな作品です。