第2回ゆうもあゲーム会・草津 その7 Rush

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キング・ルイ

「チキン・メモリー」を持ってきた子のお母さんも交えて、「キング・ルイ」。
2年生の子には若干難しいかと思っていたのですが、遊べないことはないなぁという感じでした。
まあ、この子の場合は、ちょっとゲーム慣れているということも、考慮しとかないとダメだと思います。

今回やつてみて、難しそうだと感じたところは2点。

まずはやっぱり点数計算。かけ算と足し算を駆使するのは、やっぱり2年生では、無理っぽいと感じました。
まあ、かわりに計算をしてあげることはできるのですが、それはつまり、ゲーム中に自分の点数がどうなっているのか、よくわからないということですから。

もう1点は、結果が後になって出てくるということですね。
「6ニムト」とか、「はげたかの餌食」だと、悪い結果も、よい結果も、すぐに出てきてある意味理解しやすいわけです。
でも、「キング・ルイ」の場合は、「自分が集めているカードは場から消える」というジレンマがあるために、すごく長期的に考えなければならないわけです。1

ということで、お母さんは、けっこう楽しんでおられたようですが、2年の子にとっては、ちょっと難しすぎたか?

順当に、わたしが勝って、お母さんが勝って、2年生の子という順番になりました。
うむ。リベンジは果たした(こらこら)

ミッドナイトパーティ

さて、ゲームを始めるとそれに夢中になってしまって、周りが見えなくなってしまうわたしです。

冷静になって、周りを見回すと……。
オイ。オイ。オイ。

なんと、前回以上のものすごい人だかりです。

クーゲルバーンや、積み木なんかをならべてあったスペースも、すっかり撤去されてテーブルがおかれています。
1つのテーブルに、2つか、3つぐらいのゲームが、ギュウギュウづめに立っています。

なかには自分たちで、ゲームの遊び方を読んで遊んでくださっているご家族もあるのですが、基本的には、スタッフがインストしますので、スタッフも、てんてこ舞いです。

混みすぎて遊ぶスペースがなくて、子ども優先ということで、保護者の方々はゲームに入ってもらえずに壁際に立って列ばれています。

誰だ?
「2回目は、ちょっと減る傾向があるみたいだし、今回は、ずーっとこんな感じと違うかい。」
なんて、お気楽な発言をしていたのは??

最終的に、スタッフをふくめて参加者は、70名近く。
部屋の収容人数は、50名ということで、またまた会場がパンク状態でした。

うぅ。もっと、広いスペースが必要ですねぇ。もちろん、スタッフの数も必要なのですが、それ以前にスペースがゆったりとしていれば、自分たちで遊んでみようという気が増進すると思います。

ということで、こんなときの救いのゲームということで、「ミッドナイトパーティ」を立ててみました。
さすがに、この状況では、子どもたちを集めてインストして、他のゲームのインストに飛び回ってということで、一緒には遊べません。

まだ、2回目のゲーム会ということで、あんまり知り合いができていません。で、家族で固まって遊ぶという感じになっています。
とりあえず、このゲームは、たくさんの人数で遊べますので、知り合いじゃない子どもたちも、いっぱい巻き込んで遊べるということがいいところです。
それから、ルールがシンプルで1回インストすれば、子どもたちだけでも遊んでいけるという部分も、こういう状況のスタッフにとっては、救いだと思います。

ということで、遊びから、あぶれている子どもたちをみんな集めて、

「やっといてねー。」
「友だちになってねー。」

とプレイ。
本当は、もちろん、ずっとプレイの様子を見ていられたり、一緒に遊んで盛りあがるがいいんですけどね。

でも、子どもたち、歓声をあげながら楽しんでおりました。
すごいゲームです。
さすが、「キング・オブ・子どもゲーム」。えっ、2位でしたっけ?2

ミッドナイトパーティ


  1. もちろん、本当は、「6ニムト」も、「はげたかの餌食」も、どのカードを残せばいいかとか、長期的に考えなければならないわけですが、なんだろう結果と原因の関係が理解しやすいのです []
  2. 今年の「日本ボードゲーム大賞子どもゲーム部門」のトップは「ねことねずみの大レース」でした。 []