安田均,読書

日本現代卓上遊戯史紀聞2 草場純

草場先生編。

半分ぐらいまで読んでいて、あとは、アレクサに読んでもらいました。

すごいおもしろい。なんていうか、自分が好きで楽しんでいるのはもちろんなんですが、その根っこに「志」みたいなものがあって、それが素敵だなぁと思います。
安田さんは、どっちかというと商売的な目線があって、草場さんは、もっと草の根的なというか、どうやって一般に広がっていったかとか、広がっていって欲しいかという感じの話です。もちろん、それを商売にすることはないだろうと思っているわたしは、草場さんの話の方がおもしろいです。

まあただ、わたしみたいに地方に住んでいると、安田さんみたいな人が、商業のルートで、いろいろ情報発信してくれているから、ボードゲームと出会えたということもあって、どちらが、正しいといそういう話ではないなあと思います。

つい最近、TRPGの人たちが、

「白い目でみられずに遊ぶ環境ができて欲しいなぁと思う。ボードゲームみたいに…」

みたいなセリフを言っておられるのを聞いて、時代は変わったなあと。ギリギリ、「ドミニオン」の前を知っているわたしは、感慨深かったです。
なんか、ボードゲームって、TRPGの合間にする時間つぶしみたいに思われていた時代もあったような……。