寅次郎の狂気

みなもと太郎,読書

風雲児たち 幕末編2

「ド」のつく真面目さと言い変えても言い換えてもいいのだけれど、この吉田 寅次郎の狂気が、長州を、そして幕末の世界を引っ張っていくのだなぁと思うと感無量です。
これぐらいの熱量がないと、周りを巻き込んでいくなんていうことはできなかったんだろうなぁと。

理想像としての吉田 松陰があってこその幕末志士であったのだろうと思います。