マンマミーア その4 お久しぶりの子どもとゲーム
マンマミーア
子どもたちの冬休みが終わって、お久しぶりの「子どもと遊ぼう」です。
最近は、大人と遊ぶという楽しみを覚えたため、とってもうれしくなってはしゃぎまわっているりんですが、本業は、子どもと遊ぶことです。
???
なんか、大きな間違いをしているような気もしますが、まあ、そういうことで(どういうことやー)、子どもたちが帰ってきて(これも微妙に謎な表現だな)、とっても、喜んでいます。
大阪の旭屋書店でついに手に入れることができた「ワードバスケット」と「プロジェクトコア高槻店」で購入した「ビーバーバンデ」が、今年のはじめの定番ゲームとなりそうです。
でも、最初のゲームは、去年から続いての「マンマミーア」です。
今年も、ここを待ち合わせ場所にしている3年生がやってきました。
もう、この時点で、わたしとしては、「ビーバーバンデ」を勧めたくて、勧めたくて仕方なかったのですが、
「ピザのやつやろう!!」
と目をキラキラさせながら言われたら、無理じゃないか。
で、さっそくピザのやつ。
1回戦までしかしていませんが、プレイ回数だけならこのゲームがこの子にとって一番多いゲームです。
ルールだって、完璧です。
カードを久方ぶりに箱から出して、
「何色がいい?」
と必要なレシピカードを渡して、「ザ・職人」のカードを入れて、残りのトッピングカードをシャッフル。
うーん、流れるような準備だ。
ん、なんか違和感が。なにか、忘れているような気が。はっ!
なんと、わたしは、トッピングカードを全てシャッフルしていました。
せっかく、2人用に各トッピングを5枚ずつ抜いてあるカードをわざわざシャッフル。
はぁ。少しこのゲームを触らなかった時期があっただけなのに。
と、年はとりたくないねぇ。最近、物忘れが激しいんです。
「あっ!」
のわたしの声に、子どももビックリして、
「どうしたの?」
と聞いてきます。
どうしよう……時間がなくなって遊べなくなるといやなので、そのままでいきます(笑)。
でも、いつもよりカードが多くなっています。
カードが多くても、ゲームは進みます。
むしろいつもより、ピザの出来はいいはずです。よすぎるかも。
「うーん。チーズを5枚」
「それ、チーズとちゃうで。わたしは、サラミを3枚」
もちろん、指摘を受けているのは、りんの方です。
途中で、待ち合わせのもう一人が来てしまいました。
「今年、はじめてのゲームだから、最後までやりたいよー」
まあ、わたしの方の時間があったし、後から来た子もOKということで、続きをします。
「あ、これでた。終わりや」
と、引いてきたのは、「ザ・職人」のカード。山は、あと半分ぐらい残っています。
おいおい。そういうルールやったか?
「違う、違う。それを引いたら、それを表向けて、もう1枚山から引いてくるんやで。そんで、山がなくなったら、ゲーム終了」
正しいルールは、いちよう教えておかなければ。
「でも、今日のところは、ここまでにしとこうか。待ってくれてやるでな」
「うん。わたしが、このカードとったし、ならべるしな!」
ずっと、ならべてみたいと思ってたようです。今まで、ほとんど「ザ・職人」わたしがとっていたんですねぇ。自分でとったときは、まだ、ルールがよくわからないときで、結局、わたしがならべたりしていました。
でも、この子も、成長しているのだよ。
結果。
りん 3枚。
まーさん 2枚。
りんは、3枚出したレシピカードのうち、1枚は放り込んだトッピングカードで作って、あとの2枚は、手札から足してなんとかしのぎました。
まーさんは、レシピカードは3枚出していて、そのうち1枚は、サラミのトッピングカードが1枚だけ足りなくて完成しなかったのでした。
わたしのレシピがまーさんの失敗の後、同じトッピングをつかって完成していますから、もし、まーさんのレシピが全部成功していたら、必然的にわたしのレシピは、完成しません。
「あぶない。あぶない。このピザが完成してたら、負けてたわ」
「もうちょっとで、勝てたのにーー!」
「でも、強くなったなー」
「だって、ちゃんと、何がいくつ入ったか、数えてたもん!!」
うん、本当に成長しています。
今回、偶然の産物ですが、カード全部使って、「ザ・職人」のカードが出てきたら終了というルールも、ちょっといいかも思いました。
ランダム性が強くなって、山の上に入りすぎるとゲームが成り立たなくなりますが、1回戦しかしないなら、それぐらいのギャンブルが入った方が、バランスがとれそうです。
レシピカードをはやく放りこんでしまうか、確実に待つのかという選択も出てきます。
カードが多くなった分、時間が長くなる可能性もあるんですけどね。
わたしは、頭が固いので、こういうルール変えるのを考えるのが苦手なんです。
でも、今回は、けっこう楽しめたし、一考の価値ありかな。