ボクがつけた天使の傷…羽根がなくても

神崎将臣,読書

イかせて!!バンビーナ3

3日で、3巻。これで完結。
本当は、もっと一気に読みたい気もしたのですが、もったいない気もしたので1日1冊でした。

この手の話って、ずーーっと、ぬるま湯状態のまま、永遠に続けていくのもある種の理想で、そうやって続いていくお話もあります。

それから、日常にもどっていくパターンも。

ということで、以下ネタバレありです。読んでからどうぞ。


「バンビーナ」は、でも、どっちでもない道を選びました。

だって、忘れて日常にはもどれない。戻れるような感情じゃなかったから。

永遠はいらない。大切なのはキミの側にいる時間。

愛する人を傷つけてでも、愛する人がそばにいることを選択できるか?
これって、エゴでは?

でも、バンビは言います。

「これは”アタシと勇の恋愛”なんだろ?」

そして成される選択。

やっぱり、神崎将臣は、神崎将臣以外のなにものではない。
もう本当に、清々しいほどに。

「KAZE」や、「ゼノン」がバイブルだったことがあるわたしにとって、この物語も、同じように大切な物語になりました。

2人が、どんな騒動のなかでも、しあわせでありますように。