スプリング・フェスティバル その14 ちょっと子どもらしく
にじいろのへび
もうそろそろ、スプリング・フェスティバルも終盤戦。
小さなお客様は、あいかわらず切れ目なく来てくれます。
「ピカチュウ」して、「動物さがし」して、他にできそうなゲームといえば…
そう。「にじいろのへび」です。
ということで、さっそくそこにいる子を誘ってみる。
「いっしょに遊びましょ」
小さい子なので、お母さんと一緒です。たくさんでやった方が面白いかなということで、2組に声をかけてみます。
1組目の子は、OKなのですが、2組目の子は、お母さんの後に隠れてしまいました。
うーむ。若干ショックを隠しきれない…。
まぁ、1日お祭りで疲れたときだったので、気持ち的にグズついていたのでしょう。けっして、ちょっとおっちゃんがこわかったとか、そういうネガティブなことは考えない(笑)
でも、お母さんの後に隠れながらも、ちょっとは興味ありそうにこっちを見ています。
見ちょれよ。魔法かけたるけな。
無理には誘わない。で、1組の子とゲームを始めました。
お母さんも誘ってみたのですが、何故か断られてしまいました。やっぱり、へびが嫌いですか?
いくつかの山にした札をめくって、同じ色の胴体同士をつなげて、長い長いへびをつくっていきます。
頭としっぽとだして、見事へびを完成させたら、そのへびをつくっているカードをもらうことができます。
ルールは、幼稚園ぐらいの子でも充分理解できます。まあ、ときどき油断すると、つながるということで、両方頭のへびができたり、両方しっぽのへびができてしまうので、そこだけは注意しなければなりません。
へびが、どんどん長くなっていくたびに、そして、へびが1ぴき完成するたびに、歓声があがります。
すべてのカードを使い終わったらゲーム終了。自分の作ったへびのカードの数を数えます。
むむ。おっちゃんは、あきらかに幼稚園の子に負けております。
「やったー」
の歓声。
「もう、1回する?」
「うん」
さっきの子が、まだこっちを見ています。
「わたしも、一緒にしようか?」
さっきは、声かけられてお母さんの後に隠れてた子が、オズオズとうなずいてくれます。
よし、魔法にかかったな。こんなときが、すごいいい気持ちです。
その子もまぜて、3人で「にじいろのへび」をその後2回ぐらい遊びました。
納得いかんのは、なぜかこの偶然だけが勝敗を左右するゲームで、わたしが今回どうやっても勝てなかったことですねぇ。
はっ。ゲームの神様、その方がいいと思いましたか?
魔法は、わたしがかけたと思っていましたが、実はもっと上の方の力だったかもしれません。