ふたりで遊ぼう 今日はバベル

ふたりで遊ぼう,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記

バベル

今日は、「バベル」を2人で遊びました。
購入してから、初プレーです。

ルールを読んでみると、もっと複雑なゲームかと思っていましたが、思ったよりも単純でインストのしやすいゲームでした。
若干、民族カードの特殊能力が複雑なぐらいかな。これは、ルールブックのコピーをとって、各プレーヤーに。
今回は、この特殊能力の説明とにらめっこしながらのプレイでした。

インストはしやすいけれど、プレイは奥が深いようです。けっこう、好きな種類のゲームですねぇ。

「バベル」は、自分の陣地にできるだけ高い神殿を建設していくゲームです。
自分の陣地は5つあって、「アッシリア」、「ヒッタイト」、「メディア」、「シュメール」、「ペルシア」とそれぞれ名前がついています。
そこに、自分のコマを移動させて、バベルの塔を建てていくわけです。

コマを移動させるためには、ガイドが必要です。自分の手札から、その土地の民族のカードを1枚捨てることで、コマをその土地に移動させることが出来ます。

また、その土地に神殿を建てていくのにも、人が必要です。これは、とにかくどの民族でもいいので、そこにカードを配置されなければなりません。

ということで、カードは、コマの移動と神殿の建設の両方で使われます。

神殿は、最高6階まで建ちます。
神殿は、下の階から順番に作っていかなければなりません。ただし、石切場に置かれる神殿の材料は、いつも、下から順番に出てくれるとは限りません(笑)
きっと、1階に適した石と2階に適した石は、微妙に種類が違うんです。

そして、1階を作る時には1人(1枚)でいい民族(カード)ですが、2階を作る時は2人、3階を作る時は3人と……と、建てる回数分だけの人数(枚数)を配置しなければなりません。

民族カードは、3枚連続で配置されることによって、特殊な能力を発揮することが出来ます。
また、自分の手番に1回だけ、民族を上から3枚、ある土地から別の土地に移動させることが出来ます。

民族移動が、手番に1回だけ。
あとのコマの移動、神殿の建築、民族の特殊能力の利用は、自分の手番中に、カードが許す限り何回でもできます。
この何回でもできるというのが、このゲームの派手なところです。

今回は、手探りプレーでした。

先番が、ねぇさん。後が、わたし。
先番は、いきなり2つの土地に「1」の塔をおけるので、けっこう有利な気がします。

いろいろな民族の能力を使ってみて、どうなるか結果をみるというのが、今回のテーマな感じです。

わたしは、「ヒッタイト人」の特殊能力「神殿強奪」が強そうなので使いまくりました。
これは、相手の神殿の1番上の段のカードを奪い取るという能力です。しかも、これは、自分の神殿よりも高い段ならば、段数を飛び越して奪ってくることが出来ます。
例えば、相手が地道に、6段まで積んだ塔の1番上の階だけを、自分のなんにもない陣地にいきなり持ってくることが出来るわけです(ただし、そこに6段までつくれるだけの民族カードが配置されている必要がありますが)。

相手は、「ペルシア人」の特殊能力「段数飛ばし」がお気に入りのようです。これは、神殿を建設する時、1段飛ばして建設できるという能力です。

相手がけっこう地道にコツコツと建設しているのに対して、わたしの方は、「ヒッタイト人」でバブリーな建設です。
おそらく、今なら、耐震強度偽装問題で捕まるのではないかと……。

自分の神殿の段数の合計が15階になったとき、相手の段数の合計が10階以下だった場合に勝利します。
もし、相手が10階以上だった場合は、そのままゲームを続けて、先に段数の合計が20階以上になるか、相手の段数を10階以下に減らした方が勝利します。
そして、最後の神殿が引かれても勝負がつかなかった場合は、お互いの神殿の段数を数えて、多い方が勝利します。

さて、バブリーな神殿ですが、爆発力があります。
だから、これはどうやら、最後の方にとっておいた方がよかったようです。

なぜなら、バブリーな神殿は、逆に奪い返されたときのダメージが大きいのです。
いきなりなにもないところに相手の5の神殿を奪って建てたのなら、一気に自分は5点増えるのですが、奪われると一気に自分は5点減ってしまいます。

なにを当たり前のことを……と思われることでしょうが、相手からは、1、2点(段数とばしをしているため)しか奪えてこないのに、自分がダメージをうける番になると一気に5点。
これは、痛いです。

しかも、今回、神殿の材料の出方が、常に相手が建てられるように出ていたので……。

今日は、負けてしまいました。

いろいろ試せそうな感じのゲームで、いいですねぇ。
また、きっと遊びます。