すべての物語に終わりはなく…

吉野朔実,読書

ジュリエットの卵2

全2巻ということで、これで完結なんですよねぇ。
なんか、すごいところでお話が終わっています。

たしかに、「終わり」っていう雰囲気はでているのですが、これ、解決とかそういうことは、一切、されていませんねぇ。

ただ、人が出会って、変化があって。その変化のみを追っていったという感じです。

そういう意味では、広がった物語が一点に収束していくような快感は、少ないかもしれません。

でも、確かに、生きていくってそういうことか?

という気もします。