こんな義兄は、いらない(笑)

日渡早紀,読書

ボクを包む月の光3 ぼく地球 次世代編

ちょっとこのところ続編についての考え方が変わってきています。
以前は、続編って蛇足みたいなもんだなぁと思ったりしていたのですが、最近は、そうでもない。

あまりにも前の作品への思い入れが強すぎて楽しめていなかっただけで、もしかすると、この作品はこれはこれでおもしろいのかもしれない……とか思えるようになってきました。

「ぼくの地球を守って」と「ボクを包む月の光」は、やっぱり、切り離して考えられて、そして、「ぼく地球」の話がちょっと出てきたら、「あぁ、懐かしいなラッキー」ぐらいの気持ちになってきました。

第一世代の偉大さに比べると、次世代は小粒だ……っていうのは、いろいろな物語で感じることなんだけれど、次世代は次世代として見ていくと、そこには違ったおもしろさがあるのがわかってきました。

あのとき、輪がありすのことをどんな気持ちで見ていたのかよりも、このマンガの中で大切なのは、今、蓮がそのことを知ってどう思うかなんですよねぇ。

年をとったということかもしれませんが。