大河原邦男,安彦良和,矢立肇,読書ガンダム,安彦 良和,富野 由悠季,機動戦士ガンダム,機動戦士ガンダム THE ORIGIN,矢立 肇,美樹本 晴彦,角川コミックス・エース,

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3

いー感じに、ギスギスしているわぁ。
こういう、細かい芝居をかかせると、安彦 良和は、天下一品だなぁ。

逆に、大局を見た盛り上がらせ方なんかは苦手なのですが、ガンダムの場合、大きな流れがしっかりしている富野 由悠季原作なので、両方の長所が活かされている感じです。

それは、安彦 良和よりも、ちょっと小粒になるけど、美樹本 晴彦もそうですねぇ。
やっぱり、絵をかく人というのは、細かいところが気になるんでしょうか。
そして、アニメでは雑だった部分が、丁寧にかけています。
まあ、ホワイトベースが大気圏内を飛んでいるという不自然さは仕方ないんですけどね。

でも、人間のこまかいところは本当にうまくて、ジオンの兵隊さんと降りた人たちのからみが、良かった。

美樹本晴彦,読書マクロス,美樹本 晴彦,角川グループ,角川グループパブリッシング,角川コミックス・エース,角川書店,超時空要塞マクロス,超時空要塞マクロス THE FIRST

超時空要塞マクロス THE FIRST 2

結構丁寧にかいてます。
輝の優柔不断さも、ミンメイの小悪魔で憎めないところも、ロイの無駄にかっこいいところも、テレビ版以上のできです。

あとは、このクオリティーでかき続けられるかどうかですね。美樹本 晴彦、けっこうあきっぽい感じが……。まあ、今回は、お話ができあがっているので大丈夫かな?
10巻ぐらいまで気持ちが続くと大傑作になる予感がします。

美樹本晴彦,読書マクロス,マクロス7,マクロス7TRASH,美樹本 晴彦,角川コミックス・エース,角川書店

マクロス7TRASH4 新装版

最後は、なぜか、熱血マンガになって終わります。
でも、こういう展開は、悪くないと思います。

そして、どんどん、番外編が増えていく。

基本的には、ディテールから攻めていく作家なのかも。美樹本 晴彦は。

美樹本晴彦,読書ガンダム,マクロス,マンガ,安彦 良和,美樹本 晴彦,角川コミックス・エース,角川書店,超時空要塞マクロス,超時空要塞マクロス THE FIRST

超時空要塞マクロス THE FIRST 1

安彦 良和の「ガンダム」に続いて、美樹本 晴彦の「マクロス」が読めるなんて、なんか、感無量です。
マクロス、中学生ぐらいのときだもんなぁ。懐かしい。

まあ、心配なのは、マンガ家美樹本 晴彦が、あんまりメインのお話をかくのが得意じゃないって事ですね。
たしか、「マクロス7」の時も、番外編みたいな話だったし、「マリオネット・ジェネレーション」も、なんか、本筋がグダグダになっていた記憶が……。おもしろくないことはないんだけどね。

やっはり、ミンメイなんですけれど、ちょっと、男も渋くかけるようになってきた?

美樹本晴彦,読書マクロス,マクロス7,マクロス7TRASH,美樹本 晴彦,角川コミックス・エース,角川書店

マクロス7TRASH3 新装版

シバ自身が、マックスのことをどう思っていたかは、わからないままという演出です。

このあたりの話の作り方は、けっこう、うまいと思うのですが、伝え方は、下手だな。