月下の君4
4巻目。
なんか、おんなじことをウダウダ。
うーむ。源氏物語の新しい解釈を示してくれるわけでもなく、かといってオリジナルな物語がそれほど魅力的でなく。
なによりも、このバカップルが、どうしても好きになれないという……。
ということで、これ以上読まないと思います。
嶋木 あこ / 小学館(2003/08/23)
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4巻目。
なんか、おんなじことをウダウダ。
うーむ。源氏物語の新しい解釈を示してくれるわけでもなく、かといってオリジナルな物語がそれほど魅力的でなく。
なによりも、このバカップルが、どうしても好きになれないという……。
ということで、これ以上読まないと思います。
嶋木 あこ / 小学館(2003/08/23)
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いや。
面白くないことはないんですけどね。
でも、あんまりにもキャラクターがとっぴ過ぎるだろうと……。
女の子のキャラクターには、とっても甘い読み方をするわたしですが、さすがに、シュウちゃんは、ものすごく変だろう。
彼女守るために、「光源氏」を演じる葉月というのも、どういう思考回路化と思いますが……。
頭悪すぎのバカップルって、こんな感じなんでしょうか?
嶋木 あこ / 小学館(2003/04/24)
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途中、主人公が目が見えなくなるんですが、彼女とのからみ以外のところでは、支障なく学園生活をしているという。
それは、ちょっと、ストーリー云々する前に、いい加減すぎるだろう(笑)
すごすぎて笑えました。
彼女もすごい。
「正式な彼女として……」
いつ、そんな話になったんや~~(笑)
嶋木 あこ / 小学館(2002/12/19)
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こっちのダメージの方が大きいです。けっこう、長文だったのに~。
小泉宏の「まろ、ん」が、きっかけで、今わたしは、私的な源氏物語ブームが来ています。
ということで、今日は、源氏物語関係の本を2冊読み終えました。
ちなみに第1次ブームは、もちろん「あさきゆめみし」だったりします。あの本は、大学受験、大学の古文の学習と、本当に役に立ってくれました(笑)
最近のマンガで、受験勉強のともに「あさきゆめみし」が出てきてビックリしましたが、あれ、本当です。
源氏物語のいいところは、女のキャラクターがとっても立っているところですねぇ。
細かい描写が、本当にその子の性格をよく表していて、納得がいくんです。
例えば、わたしのお気に入りは、雲居の雁だったりするのですが、この子が、夕霧と引き離されちゃったときに家でゴロゴロとしているんですね。
そんなところに、頭中将がやってきて、
「だらしないことしてたらダメ」
とか言って注意するシーンがあります。このシーンなんか、結婚してからのこの人の色気のなさとすごくリアルに結びついているなぁと思っています。わりと、ざっとして現実的な性格なんやなぁ。
「あさきゆめみし」は、そういう細かい部分も、けっこう原作通りに描写していて、実際に古典を覗いて比べてみるとビックリします。
でも、この人かわいいですよね。特に、夕霧と夫婦げんかするところなんか、夕霧も、「かわいい」とか思っていますが、あの様子見て出ていく男の気が知れないほどかわいいです。
もう1人、源氏物語で好きなのは、真木柱の姫君です。これも、とっても性格のいい女の子ですねぇ。
今はとて宿離れぬとも馴れ来つる 真木の柱はわれを忘るな
というのは、素直で好きな歌なんです。
牧美也子の「源氏物語」では、これを見た髭黒大将が、
「忘れるなって、柱かよ~~」
と言って嘆くのですが、これって、「パパ、わたしたちのこと忘れないでね」という意味だと思うのですか……。
妹の解釈によると、
「髭黒大将は、そんなこともわからないぐらい素直で無粋な人だったということでしょう」
ということなんですが。
このあたりのことは、「愛する源氏物語」には、なんにも書いてないので残念です。
まあ、1巻で宇治十帖まで行くんですから、こういう枝葉にこだわってられないかな?
「愛する源氏物語」でよかったのは、薫の性格がよく理解できたことです。
今までの源氏物語では、イマイチ、この2代目、3代目の男たちの
性格はよくわかんなかったんですねぇ。
でも、俵万智は、ビシッと切っておってとってもわかりやすいです。
実は、今まではあんまり、柏木も、薫も、匂の宮も、見分けがついていなかったわたしでした。うーむ。男のキャラクターにあんまり興味がないということもあるし、キャラが小粒だし…。
でも、これで、よくわかりました。
けっこう、源氏物語では、しゃべっときたいことが多いというのがよくわかりますね。
うーむ。せっかくたくさん書いても、また落ちたらいやだから、今日はこれぐらいにしておきます。
「月下の君」の続きもあるし、また、書く機会はあるだろう。
1回感想を書いたのに、「この内容を登録する」のボタンを押したら、はてなダイアリーのサーバーが落ちていたようで、更新できませんでした。そして、打った内容も消えたという。
テンション下がりまくりです。
このマンガは、なかなかよかったです。
あらすじを読んだときは、どうなんやろうなぁと思ったのですが。
だって、光源氏の生まれ変わりって、あんた、フィンションな人じゃないかーー。とか。
紫の上の生まれ変わりと恋愛って、それ、すごい浮気もんの話?とか。
うむ。でも、なかなか面白いです。
もっといろいろと、源氏物語の中の人たちも、現代編にでてくるのかな。
続きを買いに行かねば(笑)
現在に蘇った光源氏が、いかに「けだもの」かというのが、よくわかります。
嶋木 あこ / 小学館(2002/08/23)
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