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槍、持って

えーと、ついてみれば、当然のごとくもう始まっています。
シミュレーション・ゲームとかの主体のゲームサークルだと、こう言われるそうです。

「うーん、このゲームは短い方だから、あと8時間ぐらい待っててね」

ド、ドイツゲームでよかった(笑)
でも、まぁ、30分ぐらいはかかるかなぁ~。だれか、あと1人ぐらい遅れてこないかなぁ。

と思っておりますと、「ヒットチャート」のインストを終わらせたあかにこさんが、さそってくださいました。

「2人用の試してみたいゲームがあるのですよ」

「あ、わたしもです」

ということで、まずは、あかにこさんの試してみたいゲーム「槍、持って」を遊びました。

「簡単な『パワープレー』が出来たらいいなぁ……」

というのが、このゲームを買った動機であるようです。
「パワープレー」。懐かしい響きだ。1回しか遊んだことありませんが、よく覚えていますよ「スモー」(爆)
いや、「槍、持って!」は、全然、そんなキャラクター中心なゲームではありません。

2人用のゲームです。
1人12枚のトーナメントカードを受け取って、ゲームスタートです。この12枚は、2人とも同じ種類のカードを同じ数だけ受け取っています。

トーナメントカードには、「騎士カード」、「魔法使いカード」、「ドラゴンカード」の3種類があります。
「騎士カード」は、強さが数字で示されています。
「魔法使いカード」は、「騎士カード」に勝ちます。
「ドラゴンカード」は、どんなカードが出されても、引き分けになります。

このカードを1枚ずつふせて出していき、綱引きみたいな要領で、勝てばコマを自分の方に1つ、負ければコマを相手の方に1つ持って行きます。
自分の陣地まで、コマを進めることができたプレーヤーが勝ちます。

ということで、やってみたのですが、決着がつきません。
後の方になると、相手の手になにが残っているかがわかるので、けっこう対処が出来てしまいます。

???

すごい、うっかりさんだけが負けるゲームか?
子ども用なので、大人がするとくるしいのかなぁ。

えーと、上級ルールでは、手札から複数枚のカードを出すことが出来ます。
これなら、カードが枯渇してくると負けたり、最後に一気にたたみかけられるので、勝負がつくかも……。

ということで、こちらでも、プレー。

やっぱり、決着がつきません。

うーむ。
でも、相手も、こちらも、同じカードを持っているのなら、考えておいていけば、それほど差は出ないような気がします。

なんか、ルールが、間違っているような気が?

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パワープレイ

「パワープレイ」のリプレイを読んだことがあったんですよ。
あれ?おそらく、「バンプレス」か、「ノイエ」で読んだと思ったはずなのですが、今、さがしてみると見つけられない。なにで読んだんだろう?ネットかな??(お心あたりがあれば、教えてください)

ゲームを知らずに読むリプレイというのは、けっこう流れがわからずに難しいものです(その意味では、このサイトのこの「ゲーム日記」も、ゲームを知らない人にとっては、難しいし、知っている人にとっては、説明多すぎるかもしれませんね)。
もちろん、そのゲームを経験して、もう1回リプレイを読んだりすると、盛り上がりどころや、笑いどころが、とてもよくわかって楽しめるのですが。

わたしの場合は、リプレイなどの記事→購入→ルールを理解するために一人でやってみる→子どもにルールを説明して実際にプレイするというかたちですので、リプレイなどの記事は、とても、大切な情報源なのですが、それでもやっぱり、おもしろさが伝わりにくい部分があります。

でも、以前読んだこの「パワープレイ」のリプレイは、メチャクチャ面白そうな雰囲気が伝わってきたのです。
だから、ゴールキーパー「スモー」とかも、覚えていたのです。

バラックさんが、持ってきたときから、ゲームのタイトルは覚えてなかったのですが、
「お、もしかして、あれかな?スモー
とか思っていました。

ということで、期待の「パワープレイ」でした。

ホッケーの試合をやります。
カードは、3種類あります。
「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」です。
各チーム、「オフェンス3枚」、「ディフェンス3枚」、「キーパー1枚」の7枚のカードを使ってプレイします。

各プレイヤーに、7枚ずつカードを配ります。
残ったカードは、種類別に裏向けの山にしておきます。

プレイヤーは、自分の手番で次の3つのアクションができます。

  • だれかと、試合をする。
  • ドラフトする。
  • トレードする。

 

  • ドラフトする。

自分のカードのなかから、いらないカードを1枚山ふだの一番下に入れて、その山ふだの1枚上のカードをめくります。
まあ、弱い選手をすてて、

「強い選手でろ!!」

と念じて、カードを引くわけです。
ここまでだけ聞くと、

「なーんだ。ただのトランプの『戦争』のバリエーションじゃん」

と思うでしょう?
まあ、キーパーをどこに出すかとか、心理作戦はあるけど、結局数が大きい、引きの強い方が勝ちじゃん。
でも、このゲームは、それだけでは終わらない「トレード」というおそろしい罠があるのです。

  •  トレードする。

このゲームのすごいところ。
1人の人を指名して、「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」を指定して、相手のカードを引いて、そのポジションの自分のカードと交換します。
申し込まれた側は、トレードを拒否できない上に、申し込む側が出すカードは申し込む側で決めることができます。
これによって、試合をして勝ったチームがあると、そして、そこに強いカードが集中していると、試合後ドラフトの申し込みが殺到します。
はっと気づくと、自分の主力選手が、全部、相手の弱い選手と入れ替わってしまっているという……お、おそろしい。
しかも、「キーパー」は、各チームに1人しかいませんから、絶対に1対1の交換になるのです。
そして、「キーパー」で最強の選手が、「スモー」なのです。

思わず、わたしは、「スモー」を見た瞬間に、言ってしまいました。

「キーパー、トレード(笑)」

はじめは、バラックさんが独走状態で3勝ぐらいされていたのですが、トレードされまくりで、弱体化されたり、試合を申し込んでもらえなかったりで、最終的には、みんな、なかなか僅差のいいゲームとなりました。

今回は、5人でやったのですが、もっと人数が多いと、「弱い」とばれたチームは、試合を申し込みまくられたりするそうです。
負けても、相手に勝利点がつくだけで、こっちには別に害はないんですけどね。

リプレイどおりの軽くて、ノリのいい楽しいゲームでした。
何回も、連続でするゲームではないですけどね。
たまにすると、楽しい。そんなゲームかな?

最強のキーパー「スモー」は、やっぱり、太っているから「相撲」なんでしょうか?

と、これで、1/3ほどです。
それでは、また次回。