エウレカセブン グラヴィティボーイズ&リフティングガール 2
メインのストーリーが、けっこう気持ちよく終了しちゃったからでしょうか。
1年以上、わたしのなかで置き去りにされていた番外編です。
今回は、アニメ版のあんなキャラや、こんなキャラも、チラチラと出てきます。
そして、やっぱり気持ちいい青春グラフィティでした。
女の子って、神秘だ(笑)
アニメ版は、とびとびでしか見ていないのですが、最終話近くは、けっこう見てました。
コーラリアンとは何なのかとかは、短い分、このマンガ版の方がよくまとまっている気がします。そして、ラストの結論も、わたしは、このマンガ版の方が好きだなぁ。
テレビ版は、なんかよくわからないハッピーエンドだったじゃないですか。ある意味、ちょっと投げ出された感じがあったのです。でも、マンガ版の方は、最期まで丁寧に、かききってくれた感じがします。
そして、読んで気づいたけど、「エヴァンゲリオン」の問いの1つの解答でもありますね。この物語は。
テレビ版に比べると、失ったものが多い主人公たちなのですが、それで得たものは、かなり確実な成長だったように思えます。
アネモネの笑顔。もどってきたトラパー。表紙のエウレカは、とても人間的です。
最終回近くの何話かをテレビで見ました。
で、このコミックのあたりは、ちょうどテレビで見ていないあたりです。
ただ、このマンガだけで、もろもろの設定が消化できるかというと、けっこう苦しそうな気が……。
とくに、スカブとコーラリアンの関係とかは、けっこう端折った感じになっています。
テレビを見てない部分も多いから判断できないけど、こんなもんなのかなぁ……。
ある意味、お約束の上になりたっている物語なので(あのラストは、仰け反りましたが)、これでいいという気もしますが。
でも、これだけでも作品としてなりたってほしいなぁという気持ちは強いです。