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鞄図書館2

日本編。
多分、震災で時空が乱れなければ、この人達日本に来れなかったのではないかと。もしくは、もっと後の最終巻近くに日本に来たのではないかと思います。

今、ここで失われたとしても、すべてのアーカイブがどこかにあるというのは、心安まることだなぁと思ったりしました。
それは、想像の中であったとしても。

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金魚屋古書店14

過去編。
マンガ少年総集編版の「地球へ…」ウチにあります。ねぇさんのだけれど。

「地球へ…」、「野球狂の詩」、「こいきな奴ら」。やっぱり、そのあたりのマンガが出てくるのが一番うれしい感じがしたりする。
これは、全部、マンガ好きだった従姉が読んでて、従姉から譲ってもらったラインナップで、まあ、今の自分の嗜好をかなり方向付けているよなぁと思います。

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金魚屋古書店13

図書館にマンガ、けっこう入ってるみたいですね。

マンガ、あってもいいけど、なくってもいいかなぁ……。
どのマンガを購入する買っていう線引きってけっこうできないと思うんですよねぇ。厳選するか、選ばずにドンドン入れるか。で、ドンドン入れると、どうしようもなくなってるのが目に見えてる。

厳選するとしたら、うーん、わたしの図書館には「夢の夢」は、入らないかなぁ。
「トーマの心臓」は、入る。でも、「ポーの一族」は、名作だけれど入らない気がします。
「空の色ににている」と「草迷宮・草空間」は、入るな。
白倉 由美は、なんか1冊入れたい。うーん、「贖いの聖者」かな。でも、これを入れると自分の基準がぶれている気もする。

「金魚屋古書店」のこの巻のお話の中で、「草迷宮・草空間」の本ばかりを集めている人の不思議な話があったけれど、そんな狂気と背中あわせなマンガなら、図書館にあってもいいかも……。

基準が自分でも良くわからないけれど。健全な基準でないのは、確かですな。

少年マンガは、入らないかも…。

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金魚屋古書店12

ただのうんちくマンガなのに、結構、構成とかにも凝ってて、マニア心をくすぐります。
まあ、だからといって、わたしはマメでないので、このお話はこのお話の続きとか、検証とかは全くしないんですけどね。

虐待については、乱暴な人だったけど、それでもいいところもあったとか、優しいところもあったとか、そういう単純な話でまとめられないんですけどね。
むしろ、小さないいところはあって当たり前で、それがかえって、隠れ蓑になったり、子どもが親からどうしても逃げられない理由になったり、親自身の自分への言い訳になったりすらします。
難しいとこに踏み込んできたと思いますが、頑張ってかききって欲しいです。マンガの神様、物語の神様が、どうやって、人を救っていくのか見てみたい。

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金魚屋古書店11

イケメン5ではなくて、彼がいいとこをもっていくのか~。結構、笑いました。そして、なっとく。

ちょっと前ぐらいから、話と話のつなぎ方が、絶妙になってきました。微妙な結びつきが各話同士にあって、楽しい。
ひとつひとつの物語としては、たいしたことはないのですが、このマンガ読んでみたいとか、懐かしい、と思わすことができたら、金魚屋古書店としては、成功なんだろうな思います。
そして、それは、結構、ハードルとして高いハードルなのではないかと思ったりします。
そのハードルをクリアした上で、もう1つ仕組みを作っていくという高度な感じが凄いなぁと。

鉄人28号の美しく、力強く、優しい立ち姿に感動しました。見に行ってみたいかも。