栗本薫,読書子ども,小学館,平井 和正,栗本 薫,神話,角川文庫,魔界水滸伝,P+D BOOKS合本版

魔界水滸伝11

魔界水滸伝、第1部完結。
多分、わたしが読んだのは、角川文庫版でここまで。あと外伝の「白銀の神話」を読んで、その後、止まっています。今回は、その次に進めそうです。

まあ、あの水滸伝の星の名前を読み上げていくシーンというのは、ものすごい印象的だったのでおぼえていたのですが、それがどうやって出てきたのかとかをすっかり忘れていて、この巻読むまで、そんなシーン、本当にあったのか、夢だったんじゃないかとちょっと思っていました。
そして、唐突に出てきて、やっぱりビックリした。

加賀が、役行者に、

「あれは、あなたが」

と聞いていますが、そういうのがなかったら、まあ、突然すぎだわなぁ。
これを、堂々とかけるというところが、栗本 薫の凄さだなぁと思います。普通、こんなんかけないよ。
多分、かけちゃうのは、栗本 薫と平井 和正ぐらいです。

さて、あいている名前3つは、だれでしょう。
1人は、雄介の子ども。1人は、涼の正体。いや、涼は敵にまわるのかなぁ。そして、あと1人が思いつかない。

藤田和日郎,読書クトゥルー,双亡亭壊すべし,小学館,少年サンデーコミックス,松本 零士,神話,藤田 和日郎

双亡亭壊すべし4

宇宙にいくという、松本 零士的な展開にビックリしました。
なんか、クトゥルー神話みたいな世界に行くのかと思っていたのですが、いやはや、しっかり藤田 和日郎です。

安彦良和,読書アリオン,マンガ,中公文庫,中公文庫コミック版,中央公論新社,子ども,安彦 良和,神話

アリオン4

「アリオン」、最終巻。
今になって読み返せば、安彦 良和は、やっぱりシナリオが甘いし、つっこみどころはいろいろあります。
でも、連載されていたあの時代、ものすごく新しく感じたことは確かです。

もちろん、絵の魅力もあったんだけれど、なんだろう少女マンガにしかなかった子どもだましではない物語を少年マンガで読ませてもらえた感じなのかも。

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ホームズ鬼譚 異次元の色彩 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ7

ホームズとクトゥルーです。
といえば、ニール・ゲイマンの傑作「翠色の習作」があるわけですが、山田 正紀の「宇宙からの色の研究」が、まさにそんな感じのお話でした。まあでも、雰囲気は、なんかもっとドタバタしています。ラストにいくほどドタバタしていて、えー、お話そっちに行くのという感じは否めない(笑)
日本人は、本当にクトゥルー神話に敬意より親しみを感じているのだなぁと……多分、褒め言葉。

北原 尚彦「バスカヴィル家の怪魔」は、うまい。こういうのをもっと読みたいです。

ゲームプックは、わたしには向かない(爆)

栗本薫,読書クトゥルー,マンガ,小学館,栗本 薫,永井 豪,神話,魔界水滸伝

魔界水滸伝3

2巻目はクトゥルー神話的シチュエーションでがんばっていたのに、3巻目はいきなり永井 豪のマンガになっとるという。
もう、体育会のシーンは、大笑いですよ。完全に、永井 豪の絵しか浮かんでこない。
いやでも、マンガをあれだけ文字で表現できるというのが、栗本 薫のおそろしいところです。

いや、この本は永井 豪のイラストはついていないし、しかも、アレクサに読んでもらっているのですが、それでも目の前に鮮明に永井 豪の絵が浮かんでくる。
加賀 四郎も、多一郎も好きです。