垣野内成美,平野俊弘,読書チャンピオンREDコミックス,吸血姫,吸血姫美夕,垣野内 成美,平野 俊弘,秋田書店,

吸血姫美夕 朔2

懐かしい顔も出てくるのね。
今までのお話と、どれぐらいクロスしていくのかなぁ。

繋がっていて欲しいというのが、マニア心なのですが、お話の完成度としては繋がっていない方が高くなる気がします。

垣野内成美,平野俊弘,読書チャンピオンREDコミックス,吸血姫,吸血姫美夕,垣野内 成美,平野 俊弘,秋田書店,

吸血姫美夕 朔1

これは、夕維に繋がっている美夕とは別の物語なのかなぁ。
わたしのなかでの垣野内 成美の「吸血姫」シリーズって、みんなどこかで繋がっているところが、魅力なんだけれど。

今のところ、美夕は本当に狂言回しみたいな立ち位置です。これで、ずっと進めていくのかな。
OVAって、こんな感じ?

樹なつみ,読書アフタヌーンKC,マンガ,ヴァムピール,吸血姫美夕,暁の息子,樹 なつみ,講談社

ヴァムピール1

樹 なつみの「暁の息子」以来の青年マンガ1です。

「暁の息子」は、プロローグで終わっている感じだったので、続きがよみたいなぁと思うのですが、今回の「ヴァムピール」は、全然、続きではありません。

吸血鬼ものです。このお話での吸血鬼は、死体にとりつく精神寄生虫みたいな感じ。そして、吸血鬼たちは、人のおぞましい負の感情を食べます。

負の感情を食われちゃった後は、人は、まともではいられないようです。そのあたり、ちょっと「吸血姫美夕」に似ている感じかな。
でも、こっちは、後味悪いドロドロしたお話です。

1話目の子、あんなに簡単に成仏するかなぁ。難しい気がします。

  1. 多分。 []

垣野内成美,平野俊貴,早見裕司,読書ガイバー,ホラー,ホラー コミックス スペシャル,ラー,吸血姫美夕,吸血姫美夕 小説版,垣野内 成美,平野 俊貴,早見 裕司,秋田書店

吸血姫美夕 小説版

小説版の美夕は、ハードカバーのやつが、京都が舞台で好きでした。
今回、それのソフトカバー版かなと思っていたのですが、全然、違いました。

早見 裕司は、昔、アニメージュ文庫で、小説版の「ガイバー」とか、「夏街道」とか書いていた人ですね。けっこう好きだった思い出があるのだが……今は、家にはないですねぇ。

わりと、自分の解釈で物語を自分の方に引き寄せて書いてしまう人です。
それが、ある意味、他の「美夕」のシリーズとは、違和感になっているかも。

でも、それなりに「うまい」小説で、けっこう読ませます。

どっちかというと、「西武新宿駅午前5時」みたいに、美夕から思いっきりひいて書いたものの方が、おもしろい感じです。

桂明日香,読書,Aniplex,Production I.Gきら,吸血姫,吸血姫美夕,桂 明日香,角川コミックス・エース,角川書店,Aniplex,BLOOD+,Production I.G

BLOOD+3

いよいよ、小夜の正体と過去があきらかに。

わりと、今までの吸血鬼ヒーローものって、本人の生い立ちについては、あんまり陰惨な感じをさせない路線が多かったと思うのですが、なかなかに、酷い過去です。

小夜とハジの関係とかは、これはもう、もろに「吸血姫美夕」あたりをどうしても、イメージしてしまうのですが。

しかし、サヤとディーヴァ。
多分、本質的な違いというのはなくて、育ち方が違っただけという感じなんでしょうね。
ましてや、ハジが、小夜にひと目ぼれしたのなら、もしディーヴァに先にあっていたら……とか思ってしまいます。

そのあたりのやり切れなさは、今までの吸血鬼ヒーローものとは、ちょっと違ったものになっています。

この物語が、この生すらも肯定して終われたとしたら、ものすごい名作になるかもしれません。

桂 明日香,Production I.G,Aniplex
角川書店
発売日 : 2006-08-26