更新雑記ヒカルの碁,

「ヒカルの碁」新章スタートは、あるのでしょうか?

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うれしいことに、ティ・タイムには間に合ったようで、「6ニムト!」のあとにティ・タイム。
ちょっとしたお菓子もバラックさんが用意してくださっていました。

わたしは、子どもたちと会話。
ちょうど持っていた「ヒカルの碁」のシールのたわいもない話をしました。

たしか、ヒカルと塔矢アキラと塔矢名人と差為のシールがありました。

「わたしは、進藤ヒカルが好きなん」

「ぼく、塔矢アキラが好き。強いから」

やっぱり、主人公とそのライバル強し。

「強いんやったら、塔矢の父ちゃんでも、いいやんか。差為も強いぞ」

「差為は好き」

「塔矢の父ちゃんは?」

「いやーー」

「もう、おじいちゃんやんかー」

やっぱり、年寄りは人気がないのか?
でも、おじいちゃんというほどの年ではないと思います。

「おっちゃんは、倉田さんが好きやなー」

「えー、変な人やのに」

怒られてしまいました。

「見てみ、塔矢アキラとか、2枚あるやろ。こういう、何枚も入ってあるシールは、価値が低い。
 きっと、倉田さんとか、桑原名人とかのカードは、レアカードに違いない」

桑原名人はともかく、倉田さんは違うと思います。
このおっちゃん、何を子どもに力説しているんでしょう(笑)

とまぁ、ここに、書く必要がないぐらいたわいのない会話でした。
「ヒカルの碁」の連載も終わってしまったことですし(泣)

でも、ティタイム楽しかったですよ。
「うつぼゲーム会」でもあるといいなぁ。場所的にも、人数的にもちょっと無理かな?
あ、でも、「うつぼ」の場合は、外でお昼食べるときが、ティタイムみたいになっていますね。

あ、今回、ボードゲームの話題がない。
えーと、い囲碁とか……。

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九路盤囲碁

「囲碁知ってる?」

と2年生の子に聞くと、

「知ってる」

ということで、九路盤の囲碁をしました。

囲碁は、黒石と白石を交互に打っていく陣取りゲームです。自分の色の石で囲ったところが陣地となります。
ルールも5つぐらいしかない、本当は簡単なゲームなのですが、奥が深くてそのせいで、今まで敬遠されていたところがあります。

今は、「ヒカルの碁」という素敵なマンガの影響で、だいぶん子どもたちのプレー人口が増えてきているようです。

本式の囲碁は、十九路盤というたてよこ19×19のまさに碁盤目の碁盤のうえで遊ぶのですが、それだと時間がかかりすぎというのと、状況が複合的になって複雑になるので、子どもがやるときや、練習でやるときは、十三路盤や九路盤のちょっと小さめの碁盤を使って遊びます。

九路盤だと、本当に囲碁のなかのワンシーンだけを切り出したという感じの遊び方ができます。

黒石が先手、白石が後手と決まっています。基本的に先手の方が有利なので、今回は、子どもの方が黒石です。

最初の1手目。盤上左上あたりに打ってきました。
けっこう囲碁打ち慣れてるなぁという感想と、九路盤で打つのはじめてかなという印象です。
碁盤の端の方に打ってくるのは、端の方が中央よりも、陣地を作りやすいからです。だから、この手は「攻められにくい陣地を作るぞ」という意識が見られます。
でもそれは、十三路盤や十九路盤など大きな碁盤、対戦する両者の陣地がいくつもできるような状況での打ち方です。
九路盤の場合は、相手の陣地と自分の陣地、ほぼ1つずつしかできないことが多いです。
九路盤を上から眺めて、大きく2つの陣地に分かれると考えます。そうすると、1番得なところは、実は盤上中央の星だということがわかると思います。
だから、九路盤の囲碁になれている子は、はじめにこの星に打ってくることが多いわけです。

「あー、そこにきたか。上手やけど九路盤で打つときは、こっちの方がいいんやで」

とわたしは、中央の星に置きます。

「ほら見てみ。1つずつ石置いただけやけど、おっちゃんは、こっから半分陣地にするぞというかんじやし、わたしは、この端っこのあたり陣地っていう感じになるやろう」

と言うと、神妙な顔をして聞いてくれています。

「まあでも、まだまだ、相手のところからとっていけるしな」

考えのあるしっかりとした打ちすじでした。
あんまりお互いの陣地を荒らさずという感じの碁で、やっぱり盤面を二分したような結果になりました。
中央をとった分だけ、辛うじてわたしが勝ったという感じで、最終的には、六目差ぐらいだったと思います。
うーん、我ながら将棋よりはマシな腕といったところです。
最初に、中央をとられていたら、どうなったかわかりませんねぇ。

囲碁をまともに打ったのなんて、20年以上ぶりです。
あまり、複雑な攻防のない九路盤ぐらいがおもしろいです。
また、やりたいですね。