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きのう、9月5日(土)に突然のお客様。
従兄が一家で、家に遊びに来ました。従兄、従兄の嫁さん、子どもたち3人の計5人で来ました。
なんか、近くに夕飯食べに来たとかで、1時間ぐらい時間潰して、また出ていくということでした。

えーと、夏休みに来た小学4年生とその一族です。
夏休み来たときは、小学4年生の子1人だけだったんです。
あのときは、2人で出来るゲームという制約がかかってて、苦労したわ。

「なんや、『アフリカ』のゲームしたんやて。りん1、ありがとうな」

と、従兄パパ。

「2人やったでなー。そうや、『彦根カロム』もやったでー」

「あー、あのおはじきのゲームやな」

その会話を聞いて、この前来ていた4年生が、ビックリしています。

「えー、とうちゃんも、『カロム』知ってるの?」

「ほらまあ、とうちゃんかて、滋賀県人やからな。彦根のカロムぐらいしってるわ」

「えー、ぼく、滋賀県人やのに、知らんかったー」

「それは、滋賀県人としては、恥ずかしいなー」

なんて、からかうと、

「でも、○○○○くんも、知らんもん」

いきなり、固有名詞が出てきていました。
きっと、クラスのかしこい子かなんかやと思います。オイオイ、通じない会話やなー。

お母さんと、中3のお姉ちゃんは、パルコに買い物に。
うーむ。わたしとゲームするよりも、お買い物の方が魅力的なお年頃になってきたのね。
おっちゃんは、さみしいよ(泣)

ということで、残った子どもたちとちょっと遊ぼう。
でも、ここで問題が!
この前は、来ることがわかっていたから、いろいろとゲームの用意をしていたのだけど、今回は、突然来たので、手元にゲームが無い。
えーと、車で1時間ほどの仕事場にゲームが置いてあるんですねぇ。

かろうじて、手元にあったゲームが、「トール」、「ハンカチ落とし」、「そっとおやすみ」の3つでした。

子どもは、4年生と中1。
うむ。まずは、渋く「トール」からいってみよう。

トール

「トール」は、箱がカッチョよくて、カードが渋くて、その上にルールがシンプルで遊びやすいという素敵なカードゲームです。
もう、箱とカードの絵だけでも、欲しくなってしまいますが、その上簡単で、おもしろいとなれば、もう買いですよ。
インスト、インスト。

「えーと、5種類の神様がいます。
 これ1番えらい神様のオーディン、これ雷の神様のソー2、これ嘘つきの神様のロキ、これ女神様のフレイヤ、これなんの神様かわからないフレイア」

いい加減な北欧神話の知識なので、信じないように(笑)
だいたい、「ニョルド」のことを「ロキ」と嘘を教えています。いえねぇ、説明しながら、なんかスペルが違うような気がするなぁと思っていたんですよ。
そうか、「ロキ」は、特殊カードの中にしか名前がないのか~。

この子たちは、寺の子なので、もうちょっとわかりやすい説明を(笑)

「ようするに、法然さんと親鸞さんと空海さんと最澄さんと日蓮さんみたいなもんや」

日本語版のキャラクター決定(爆)あ、女の子キャラがいないや。じゃあ、恵心僧都。

「神様には、お供え物をしなければなりません。お供え物を1つしたら、好きな神様のカードを1枚取ります」

と、供物カードを1枚出して、神様カードを1枚もらいます。

「それで、その人の番は終了。こうやって、どんどん、お供え物をしていって、どっかの神様の前にお供え物が6枚たまったらゲーム終了です」

「いきなり?」

「うん。6枚目置いて、その人がどれか神様カードを取った瞬間に終わり。
 ほんで、点数計算になります。
 神様の前におかれているお供え物の1番上のカードが、自分の持ってる神様カードの点数になります。
 点数計算は、ちょっと、かけ算が出来ないとくるしいぞー」

「大丈夫。大丈夫」

そら、小4と中1で、かけ算出来ないと、ちょっと問題やろう。

「ちょっと、お前には、難しいんとちゃうか」

ルール聞いてた、お父さんが、小4の子に言っています。

「まあまあ、やってみればわかるよ」

と言うことで、最初3人でプレー。
簡単です。
まぁ、最初は、キュッていう感じで、わたしが締めて終わっちゃったわけですけどね。
いい感じや~。
この前、これを「うつぼゲーム会」でプレーしたときは、たしか3人でやったんだけど、最初ぶっちぎりで勝ったら、後の2人に上手に組まれてしまって負けちゃったんですね。
今日は、勝てるで~。
初心者相手に、勝ちに行く気満々です。

ルール説明をしていたお父さんも、入りたそうな顔をしていたので(笑)入れてあげて、4人で遊びました。

「えーと、何回かやって合計点で勝ち負けを決めるんだけど、誰かが100点取ったら終わりということにしましょう」

まあ、このあたりは、だいたいで決めます。
ルールでは、人数ランド遊ぶとかいてありますが、その記述を見つけられなかったんですね。
いいジャン。

というわけで、ゲームスタートです。
第1回戦。

中1のお兄ちゃんと、お父さんと、わたしは、熟考タイプ。
それに対して、約1名、

「こんなん、運。運」

と小4の弟は言っております。
うーむ。こいつ、ボコボコにされそうですが、大丈夫か?

4人で遊ぶと、ラウンドの最初に2枚のカードが、裏向けでゲームから除外されています。
この除外されているカードは何かというのが、けっこうミソです。

「うーむ。むさ苦しい男ばっかりやから、女神様のカードを取っておこう」

おっさん、おっさん、坊主やろう。生臭坊主が、そんなことを言いながら、女神のカードを集めています。
なんか、昔、似たようなセリフをだれかが……血のつながりってこわいですねぇ。

生臭お父さんとわたしは、一点集中型で、神様カードを取っていきます。子どもは、2種類~3種類のカードを集めています。
供物カードは、割と小さい数からどの神様のものもまんべりなくプレイされています。

このゲーム、供物がまんべりなく置かれるということは、手札をほとんど使わないといけないということです。
そうすると、使うつもりがなくて、最後まで残っていたカードもおくはめに。

オイオイ!自分の供物で自分の神様の点数を低くしてしまったー(泣)

とかおこってきます。
5枚目がおかれてからが勝負のしどころ。
6枚目のカードを自分が持っていたら、けっこう自由にゲームを操れるのですが、そうでないときは、「自分の供物の点数をあげておくか?」、「人の供物の点数をさげておくか?」迷います。

今回は、自分の供物の点数をあげておこう。

と5点の供物をカードを独占した神様の前におきます。

「もう、ゲーム終われ。ゲーム終われ。」

祈っているのに、なんで、わたしのカードの上に0点を置く~。
小4の子が、最後の供物カードを6枚目においてゲーム終了。
しかも、この子が最後においたカードは、「5」。

点数計算。他の人がみんな30点前後なのに、りんだけ12点。
しかも、最後にカードをおいた小4の子は、神様カードオール5点のパーフェクト35点だったという……。

今回は、わたしは、全然ふるわずでした。

結局、お父さんが逆転1位。小4の子2位。中1の子3位。りん4位。

「うそやー。このゲーム、けっこう自信あったのにー」

「運。運」

小4の子が、言います。

「まあ、みんなが、ゲーム慣れてて、かっちり出したらりんの作戦通りにいったやろうけど、約一名、あんまり考えんと出しとるやつがいたかなぁ。
 そこで、全部、作戦が狂てくるわけや」

慰めとも、追い打ちとも、とれる言葉ですな、それは。

「さぁ、さっさと、もう1ゲームいこか」

  1. もちろん、本名を言ってるわけですが []
  2. あれだけ、ほめておきながら、未だにりんは、このゲームの題が「トール」だか「ソー」だかわかっていません []

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通販しました。
「プレイスペース広島」さんです。
いっぱい買ったよ~。届いたよ~。
ふっふっふっ。あのゲームも、拡張セットなしで買っちゃったのよ。お、重い。

お、「トール」と「にわとりのしっぽ」の日本語訳のルールがないぞ~~。
連絡せねば!!
と思ったら、あのゲームと一緒に梱包されておりました。よかった、よかった。

ということで、ゲームリスト更新です。

あ、3つほどは、「プロジェクトコア高槻店」で購入しました。

そして、通販記念ということで、

「プレイスペース広島」
http://www.ps-hiroshima.com/

リンク集に追加しました。

しかし、代引きで郵便屋さんが持ってきてくれたのですが、お金を払おうとしたら、

「お釣りない」

とか言われてしまいました。
をいをい。
こんなことがあると、「民営化されてしまえ」と思ってしまうわたしでした1

  1. この人がこうだから、郵便局で働く人はすべてそうだと断定してしまってはいけないことは理解しつつ……。 []

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指輪物語1 旅の仲間 上

おや、こんなにわかりやすい話だったか?
というのが、読んでるときの印象です。

以前読んだ文庫版は、今出ているものとは違って、全6巻で、やったらめったら字が小さいやつでした。
読んだのは、高校ぐらいのときか?
その時は、なんか、おもしろいけど、わかりにくい話やなぁと思っていました。

その頃は、野伏ってなんやろうとずっと思っておりました。
TRPGを遊ぶようになって、ある日突然、

「ああっ『野伏』って『レンジャー』のことなんや!」

と気がついたりしました。
今日、本屋さんで、あってるかどうか、原著を覗いてきました。フォーク・なんたら・レンジャーで、確かに、「レンジャー」のことのようでした。

まあ、他にも「馳夫」って何よ?
とか、いろいろあったわけですな。
映画では、「韋駄天」と訳されていたようでした。足が速いという意味か~~。

そして何よりも、以前これを読んだときは、「ホビットの冒険」を読んでいなかったんですねぇ。

別作品、読まなくても楽しめる……

なんて、書いてあったかどうかはわかりませんが、やっぱり、読んでないとそれ前提に物語が始まっているので苦しかったんだなぁ。
今回は、「ホビット」を読んだ後なので、理解できる部分が多い。

でも、「ホビット」は、「指輪」以上に色気のないお話です。
「指輪」は、それでも、ところどころそれでも印象的な女の人が出てくるのですが(特に「王の帰還」のあのシーンとかね)、「ホビット」に出てくる人ときたら、ホビット、ドワーフ、ドワーフ、ドワーフ、ドワーフ、……、魔法使い、ですからねぇ。
多分、あの頃読んでたら、途中で挫折していたと思います。

トールキンという人も、堀井雄二と同じように、あんまり物語とか、冒険のなかに「女の子」を入れたくない人なのかもしれませんねぇ。

神話的物語は、その傾向あるのかな?でも、パーネット・スワンとか、サトクリフを読んでいたり、ギリシア・ローマ神話読んでみたりする限りは、あんまり女の子が活躍しないという印象は受けないんですけどねぇ。

1巻に出てきた女の子って、ゴールドベリだけでは……。あの子、ストーリーには、なんも絡んでないし。いてもいなくても、一緒?

1巻終わって、まだ裂け谷に到着してないんやとか、いろいろ、読み返してびっくりです。

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この後、仕事終了して、食事の後、いきなり上司から電話。
なんか、家のコンピュータが挙動不審だという話。
かってに、カウントダウンしはじてめて、シャットダウンするとか。

電話ではらちがあかないということで、家まで拉致されました。

午後7時くらいから、次の日(つまり今日)の0時ぐらいまで、かかってなおしました。

原因は、きのうちまたでも大流行していた様子のウィルスでした。
MSBLASTとかいうワームです。

ウィルス対策ソフトは、もちろんのこと、Windows Updateも、したことがないというなさけない状況。
それは、ウィルスに感染しても、しかたないだろうとわたしとかは思うのですが……。

なんせ、ウィルスパスターをインストールしようにも、途中でシャットダウンしてしまうから、ちょっと大変。
なんとかだまして、インストールした瞬間、ファィアウォールが、外部に接続しようとしているこのプログラムを発見。
でも、コンピュータの持ち主の方は、自分が被害者だと思っていても、加害者であるということには想像もつかない様子。

駆除できて、Windows Update(もちろん、はじめてのアップデートなので爆裂に時間がかかるわけです)をかけて、というようなことをしているうちに12時。

人間、自分がいたい目にあわない限り、こういうウィルス対策はできんみたいですねぇ。
実際これが、今回みたいなワームではなくて、自分に実害のない(わかりにくい)ウィルスなら、放置されているんでしょうね。

でも、その度に、呼び出される人の身にもちょっとなろう。
おかげで、きのうは、サイトの更新ができませんでした。

あと、

「あの人、12時までも人の家に居着いて。常識ないのかしら」

とか、奥様に言われていたらいやだなぁ。まぁ、このあたりは被害妄想ですが。

ということで、みなさんも、ウィルス対策、日頃からしっかりとしましょう。

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リーチ

最後は、「リーチ」。
「ころぽっくるの家」で、買ってきた木のおもちゃです。
ゲームに使うものは、白黒のマスが交互にかかれた3×3のボード。
白いコマ、黒いコマ、3つずつ。
白いマスにいるコマは、黒いマスに動かせます。黒いマスにいるコマは、白いマスに動かせます。
相手のコマを邪魔して、自分のコマを3つ、縦、横、斜め、どれか3つを並べるだけのめちゃくちゃ簡単なゲームです。

作りも簡単ですので、紙とかですぐにこのゲームに必要なものが作れちゃう簡単さです。
でも、このゲームのおもしろさというか、気持ちよさは、木のボードに木のコマを打つときのカチンという音にあるとわたしは思っています。

1プレイ、だいたい1分ぐらいです。
またまた、小学校5年生の子を誘ってプレーしました。
1回目は、あっさりわたしの勝ち。
このゲーム、プレー時間が短いので、全然、負けても、疲れたり、落ち込んだりしないんですねぇ。
で、

「おっちゃん、もう、1回」

11回プレーして(それでも、全プレーにかかった時間15分ぐらいのものです)、勝率は、5対6。
わたしの負け越し。手数も少なそうに見えるのですが、けっこうパターンがあるようです。負けるのは、ほとんど見落としのせいです。

「このゲームは、ぼくの勝ちやな」

うっ。ま、負けず嫌い。「ガイスター」の復讐ですか?
まあ、負けず嫌いは、いいですよ。
あとで落ち込んでプレイしなくなっちゃわない限りは、どんどん強くなっていきます
からねぇ。

ということで、1月の「うつぼゲーム会」も、楽しく子どもたちと遊ぶことができました。
その他にも、女の子たちは、「ア・ラ・カルト」というお料理のゲームを楽しんでいました。
また、「トール」も遊びました。トールは、最後の最後で集めていた神様のカードの「1」にされてしまい、逆転負けをしていました。

うん。2月も楽しみです。
たくさんの子どもたちが、ボードゲームの楽しさを知ってくれたらと思います。